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昨日やっと読み終わりました。

ニンギョウがニンギョウ (講談社ノベルス)

西尾氏は非常に素晴らしい作家で、大抵は非常に良い作品を作ってくれます。これは戯言シリーズやりすかシリーズで証明されてるので間違いありません。
が、しかし、彼に限らず、講談社のメフィスト作家はたまにたがが外れて、徹頭徹尾意味不明、芯の底から心の底へ深の底まで真に至るまで、意味など存在しない作品を作っちゃいます。
今回の西尾氏はまさにそれ。ただ書くためだけに書かれた物語。起も承も転も結も、あらすじも意味も主張もない物語。正しく文章の羅列。
ええ、まぁ何が言いたいかと言うと、つまんねぇっ！
我が敬愛する坂入慎一氏のFのが比較も不可能なほど面白かったね。