Daily "wow"

たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

Theatre Of Strings

Theatre Of Strings

さぁ、今日が発売日ですね。昨日からずっと聞いてる。多分5周くらいでしょうか。どれもこれも有名曲ばかりのカバーアルバム。是非多くの人に聞いてもらいたいなぁ、などと思いながら、感想をば。

  • MY FAVORITE THINGS/松本孝弘(映画:サウンド・オブ・ミュージック
    • 2003年にJR東海のCMとして流れてたのがようやくCD化。原曲は無論、あの有名なサウンド・オブ・ミュージックから。映画にはあまり興味がない僕も、これは全部見たことがありますよってくらい有名。個人的にはSixteen Going on Seventeenの方が映画の中では好き。それはさておき、ある世代以降の日本人にはやっぱ、サビの後に「JR東海」ってフレーズが流れちゃうこの曲を松本さんらしく、哀愁が漂うな感じで演奏してますね。本当は「These are a few of my favorite things♪」ってな具合いの明るい感じの歌詞なんですけどね。松本さんが弾くと、京都かどっかへの郷愁が漂うのが不思議。
  • OVER THE RAINBOW/春畑道哉(映画:オズの魔法使い
    • オズの魔法使いのストーリーというのは実は僕は全く知らない。OVER THE RAINBOWだけは何故か知ってるんですけど・・・「Somewhere over the rainbow♪」に入る前のイントロ(以外でも流れてるからイントロじゃないか)にあたる部分が非常に印象的で好きです。気だるいような、それでいて不思議と力強い楽曲ですね。
  • NEW CINEMA PARADISE/大賀好修(映画:ニュー・シネマ・パラダイス
    • 似たような名前のバンドがビーイングにいましたね・・・あ、それは関係ないですか。これは曲だけが僕の頭の中にあったけど、曲名も全く知らなかった、という楽曲。原曲がどういうのか知らないのですが、非常にかっこいいメロディですね。凄く王道的な響きがする。これを選曲した大賀さんに感謝。
  • MOON RIVER/増崎孝司(映画:ティファニーで朝食を
    • これまた説明要らないような楽曲ですね。もう、皆さんご存知でしょう?演奏するは増崎さん。アコギでのアンプラグドな演奏が非常に心地よいです。ダイナミックな感じの前の曲から一転して、穏やかでムーディーな演奏・・・と思ってたら、後半で軽快な演奏に変わる二部構成のような演奏がニクい。
  • THE GODFATHER (Waltz〜Love Theme)/松本孝弘(映画:ゴッドファーザー
    • ボスに相応しい楽曲でしょうか(笑)頭の中ではグラサンをかけた松本さんが演奏しているイメージなんですがどうでしょうね(何が)?何ていったらいいのかなぁ・・・ロマンティシズム?みたいなものを感じる曲ですよね。Love Themeの部分の方が個人的には好みでしょうか。
  • ENTER THE DRAGON THEME/松本孝弘(映画:燃えよドラゴン
    • 明らかに一曲だけ浮いてるのですが、気にしないで下さると、きっと松本さんも喜ぶことでしょう。これは割とまんまって印象。DRAGON FROM THE WESTとかはきっとこの辺の流れを汲んでるんじゃないかな。この曲を聞いて思い出したのですが、松本さん、空手の方はもう完全にやめてしまったのでしょうか?途中のベースがとてもかっこよいです。演奏者は・・・徳永さんですか。よい仕事してます。
  • MERRY CHRISTMAS MR. LAWRENCE/春畑道哉(映画:戦場のメリークリスマス
    • 曲とタイトルが一致してなかった楽曲ですね。これで聞いて「あ、これがそうなんだ」と納得した楽曲。House Of Stringsの時に松本さんがやってもよかったような楽曲なのですが、いやはや素晴らしい。春畑さんのプレイというのは、稲葉さんのAKATSUKIのギターソロくらいしか知らないんだけど、アルバムの中盤を最高に盛り上げてくれてます。途中からハードになるんですが、そこが最高。あの入り方がですね・・・ええい、聞け!
  • MISSION IMPOSSIBLE THEME/増崎孝司(映画:ミッション:インポッシブル
    • MITは1も2も見ましたとも。今年のLIVE-GYMではソロコーナーで大田さんがやはりこの曲を弾いてましたね。ま、なんとも怪しげな雰囲気漂う楽曲なのですが、増崎さんのこのバージョンは怪しさにますます磨きがかかっていまして、リンプがやったようなスタイルとは真逆ですね。聞いてると、足を忍ばせ、きょろきょろ首を回したくなってきてしまいます。打ち込みながらパーカッション(?)の音が非常にいい味出してます。
  • TOP GUN ANTHEM/大賀好修(映画:トップ・ガン)
    • またしても、トム・クルーズ主演映画。こないだテレビでもやってましたよね。確かこの曲が流れるのはラストの方なんですが、、大空を翔るようなゆったりとしてダイナミックなメロディが印象的。この曲も途中からハードになるんですよ。そこで、ようやく「そういえば戦闘機の映画だったっけ」と思い出すのです。晴れた日に、飛行機の音と一緒に聞いてみたい曲NO.1。
  • SCARBOROUGH FAIR/CANTICLE/増崎孝司(映画:卒業)
    • 増崎さんはアコギが大好きなお方です。好きなだけでなく、非常にお上手なのです。タイトル見た時は「?」という感じだったのですが、そういえば聞き覚えがあるかもしれません、と3周目くらいに思い始めてきました。力の入った、中盤戦が終わって、一息といった感じの楽曲です。
  • EMMANUELLE THEME/春畑道哉(映画:エマニエル夫人)
    • 実は、僕この曲が一番好きなのです。というか、春畑さんの三つがTOP3かもしれません。選曲も演奏も素晴らしい。この曲も曲だけ知ってて、タイトルも何も知らなかったのですが、雑音の入り方といい、メロディといい、この女性の声の入り方といい、いや、好きだなぁ、こういうの。こういうアンニュイな感じの曲には凄く弱い。是非、皆に聞いてもらいたい曲ですね。春畑さん、いいよ、春畑さん。
  • WHEN YOU WISH UPON A STAR/大賀好修(映画:ピノキオ)
    • これは幼い頃に皆さん見ましたよね?キノピオじゃないですよ、ピノキオ。原曲は誰が歌ったんですっけ?頭ん中に女性が歌ってる記憶と、渋いおじさんの声が歌ってる記憶が二つあるのですが、まぁ、それは置いておきましょうか。いつも思うんですけど、子守唄っぽいですよね、この曲。星に願いをかけようと起きてたら寝ちゃいました、みたいなね。後ろの床を掃くような音が個人的に非常に気になって仕方がないのです。
  • THE MAGNIFICENT FOUR/松本孝弘春畑道哉大賀好修増崎孝司(オリジナル楽曲)
    • 荒野の四人という意味の唯一のオリジナル楽曲。松本さんにしては軽いノリの聞いてて楽しくなるような楽曲ですね。四人で談笑でもしながら弾いてるようなイメージのある曲です。どれが誰のプレイか全然分からないんですけどね。「これがこの人かな」と思いながら聞くのもまた一興でしょうか。