- アーティスト: Mr.Children
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2007/03/14
- メディア: CD
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ええと、どこからだ。もっとからですね。もっと。ミディアムなチューンで、
試聴時は微妙かななどと申していましたが、フルで聞くと中々良い。歌詞も曲
も内省的。桜井さんのトーンが余り変わらないから分からないけど、サビなん
かはかなり声を張り上げて歌っててキーが高い。シフクノオトっぽい曲ですね
。シフクノオトより音のイメージが明るい。歌詞の「どんな理不尽もコメディ
ーに見えてくるまで」という部分がとても良い。
サビから始まるやわらかい風が吹いたら。この曲、メロが極端に少ない。サビ
、Aメロ、サビみたいな感じ。タイトルの通り、非常に柔らかい印象。シフク
ノオトに空風の帰り道なんて曲があったけど、あれとは逆のイメージ。柔らか
いのは一緒なんだけど、こっちは春っぽくて向こうは秋っぽい。まぁ、ぶっち
ゃけた話、最初の「やわらかい風が吹いたら」の部分が命の曲。他は飾り。次
の曲に繋げるためにラストがやたら長い。
フェイク!アルバムの中では異色中の異色。それ故に、飛びぬけたイメージを
持つことになった。シングルより俄然良く聞こえる。聞いててこんなに良い曲だったかと耳を疑ったくらい。無感情のAメロから壊れる寸前のBメロ。Bメロから下に降りてくるようなサビが素晴らしい。サビは丸すぎるというのがシングル時の感想だったけど、このアルバムの中ではこれくらいが丁度良いのかも。ここで叫ばれても浮くだけだし。順番がいいですよね。「柔らかいアルバムだなー」でいきなりフェイク。アルバムの最後にシークレットで入れたら面白かったのに。最後に「全てはフェイク それすら…」とかだと意味深で。
ごめんなさい!ここまでで、またちょーっと時間がないので、また今度。