Daily "wow"

たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

B'z The Best "ULTRA Pleasure"

買ってきました。聞きました。見ました。何とも超楽しい=ULTRA Pleasureな時間でした。勢いに任せて軽く感想をば。ちなみに抽選はクリアファイルでした。割と良い物を貰った。

B'z The Best “Ultra Pleasure

B'z The Best “Ultra Pleasure"(2CD+DVD) CD+DVD

  • BAD COMMUNICATION -ULTRA Pleasure Style-
    • 皆が望んでいたBAD COMMUNICATIONの再録。ラジオっぽいエフェクトをかけられた女性の声で幕を開けるB'zの出世作。横浜バージョンなどと呼ばれるバンドを中心に据えたアレンジになるのかなと思ってたけど、割と原曲に忠実でした。ベースとドラム、ギターが絡み合う緊張感のある始まりも好きだけど、いきなりブラスが入る派手なのも聞きたかったな。一番は驚くほどおとなしい。ただ、20年間の経験を曲にぶつけた感じ。二番から、少しずつ原曲から離れ出す。まず、バッキング以外のギターが隙間なく入り出し、立体感のあるコーラスが曲を盛り上げる。間奏からのアレンジが最高。「Bad!Bad!Bad!」と叫ぶ稲葉さんに導かれて、イントロの派手なセクションが入り、「Oh!Yeah!」の掛け声で、原曲よりもドライブ感のギターソロが登場。原曲の伸びやかなソロはライブでも滅多に変えないので意外なアレンだった。ギターソロに乗せて、BLACK AND WHITEっぽい声を聞かせるパートとか鳥肌ものだぜ。そこからは今のB'zが縦横無尽に暴れまわる。サビでは思わずこぶしを振り上げながら、頭を振りたくなる。「BAD COMMUNICATION!」からシャウトに繋げて、ブレイクする瞬間とかもう素晴らしいの一言。
  • BE THERE
    • ここからは簡単に。初のTOP10ヒットシングル。音源が出るたびに音が良くなって曲の姿を変えていくのが本当に面白い。バブルが弾け切って疲れた頃の感じがする。時代を良い意味で感じる。
  • Easy Come, Easy Go!
    • この曲を聴くと、アコースティックギターを抱えた稲葉さんが思い浮かぶ。とても優しい表情をした一番から、不屈の根性を見せ出す二番以降への流れがとてもスムーズ。嫌なことがあった時に聞きたくなるのです。
  • LADY NAVIGATION
    • 異端だよねぇ、この曲。BURN-フメツノフェイス-と同じ化粧品のタイアップですが、昔はこんなに軽やかでした。この曲を最後にB'zはダンス系の打ち込みから少しずつ離れていきます。
  • ALONE
    • 劇的なイントロが印象的な正統派バラード。BUZZ!のALONEも名演でしたが、個人的に、CIRCLE OF ROCKツアーのアカペラが忘れられない。英語のコーラスやサビの歌詞がとても綺麗だと思う。それぞれの花って陳腐ながらも良い表現じゃないですか。
  • ZERO
    • 大分、今のB'zに近づいてきました。音は重たいし、歌詞も愚痴っぽいものなのに、どこかニクめない。そんなキャッチーなこの曲が大好きだ!!僕の中のB'z像はこの曲が基本かも。かつてはLIVE-GYMの定番ナンバーでしたが、最近はむしろレアな曲になってます。九月には久々に聞きたいものです。
  • いつかのメリークリスマス
    • 何を隠そう実はアルバム最多収録曲。シングルじゃないのにねぇ。冬にラジオでかかる隠れた名曲から、B'zの代表曲にまで昇格しました。この曲や歌詞に感じいった方には、ぜひミニアルバムFRIENDSを聞いてもらいたい。物語の中の一曲としての方が断然良い。PVで犬と戯れる稲葉さんが良い表情。
  • 愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない
    • B'z最大のヒットナンバー。ダンサンブルな音や打ち込みを少し取り戻し、ストリングスを絡ませたポップロック。ライブではあまりやりませんが、15周年でついに復活。BAD COMMUNICATION同様再録を聞きたい曲です。何気にギターソロは傑作だと思うですがどうでしょう。
  • 裸足の女神
    • 爽快なポップナンバー。ライブの締めの定番曲。5周年、10周年、15周年、どの節目の年のツアーでも歌われてきた楽曲。B'zの二人の姿以上に、一緒に参加した皆の歌声が頭に残る。最後の「NA NA NA…」をライブで歌ってる時がすごく楽しくて、稲葉さんが締めに歌い出すとちょっと悲しくなる、そんな曲。
  • ねがい
    • B'zは二人であるという原点に立ち返った楽曲。ギターとボーカルが絡み合う最後のパートがまさにそれを物語っている。歌詞も曲も本当に大好きな楽曲で何度も繰り返し聴きたくなる。癖が強いのに中毒性が高い。しかし、この曲はなんといってもPVでの、稲葉さんの蹴りだろうなぁ。あれは本当にかっこよかった。
  • love me, I love you
    • B'zらしいポップナンバーと評されがちだけど、実はここまでスマートなポップナンバーはシングルでは珍しい。何気にライブの定番曲。これもPVが傑作と名高い。ブートレッグでお酒を何度も飲み干す松本さんの嬉しそうな顔を思い出すなぁ。あと、CIRCLE OF ROCKツアーで一緒に歩きながら演奏してた二人とか。
  • LOVE PHANTOM
    • B'zの中でも最も衝撃的なナンバーの一つ。オペラティックなコーラスにダンサンブルなロックを華麗に取り込んだ作曲家松本孝弘に脱帽。ライブでの演出を念頭に置いた曲というだけあって、一曲で映画のような出来になっている。何度聞いても、イントロでの高揚を止められない。今回の収録で音がさらに良くなったのが嬉しすぎる。
  • ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜
    • ぬ〜べ〜のEDとして記憶する世代のお方は握手しましょう。シングルには珍しく友情をテーマとした男くさい楽曲。聞いてた当時はミエナイチカラ=鬼の手のイメージだったのですが。二段階のサビがある珍しい曲。
  • Calling
    • これもサビが二つ。冒頭と最後のサビの印象がとてつもなく強力だけど、中身はストレートなラブソングなのです。これもガラスの仮面というタイアップの印象が強いですね。あと、ブートレッグ収録のPV撮影で水に顔をしかめて、諦めてピアノを弾く松本さんとか、あっという間にバイオリンの先生になる松本さんとか。
  • さまよえる蒼い弾丸
    • シタールの強烈なイントロが、曲の加速感を生む。弾丸のような無鉄砲さを持ちながらも、さ迷い歩いてしまう未熟さ、すべてをひっくるめての蒼さがタイトルには込められてる。でも、ぱっと聞いてなんかかっこいいけど良く分からないタイトルですよね。二つ名みたい。最近のライブではスローなギターソロを聞かせてくれます。
  • HOME
    • いつの間にやら超人気楽曲と化した10年の節目を飾った楽曲。凝りに凝ったアレンジ、アコギとエレキを巧みに絡ませる構成、情けなくも優しい主人公がモチーフの歌詞。B'zのほとんどが詰まった楽曲で、僕が一番好きな曲でもある。8cmのシングル盤を千円札握りしめて買いに行き、何度も何度も繰り返し聴いた10年前を絶対に忘れないと思います。
  • ギリギリchop
    • 破天荒なタイトルと分かりやすいサビでチビっこ達の人気をつかんだわけですが、実はシングルの中では一、二を争うアグレッシブなナンバー。口笛に導かれて始まるギターソロや最後のシャウトの凄まじさといったら。ライブでELEVENツアーから手持ちの布を大きく振りまわすのが習慣になってます。このあたりからB'zはバンド意識を強めていきますね。
  • 今夜月の見える丘に
    • ビューティフルライフ主題歌。正統派バラードを聞かせるかと思いきや、マンドリンの奇妙なイントロや何とも不思議な語感のサビを擁した楽曲だった。稲葉さんもインタビューで言ってたけど、ギターソロに入る前のワンクッションが最高。なんだろうね、あの不思議な空気は。
  • juice
    • ultra soulと共にZEROをおさえて、ライブの定番曲にのし上がった楽曲、CDで聞けるのはこの曲の持つパワーの半分くらい。観客を問答無用で狂乱の渦へと叩き込むこの曲の本当の力を知りたい人はぜひライブへ!あれを知った後にはCDバージョンは物足りなさすぎます。
  • ultra soul
    • もはやB'zのテーマ曲となったナンバー。打ち込みへの回帰曲。シングルでは表に出てこなかった「Hi!」という合いの手が世間ではおおいに受けて、「ウルトラソウル!ハイッ!」のイメージが先行する形になった。Aメロとかは割と暗い歌詞なんだけどねぇ。この曲もライブで大いに成長したため、打ち込みのコンパクトさが物足りなく感じる。そんな方にはB'z - EP。
  • 熱き鼓動の果て
    • 一番、二番でテンポをガラリと変えるという斬新な曲。しかし、一番も二番も爽やかな印象に変わりはない。スポーティーなB'zをこれ以上なく前に押し出した曲。サビの後半部分の「離れてもこの胸に〜」のくだりが凄く好き。CM用に歌った短いバージョンや、BEAUTIFUL REEL.の楽屋裏でざっくりと歌うシーンが印象的。
  • IT'S SHOWTIME!!
    • 15周年を飾った、ライブのアンセム。シングルでは打ち込みのドラムだが、生のドラムの方が全然いける。美メロといってよいAメロやCメロに対して、火花が上がるような派手なサビが対照的。時に華麗に、時に豪快に魅せてくれるB'zのライブの象徴とも言えるかな。
  • BANZAI
    • とりあえず、楽しい楽曲。基本路線はultra soulと同じなのだけど、この曲の場合、明らかにバンザイパートに曲の重心がくるように狙ってる。合唱パートに重心が置かれれば、ライブで真価を発揮する楽曲になる。そんなわけで、この曲のライブでの楽しさは異常。カラリとした曲なので晴れた日に良く聞いてます。
  • 愛のバクダン
    • パンクっぽさを前に出したポップナンバー。ソロからB'z復帰の曲がこういう可愛らしい曲で驚いた記憶があります。これもライブで異常な盛り上がりを見せる曲かな。最初はノンタイアップだったので、ラジオにかじりついて流れるのを待つという懐かしい経験をした曲でもあります。
  • OCEAN
    • 海猿主題歌として書かれた、ベストの中でも際立ってストレートなバラード。海の風のようなさわやかなイントロの美しさと揺らめく海を思わせる最後のアカペラの雄大さが素晴らしい。ライブで未発表曲として聞けた時は最後のアカペラに感動しましたね。
  • 衝動
    • 聞き手を引き込む大きな渦のようなイントロに導かれて始まるスピーディーなナンバー。ポップな仕上がりになってはいるが、実は相当にパワフルな曲でMONSTER'S GARAGEツアーでは愛のバクダンとのコンボで客を完全燃焼させてた。
  • SPLASH!
    • 打ち込みっぽい音やダンサンブルさを取り戻しているのに、まったく初期のB'zを感じさせない。元気にキャッチーにという最近のB'zのイメージを打ち砕いた曲。PVはかっこよくもなかなか面白い作りだったなぁ。しかし、爽快な弾けるサマーソングというキャッチコピーは明らかに誇張。ねっとりデス。
  • 永遠の翼
    • OCEANと同じく正統派バラードですが、キラキラ輝くOCEANに対して、こちらは渋い艶を発しているような印象があります。Aメロの美しさは全楽曲中でもトップクラス。既定路線通りの曲調かと思いきや、劇的なCメロとギターソロに度肝を抜かれた曲でした。
  • SUPER LOVE SONG
    • 愛を超えた曲。愛情以上のつながりをテーマに据えたロックナンバー。闇を切り裂くようなギター、言葉を目一杯詰め込んだボーカル。割といつも通りのB'zのようで、実は違う。アレンジの妙がそれまでの曲とは違うB'z像を見せてくれる。この曲を聴くとHEY!HEY!HEY!の素晴らしい演奏を思い出しますね。
  • Pleasure 2008〜人生の快楽〜
    • B'zの永遠のテーマ曲。CDで再録されるのは10年ぶりですが、ライブではPleasure 2003がありました。まず、イントロに驚かされる。今までは鮮烈なイントロが耳に飛び込んでくるのに、今回はポロリとこぼれるようなギターの音から始まる。そこにいつも通りの音が重なる。稲葉さんのボーカルは力みすぎず、貫禄すら感じる。91年からB'zもどんどん進化したんだなと感じる。アイツは旅から帰り、動かなければ変わらないことを悟り、ついに本当に守りたいものを見つける。それでも、アイツの旅は終わらないんだろうなぁ。二番サビ後にシャウトはなく、「Ooooh」という落ち着いた声が聞こえる。最大の驚きは最後のサビ。今までは「I can't go back to you.Fuck me baby!!(もう君には戻れない)」と叫ばれてたコーラスが「Oh! Love me do now!!」にかわってる!17年の時を経て、ついに素直に「愛してくれ」と叫ぶようになった。ちなみに最後の演奏はライブ仕様。
  • 愛しい人よGood Night... [B'z LIVE-GYM Pleasure '92 “TIME”] (横浜アリーナ/1992.8.20)
    • どうも、ULTRA Treasureには入りそうもないシングル。実はB'z初のバラードシングルなんですけどね。大味な感じだったシングルバージョンとは異なり、増田さんのキーボードをメインに据えたショートバージョンになってます。僕自身、あまりこの曲を聴くことはないのだけど、こうしてライブ映像を見てみるとつい引っ張り出して聞きたくなる。これは名アレンジです。これをもっと前に出してれば、評価は大きく変わったろうに。ちなみに、TIMEツアーはSTAR FISHというとんでもないセットが組まれているのですが、これじゃ分からないですね。
  • もう一度キスしたかった [B'z LIVE-GYM '93 “RUN”] (国立代々木競技場 第一体育館/1993.6.17)
    • んー、基本的にBUZZ!と同じ感じ。この頃から最後に恋は水色をつけてたんですね。松本さんの真っ赤なスーツがとても目立ちますね。
  • おでかけしましょ [B'z LIVE-GYM '94 “THE 9TH BLUES -Part1-”] (横浜アリーナ/1994.7.1)
    • ハイテンションな長髪稲葉さんがこうして映像として売られるのは初めて。このはしゃっぎっぷり、半端ではない。小さなステージの上を飛んだり跳ねたり、寝転んだり、叫んだり、やりたい放題。だけど、こういうヤンチャな感じ、リアルタイムでみたかったなぁ。で、一緒にやんちゃになりたかった。
  • love me, I love you [B'z LIVE-GYM '96 “Spirit LOOSE”] (国立代々木競技場 第一体育館/1996.5.22)
    • 前のと続けて聞くと、稲葉さんの声が微妙に高くなったのが分かる。この頃から少しずつ高くなっていきました。love me, I love youは基本的に和やかな曲だけど、この年は前年のBUZZ!と差をつけるためかちょっとワイルドな印象ですね。シースルーを恥ずかしげもなく穿く稲葉さん。
  • BAD COMMUNICATION [B'z LIVE-GYM Pleasure '97 “FIREBALL”] (東京ドーム/1997.3.23)
    • 松本さんがジャカジャカと弾き出して、稲葉さんが押し殺したような声で歌う。これはまさしく000-18のスタイルを継承したもの!!と思いきや、いきなり派手なバージョンに切り替わった!かっこよすぎる!BAD COMMUNICATIONは音やアレンジだけで魅せる凄い曲だよね。こういったアレンジがULTRA Pleasure Styleとして結実するわけだ。
  • Calling [B'z LIVE-GYM '98 “SURVIVE”] (大阪城ホール/1998.6.2)
    • 代々木の追加公演で聞きました。オフマイクだったのだと今更知りました。だって、SURVIVE関連の映像って滅多にないんだもん。最後の狂ったように暴れる部分が好き。バラードなのにライブでもノリノリになれるなんて何ておいしい曲なのだろう。ちなみに、唯一増田さんが出てない映像です。
  • LOVE PHANTOM [B'z LIVE-GYM Pleasure 2000“juice”] (千葉マリンスタジアム/2000.8.9)
    • これが見れただけで幸せです。この場にいた人は皆そう思ってるんじゃないかな。改めて見ると凄まじい豪雨で自分がこの中にいたのが信じられない。稲妻が走ったことが有名だし、映像でもその瞬間が入ってるけど、あんま僕も覚えてないんですよね。とにかく必死だった。何に対して必死だったのか分からないけど、本当に皆必死だった。
  • GOLD [B'z LIVE-GYM 2001 “ELEVEN”] (西武ドーム/2001.7.15)
    • 増田さんのキーボードのイントロで始まる。何故かULTRA Treasureに収録されそうにない曲。FC投票では結構順位高かった気がするんですけどねぇ。ライブで膨れ上がった熱気(映像の前日に参加してましたが、西武ドームは本当に暑い!!)を冷ましてくれるような印象がありました。冷ますというより、ゆっくりと肌になじませてくれたというのが正解かも。
  • Don't Leave Me [B'z LIVE-GYM 2003 “BIG MACHINE”] (東京ドーム/2003.12.27)
    • 2003年は三つのツアーをしたせいか、二人とも少しやせて見える。稲葉さんはこの公演の前のMステをガラガラの喉で乗り切りました。この映像も割とギリギリのところで歌ってるのだけど、そのかすれた感じが曲に渋みを持たせてる。もちろん、松本さんのテンガロンハットも渋みを倍増させてくれます。最後の連続シャウトは圧巻。当時はあまりシャウトしなくなってた時期なだけに。
  • さまよえる蒼い弾丸 [B'z LIVE-GYM 2005 “CIRCLE OF ROCK”] (幕張メッセ・イベントホール/2005.7.7)
    • 円形ステージ!この日、この場にいましたねー。たぶん、前方の客席の近くにいるはずです。見えませんが。アリーナということでただ円形と言うだけのステージでしたが、メンバーがかわるがわるこちらに来てパフォーマンスするのは新鮮でした。