- アーティスト: Goose house
- 出版社/メーカー: SMR
- 発売日: 2014/11/19
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (3件) を見る
光るならは、彼らにとって二枚目のシングルとのこと。友人に勧められて聞いたみたのがきっかけなのだけど、これが凄く良い曲。シングル曲ということで、YouTubeでのカバーとは異なり、非常に派手な演奏なのだが、イントロのアコギからとにかく爽やかである。全編を通して聞こえてくるブラスの音がスピード感を増していて、思わず走りだしたくなるような出来である。総勢七名による癖のないボーカルも聞いていて、とにかく気持ちよい。
YouTubeには、この曲のアコースティックなバージョンがフルで公開されている。楽しく歌っている風景を眺めるのもよいのだが、持ち味である爽快感が失われているのが惜しいところ。Short Versionではあるが、シングルのPVの方が、曲の良さを知るのには良いかと思う。
カップリングには、この時期にあわせたかのようなバラード、冬のエピローグ。こちらはぽろぽろと零れるようなアコギが映える佳曲なのだが、光るならの後となると如何せん分が悪い。サビがアコースティックなアレンジよりも、打ち込みが似合いそうなメロディのせいもあるかもしれない。
supercellの1stを聞いたときに、こんなに涼やかなアルバムがあるのかと驚いたものだが、Goose houseはそれ以上である。supercellは随分と違う方向へと行ってしまったが、この涼やかさをGoose houseには是非とも保ってもらいたい。