Daily "wow"

たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

B'zのライブにおける新型コロナウイルス感染予防対策の撤廃

昨日、公式サイトにて「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」廃止に伴う「音楽コンサートにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」撤廃についてのご案内が出ました。

新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年、INABA/SALASや松本さんのソロツアーが開催中止となりました。B'zの二人の活動の軸は作品制作とライブ活動で占められていますが、その半分を新型コロナウイルスにもがれた形でした。

そこからのB'zの活動は新型コロナウイルスとの戦いとも言えます。

既出の映像作品を大胆にもYouTubeで全て公開したB'z LIVE-GYM -At Your Home-、メンバー含めてリモートで収録した「HOME」の公開、そして5日間毎日日替わり合計80曲演奏という意欲的な無観客ライブB'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-の開催でステイホーム下における音楽活動は一つのピークを迎えました。

一転して、2021年は新型コロナウイルス感染下でルールを遵守しての有観客ライブと久々の新曲リリースを実施。Mr.ChildrenGLAYとのコラボを実現したB'z presents UNITE #01を経て、年末には歓声なし着席を逆手に取る形でB'z presents LIVE FRIENDSを開催。同年には久々のミニアルバム「FRIENDSⅢ」をリリース。

そして昨年は3年ぶりとなる全国ツアー、B'z LIVE-GYM 2022 -Highway X-を開催。マスクあり歓声なしの制限はあるものの、ようやく本来のB'zらしいライブツアーを開催し、ツアー終盤ではこれまた3年ぶりとなるオリジナルアルバム「Highway X」をリリース。ツアー最終日を目前にして稲葉さんが新型コロナウイルス感染で公演が延期になるなどのハプニングを経てツアーを何とか完遂しました。

今年に入りPleasureツアーを前に稲葉さんがKoshi Inaba LIVE 2023 ~en3.5~を開催。ここではとうとう声出しが解禁。B'z関連のライブに歓声が戻って来たのはこの公演が初めてとなりました。ライブ開催にあわせて稲葉さんは久々に完全なソロ新曲「BANTAM」もリリース。

ざっと振り返っても、配信から始まって、かなり慎重に少しずつ通常のライブ開催に向けて歩んできたことが分かります。

来るB'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-ではついにマスクは任意、歓声は正式に解禁となります。2019年のWhole Lotta NEW LOVEツアー以来4年ぶりに通常のスタイルでのライブ開催です。5年ぶりかつ過去最大級のPleasureということで、人気の定番曲が並ぶことが予想されますが、掛け合いがあるような曲はそれだけで感慨深いものになりそうです。肝心のB'zとしての動きが過去のライブ映像を出す以外に見えてこないのがもったいないのですが・・・。