Daily "wow"

たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

Get Wild

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TM NETWORKのデビュー40周年を記念するトリビュートアルバム「TM NETWORK TRIBUTE ALBUM -40th CELEBRATION-」にB'zが参加し、「Get Wild」をカバーしています。「セクシャルバイオレット№1」と同様に「Get Wild」単曲での配信・ストリーミングサービスが行われています。

昭和歌謡曲のカバーについては、歌謡曲のクどい部分とB'zのねちっこいともいえる部分が共鳴していましたが、今回は毛色の違うカバー。都会的なアレンジと澄んだ声が特徴的な楽曲であり、いわば初期B'zの原型ともいえるTM NETWORKのカバーとなります。

原曲に倣って打ち込みをベースとしたアレンジになってはいますが、ドラムの音が大きめでベースは小さめなので原曲よりも無機質なリズム感が強調されています。このアレンジは中田ヤスタカさん。トリビュートならではのコラボレーションですね。YTや寺地さん、徳永さんのアレンジではないなあとは思ってましたが、意外。
イントロで高くハミングした後に入ってくるボーカルは完全に稲葉節。原曲で宇都宮さんが癖のない歌い方をしているのに対して、敢えて差別化を図るかのように稲葉さんの癖全開で歌を入れています。B'zに比べると低いキーで盛り上がる曲なので、ちょっと窮屈そうにも聞こえます。
松本さんはバッキングこそ控えめですが、それ以外はセルフオマージュといった感じでアーミングをきかせたギターをバリバリ聞かせてくれます。ソロも良いですがアウトロで出てくるギターを重ねてメロディを一緒に歌うパートがやたらとかっこいい。演奏に注力した分、松本さんの気合が伝わってきます。

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一方で稲葉さんのツアー以外の情報もようやく登場。
恐らくは来るアルバムリリースを前に日本テレビ系「with MUSIC」への出演が決定しました。音楽番組で歌うために出演するのは一体何年ぶりだろうというレベルです。B'z PARTYでは久々に観覧車を募集。日時の都合が合う方にとっては非常に貴重な機会になりそうです。ただし、放送日等は明かされていません。松本さんのリリースや情報解禁、「Get Wild」等の先行するニュースが多いので、稲葉さんの方は待ち行列に入ってるんだろうなと想像しています。