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たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

Tak Matsumoto -Here Comes the Bluesman-/その後のソロ関連の動き

松本さんのソロツアー「Tak Matsumoto -Here Comes the Bluesman-」が先日の豊中市立文化芸術センター大ホール公演で千秋楽を迎えました。
公演の模様はLeminoで配信されました。個人的には一度も途切れることなく配信をゆっくり楽しむことが出来ました。生憎アーカイブはないので、見返すことが出来ませんが。

セットリストは「Bluesman」を軸にしてはいますが、披露していない曲もかなり多くあります。Waltz in Blue」と並んでアルバムの中核をなす「月光かりの如く」や大賀さんがアレンジで入った「Good News」が入らないのは意外。豊中は19曲のフルセットですが、その他の公演は1時間強のゆったりした公演なのでそちらの雰囲気に選曲をあわせた結果かもしれません。

  • バンドの「#1090」の音色に導かれて松本さんが登場し、手を大きく広げて「帰ってきたで~!」と笑いながら公演がスタート。「EPIC MATCH ~ the match everyone wanted ~」から始まり、最新の配信曲である「BATTLEBOX」「GLORIOUS 70」は全て披露してくれました。
  • 「Wanna Go Home」は近年のお気に入りでしょうか。「Long Distance Call」が選曲されたのは意外の極み。90年代前半をバリバリに感じさせる楽曲ですが、バンドをメインに据えた落ち着いた演奏で現代風な楽曲に生まれ変わっていました。
  • 間違って「THE WINGS」を演奏しようとして止めるシーンは、生公演らしいハプニング。
  • 「THE HIT PARADEⅡ」についても言及し、何故か前作を「30年前」の作品と勘違い(言い間違い?)する松本さん。稲葉さん、TERUさん、新浜レオンさん、倉木麻衣さん、LiSAさんなど前作以上に垣根を超えたゲストの名前を挙げた後に、唯一のインストゥルメンタルであるという「あゝ青春」を披露。ドラマを知っている人はいるかと問いかけると、まばらに返事があり「昨日よりは多い」と笑いを取りつつ、ギターを始める前からカッコいいと思っていた曲であることを語る松本さんでした。
  • 「THE WINGS」と「Island of peace」はお気に入りなんでしょうか。割とよく演奏するイメージですが、後者なら「Lovely」を演奏して良かった気もします。
  • 「華」はかなりアレンジしており、原曲より少ない音で演奏していたように聞こえました。二胡のパートは完全に同期音源。だったら「月光かりの如く」でもよかったのでは・・・。
  • 「花火」と「Waltz in Blue」は貫禄の演奏。どちらも生演奏を聴いてみたい楽曲だったので、この機会を逃してしまったのは本当に残念。特に後者については、その他の代表曲に引けを取らない存在感なので、今後の演奏にも期待したいです。
  • Ups and Downs」は好きな楽曲なので演奏されて嬉しいですね。ここから雰囲気を変えて喧しく陽気な楽曲が最後まで続きます。「Ups and Downs」ではステージ前に浮世絵を映すホールにしては大掛かりな演出。メインフレーズは変えていませんが、この曲もかなりアレンジが施されていました。劇的な曲調と浮世絵のマッチングっぷりが凄い。
  • 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」は松本さんがカンペを見ながらボーカルを披露。最後に言うべき「アンタ あの娘に惚れてるね」のフレーズを早まって言ってしまって、「アンタ あの娘に惚れてるねじゃなくて何だっけ!?」と盛大にトチってしまうハプニング。苦笑しながら演奏を続けたのですが、最後はさらにアレンジを加えてパワフルになった演奏を聞かせてくれました。
  • 締めはもちろん「#1090 ~Million Dreams~」ですが、これまた最後の方でビックリするくらい弾きまくってました。あんなにグイグイ弾く松本さんも珍しいのでまた見たいと思うのですが、アーカイブがないので映像化待ちですね。
  • 最後は「GO FURTHER」が流れる中、松本さんが一人で残り感謝を伝えて「ほんまおおきに!」で一礼して終了。

01. EPIC MATCH ~ the match everyone wanted ~
02. Here Comes the Taxman
03. BATTLEBOX
04. Wanna Go Home
05. Long Distance Call
06. Island of peace
07. 花火
08. Tokyo Night
09. 俺たちの勲章テーマ
10. Rain Sound(Sensation)
11. Rainy Monday Blues ~ 茨の道
12. THE WINGS
13. 華
14. Waltz in Blue
15. Ups and Downs
16. GLORIOUS 70
17. BOOGIE WOOGIE AZB 10
Encore
18. 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ
19. #1090 ~Million Dreams~ ~[千夢一夜]

公式からは「またTMGのツアーで会いましょう」とのメッセージ。ちょうど、ツアータイトルやロゴが決まり、東京ガーデンシアターの抽選受付も開始しましたので、松本さんもここからはTMGモードですね。
ツアータイトルは「Still Dodging The Bullet(まだまだ弾を避け続けている)」と前ツアーのタイトルを引用。

takmatsumotogroup.com


また、「THE HIT PARADEⅡ」についても曲目と参加アーティストが発表されました。松本さんが言及したアーティスト以外だと、前回同様にビーイングの若手が招集されていますね。17曲の大ボリュームになった前作に比べると10曲とコンパクトな曲数。ほぼ女性ボーカルのみだった前作とは違い、稲葉さん以外の男性ボーカルの比率が増えていますね。曲目は有名と言えば有名ですが、かなり渋い選曲のように見えます。

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並行して、稲葉さんもソロツアーに向けた準備を活発化。
まずは観覧を募集していた日本テレビ系の音楽番組「with MUSIC」に6月1日に出演。
新曲として「NOW」と、日本テレビということか「羽」を披露。地上波のテレビに歌うために出演するのは一体いつ以来か思い出せません。既に番宣の映像なども出ていますね。

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その他、香川県国営讃岐まんのう公園で開催されるMONSTER baSH 2024というフェスに参加するとのこと。参加できるライブは何でもやるという稲葉さんの強い意思が伝わってきます。稲葉さんはシンプルなツアーかなと思ってましたが、どんどんライブの回数が増えていきますね。

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