Daily "wow"

たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

Koshi Inaba LIVE 2024 〜en-Zepp〜 Day3

ツアーが終わった直後ですが、本日も稲葉さんはTV出演(もちろん収録ですが)。前回と披露した曲は同じですが、「羽」はオリジナルバージョンを披露。「羽」も「NOW」もかなり調子のよいパフォーマンスで、久々にTV番組で特効を浴びる稲葉さんを見た気がします。
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それはさておき、en-ZeppのDay3に先週参加していましたので、簡単な覚書を残しておきます。

2020年にB'zが5ERASと称して無観客公演を行ったのが、このZepp Hanedaである。今回のen-Zeppだけではなく、TMGも今秋に本会場でライブすることが決まっており、関東のB'zファンにとって馴染み深い会場になりつつある。
天空橋駅からほぼ直結で会場には行くことが出来、周囲に飲食店等を兼ね備えているので、場所の割には便利な会場。Day3の日はありがたいことに気持ちよく晴れたので、開演まで会場の周りで待つ人が多数。公式HPにもある通り、隣接のタワーレコードでは簡単な展示会と「只者」予約によるポスタープレゼントを行っており、サイン付きポスターを求めた多くの客でにぎわっていた。待ち時間の間にも飛行機がどんどん上空を飛んでいき、羽田空港のすぐそばにいることを思い出させてくれる。
会場内だけではなく、会場周辺にも多くのロッカーが設置されており、最低限の荷物以外は預けておけるのも魅力(ただし、ロッカーとしてはかなり高額)。
会場1時間前くらいから整理番号のグループで集合がかけられるものの、呼び出しも完全に番号順なのであんまり早めに並ぶ必要は実はなかった。ドリンクを引き換えて会場内に入ると、その他の会場よりも大分多めに柵が設けられているのが分かる(5ERASではフロアも演出で使用する関係上、柵は取り外されていたため、映像で見ることは出来ない)。見る場所に拘らなければ柵にもたれてみる場所を確保できる。スタンディングは待ち時間も含めてそれなりに消費するので正直ありがたい。

01. Wonderland
開演はほぼオンタイム。事前に収録がされている旨のアナウンスがなされている。ステージ中央上部に本ツアーのイメージであるダイスが設置。開演と同時にダイスの表面の画像が複雑に入れ替わり、最終的には3日目を示す3の目が表示。
バンドメンバーが左手からぬるっと登場し、「Wonderland」を久々に披露。過去のライブでは繋ぎとして長めのイントロを追加していたが、今回は音源通りのイントロで登場。ソロキャリアの最初は重要なシングルだったが、その後リリースを重ねていくにつれて、シングルCDの表題曲としては演奏の機会が少ない楽曲となった。

02. I AM YOUR BABY
アコギとフィドルの絡みがムーディーな雰囲気を生み出す曲だが、昨年のen3.5同様にフィドルの代わりをDURANのギターが務めて、もう少しロックなイメージになった。図らずもシングル「Wonderland」収録曲が連続披露となった。「あなたの声だけがこの胸震わす」も出来れば披露してほしかったところ。

03. SAIHATE HOTEL
「Peace Of Mind」で初めて聞いた時には、呻き声から始まるちょっと暗い楽曲のイメージだったが、聞きこんでいくと情景描写に富んだ楽曲であることが分かる。出だしは不穏な響きなのにサビは意外とキャッチーな楽曲で、こうした路線はその後のソロ作品でもよく見られるようになる。enⅢ以来の演奏なので、間にはen-ballとen3.5しか挟んでいないのだが、物凄く昔に聞いたような感覚(10年以上前なので当たり前だが)。

04. マイミライ
これはお気に入りの曲らしく、INABA/SALAS含めたソロ活動でかなり頻繁に演奏される。DURANのギターに乗せて気ままな感じで稲葉が歌いだすのだが、気持ちよく歌っているのがこちらにも伝わってくる。提供曲のセルフカバーなのだが、若い女性ボーカルによくこんな渋い楽曲を提供したなとふと思う。「どういうこっちゃ!?」を合唱するのが楽しい。

05. BANTAM
徳永のベースの煽りからスタート。稲葉浩志という人間を曲に閉じ込めたようなストイックさとワイルドさが同居した楽曲で、en3.5もそうだけど盛り上がり方が凄い。リリース直後であり、声出しがまだ完全には解禁されていなかったen3.5とは異なり、ライブハウス特有の熱気で追っかけコーラスを観客が思いっきり歌うのが大きな違い。

06. 波
en3.5とほぼ同じアレンジでの披露。大サビ前のボーカルのエフェクトもen3.5同様に音源を再現。「もっと奥へ」の声とともに陽気なバンド演奏に切り替わるのだが、もう少し曲の余韻を楽しみたかったようにも思う。

07. 遠くまで
少し長めのピアノのソロからボーカルがいきなり入り曲へ。ソロツアーで外されたことのないシングル1作目だが、それ故に毎回演奏や歌い方に工夫を凝らしている。今回は序盤は囁くような優しい声色で歌い、次第に伸びやかな声へ。曲終わりのシャウトは気持ち多めで、最後はアカペラでロングトーンを披露。

08. 横恋慕
冒頭にギターの音色でFURANが遊び倒し、明治チョコレートのCMのフレーズを観客に歌わせるシーンがあった。個人的には「Peace Of Mind」において、「Tamayura」と並んで中核をなす楽曲でラテン系のノリとも和風なノリとも取れるギターの音色に色っぽい歌が乗っかる。サビ終わりでファルセットを活用するボーカルも聞きどころかなと思う。珍しいので。

09. あの命この命
これも基本的にはen3.5と同じで、稲葉のアコギから始まり徳永がチェロを弾くというちょっとレアな絵。曲に力が入っていくにつれて、バンドの演奏が加わっていき、最後は原曲よりもかなりドラマチックな演奏に。

10. ハズムセカイ
ギターのザクザクした演奏に乗せて歌いだしたのは徳永で「When the night has come~♪」と「Stand by me」を披露。サビでは笑いながら稲葉さんが少しだけ参加。観客ももちろん笑顔で参加。和やかなムードのまま、「ハズムセカイ」に突入。終始楽し気な演奏で気が緩んだのか、最後のフレーズで止めるべき演奏をワンフレーズ前で止めかけるハプニングで、前方で歌ってた稲葉さんも思わずバンドを振り返る。それでも、歌は止めずバンドも演奏を切り戻して最後まで持っていく辺りは流石にプロ。

11. 正面衝突
これも徳永のベースの煽りからスタート。ド定番曲だが、他のDay1、2では外されていた楽曲。稲葉は見事なブルースハープを冒頭で披露。ライブハウスにおけるこの曲の盛り上がりは凄まじいものがあり、バンドの音を凌ぐような勢いで観客が声を上げ手を振り体を躍らせる様は、観客側から見ていても壮観。

12. Starchaser
一番新しい曲という紹介でスタート。キーボードの荘厳なイントロで始まるキャッチーな楽曲で、星空を模した照明が場内を照らす(本公演での数少ない演出)。生憎この壮大なイントロは音源には収録されなかった。非常にメロディアスな楽曲ではあるが、聞き入るべきか手などを振って音楽に乗るべきか悩ましいところであり、実際観客の反応もややまちまち。

13. Stray Hearts
間髪入れずに特徴的なギターのイントロで歓声。キャッチーな曲調という意味では Starchaserと同じだけど、ドラマ主題歌であることに加えて、THE FIRST TAKEでの披露等もあり認知力抜群な一曲ということで、観客の盛り上がりには明らかな差があった。間奏のコーラスも大合唱。

14. Seno de Revolution
まだ声が出るかいという煽りから始まった楽曲。ソロライブの定番曲というイメージもないのだけど、「志庵」の中では比較的重宝されている楽曲のように感じる。サビの頭をもちろん合唱するのだが、タイミングを誤ると大変恥ずかしいので、何となく慎重に聞きながらタイミングを図った。

15. CHAIN
イントロ含めて大幅なアレンジがされていたため、最初は何が演奏されているのか分からなかった。全く演奏されない「Not Too Late」とは裏腹にソロの定番曲。曲のノリも含めてB'zに近しい楽曲で、バンドのノリも少しB'zっぽくなる。

16. 羽
もはや代表曲と言える立ち位置。イントロはアコースティックスタイルではないが、やっぱり音源通りのイントロが一番高揚感を掻き立てる。観客もこれでもか盛り上がりを体で表現できるのがライブハウスの良いところ。途中で銀テープが1階真ん中あたりまで飛び、キャッチした人はそれを振りながら演奏に乗っていた。ちなみに銀テープはen-Zeppではなく、enⅣのロゴが刻まれたenⅣ仕様。

17. Okay
ギターの音をかなり強調したアレンジとなり、序盤は稲葉が音程をとりづらいような表情を見せていた。いつの間にかすっかりラストが似合う感動的な楽曲に成長した。マイクスタンドを観客に突き出すパフォーマンスをすることが多いが、ライブハウスの距離間では不要と考えたのか観客の前で手を広げて「Okay」の声を集めていた。

アンコール
18. 透明人間
スタンディングであるということを考慮して、割とあっさりとアンコールに登場。歓声に包まれて披露したのは、「Peace Of Mind」の中でも人気が高い「透明人間」である。enⅡでの椅子を用いた見事な演出と歌唱が記憶に焼き付いている。もちろんそのような演出はなく、マイクスタンドを用いた演奏だったが、久々に聞く「透明人間」は圧巻。割と「只者」に近い作風の楽曲だとは思うが、熱量を帯びていくのに悪寒はそのままという一種の気味の悪さを感じさせるアレンジは当時だけのものだと思う。

19. NOW
最後は稲葉浩志の「今」を歌う楽曲として、「NOW」が登場。en3.5同様にイントロは長めに取り、ピアノとギターが聞き手の期待を煽るような音を奏でるスタイルで、やはりアレンジとしてはこちらの方が音源よりもしっくりくるように感じる。2番終わった後の「濁流となる」のフレーズを思いっきり叫ぶのが一番の聞き所で、その日一番の声が響いたと思う。最後のアカペラ―パートの後に、ラストらしく皆でジャカジャカかき鳴らして終了。最後はバンドが肩を組んでお辞儀して、バンドメンバーが握手を交わしながら退場。en3.5同様に未発表の「ビュティフルソルジャー」が流れる中、稲葉から改めて会場へ感謝を告げてライブは閉幕。

色々と仄めかされていたものの、蓋を開けてみると「マグマ」から「只者」までのアルバムを6日間に割振り、日替わりを大幅に取り入れるという大胆なセットリスト。5ERASのような全曲入替ではないが、9日間で6公演を駆け抜けるという短期間のツアーにも関わらずこれだけの曲数をこなすのは驚異的。バンドメンバーを気心知れた面子で固めたからこそのセットリストだろう。1週間後にはenⅣが控えているわけだが、これだけやってしまうとenⅣでの選曲にも悩むのではなかろうか。

元々リリース時にツアーを行っていない「マグマ」「志庵」にどうしても珍しい曲が固まってしまうため、人によっては好みによる不公平感を感じたかもしれない(「冷血」「灼熱の人」「炎」なんかは自分も聞きたかった)。ただ、全公演に収録用のカメラはあったので、何らかの形で日替わり曲を何らかの媒体で見る機会があるのではないかと期待している。

参加したDay3は「Peace Of Mind」を主軸にした公演なのだが、昨年実施したen3.5も割と「Peace Of Mind」選曲が多めだったため、被りも多くなってしまったのはやや残念なポイント。「水平線」あたりは出来ればセットリストに加えてほしかったなというのが正直なところ。ライブハウスにおける「正面衝突」のパワーを感じ取ることが出来たり、「Wonderland」「SAIHATE HOTEL」「横恋慕」「透明人間」といった「Peace Of Mind」の中核をなす楽曲を改めて聞くことが出来たのは大きな収穫。

ブルーライト・ヨコハマ featuring 倉木麻衣

6月8日放送のフジテレビ「MUSIC FAIR」で倉木麻衣さんと披露した「ブルーライト・ヨコハマ」を先行リリース。なお、肝心の「THE HIT PARADEⅡ」は以前リリース日が未定。
1968年、いしだあゆみさんの大ヒット曲で原曲の表記は「ブルー・ライト・ヨコハマ」です。「THE HIT PARADEⅡ」に収録される楽曲の中でも一等古い楽曲で、冒頭のフレーズから昭和にいざなわれる。倉木さんの歌唱はかなり原曲に寄せているものの、昭和独特の雰囲気はなくやっぱりどこか現代的。自然に入ってくるのでわかりづらいが、原曲にギターのパートはなく、オリジナルにあるメロディを巧みになぞることで松本色を出している。とは言え、全体的にかなりオリジナルに近い作風となっている。
なんとなく暗い楽曲のように聞こえるが、実際には二人だけの世界を描いた楽曲である。

只者

前作「Singing Bird」以来、10年ぶりとなるソロアルバムが昨日0時より先行配信開始。先週から始まり、本日駆け抜けるように閉幕したen-Zeppツアーは大方の予想どおり、過去のソロ作品を日ごとに振り返り、曲目の半数近くが入れ替わるという大胆なツアーだったのですが、6日目は「只者」をフィーチャーすべく、先行配信が行われたようです。
Singing Bird」や「羽」でかなり作曲家としても円熟味を見せていたソロ作品ですが、「只者」では先行配信曲、タイアップ曲を筆頭にその路線をさらに推し進めた曲と、歌詞に合わせて作風を後退させたような曲が混在する12曲となりました。「マグマ」の独特な作風にはもちろんなりませんが、個人的には「志庵」の路線に近しいものを感じました。ただ、歌詞の作風は内省的なものがぐっと増えて、それに伴い稲葉さんのソロの特徴でもある字余りな楽曲も増えています。
まもなく開催されるenⅣには十分に時間がありますが、1日かけて聴いた印象のメモはざっと以下の通りです。

ブラックホール
少しくぐもったアカペラから始まる1曲目。続くリフ~Aメロまでは暗めの「Saturday」のようなイメージ。歌詞は暗いというより自分への評価が非常に厳しい楽曲。特に二番の歌詞は歌詞だけ読むと中々に刺さるものがある。ほとんど声を張り上げないローテンションな楽曲だが、最後の「うずき出すこころ」というフレーズで、楽曲が大いに加速し始める。絞り出すような「Oh yeah」の声色が力強くどこか懐かしい。

Starchaser
TCK(東京シティ競馬)2024年度CMイメージソング。本日閉幕したen-Zeppでは「一番新しい曲」としてサム・ポマンティによる壮大なシンセのイントロが付与されて披露された。ブラックホールから星へのつながりが意識的かどうかは分からないが、夜の澄んだ空気を切り取ったようなイントロから、歌詞の通り自分への静かな問いかけへ。擬音を躊躇いもなく使ったサビの爽快さはソロ作品の中でも随一。夢見る若い人の楽曲ではなく、老いてもまだ走れるだろうと自らを鼓舞する楽曲で、「僕はまだ星追う者のひとり」というフレーズに全てが詰まっている。最後のサビで聞こえてくる英語のコーラスが風を切るようで気持ち良い。

Stray Hearts
フジテレビ系木曜22時ドラマ「あなたがしてくれなくても」主題歌。en-Zeppでは既に代表曲のような貫録を持っている楽曲。やはりドラマ主題歌であること言うこととTHE FIRST TAKEでの披露が大きい。印象的なギターのイントロから、間奏のコーラスまで思った以上にライブ映えする楽曲で、Zepp Hanedaを沸かせていた。

我が魂の羅針
スマートフォン向けゲーム『アスタータタリクス』エンディングテーマ。ドラムにはMr.ChildrenのJENが参加。「水路」「この手をとって走り出して」「水平線」といったバラードの傑作を生んできた稲葉ソロ作品の新たなバラード。ファンタジーの要素と得意のバラードが見事にマッチングした楽曲。ピアノとアコギ、そして印象的なコーラスが日常から意識を切り離してくれる。どちらかといえば日常的な言葉を織り交ぜがちなソロ作品だが、本曲ではそうしたことはせず、戦いの後の余韻を幻想的に描くことに徹している。少し細かい点だが二番の「歩いてゆく」の感情の込め方が本当に素晴らしい。また、最後のサビが終わった後の旅の終わりを惜しむようなパートがグッとくる。

VIVA!
シアン展で公開されていた歌詞との関連性が意外にもなかった楽曲。タイトルだけが生き残ったパターンかもしれない。陽気そうなタイトルにふさわしく歌詞も明るそうに見えるのだが、聞こえてくるのは渋い歌謡曲チックなメロディ。そうなると何だかちょっと気障な感じの歌詞に見えてくるから不思議だ。「いつだって今日の日が最後だと思って」のフレーズにAin't No MagicツアーのMCを思い出す。演奏自体はロックなのに、最後の「トゥルトゥルトゥトゥ」のコーラスまで含めなぜか昭和の匂いがする楽曲。

NOW
Reebok「INSTAPUMP FURY 94 MAGMA」CMソング。先のen-Zeppでもピアノとギターを用いた長いイントロのバージョンが披露されたが、音源は至極あっさり。「BANTAM」と共にアルバムのとっかかりとして制作された楽曲であり、共に蔦谷好位置によるプロデュース。常にどことなく泥臭さのようなものを感じさせる稲葉ソロ作品に対して、モダンなアレンジで新風を吹き込んでいる。本曲は通常のバンドアレンジでも十分に映える楽曲だと思うが、間奏のブラス音などに見られる少し空間を意識した音作りが現代的であり、シリアスになりすぎていないのでReebokというタイアップにも結果的によくあっている。

空夢
何だか夏を感じさせる涼やかなピアノの音色から始まって、「Boku No Yume Wa」のような残響強めのボーカルが響いてくる。陶酔感に浸れる夢から目が覚めてしまった後の何とも言えない虚しさを訴えかけてくる楽曲で、言葉が足りないことを表すような字余り気味のメロと、メロディアスなのに嘆きの念だけが伝わってくるサビの対比が印象的。「ブラックホール」と並んで、アルバムのイメージを決定づけている楽曲。歌詞とは裏腹にストリングスの風の音のような見事なアレンジや間奏での呻き声のようなシャウトが聴き所。ボーカルの熱を受け継いで歌うアウトロのギターも素晴らしい。元々は2012年ごろに作れらた楽曲だという。

Chateau Blanc
ドラムのリズムにピアノのスリリングなリフが絡むオールドスタイルのロックナンバー。冒頭から癖のあるボーカルも耳を引く。Chateau Blanc(シャトーブラン)は白いお城を意味し、実は本曲こそシアン展のコトバノカケラで綴られた歌詞の一部が曲となっている。小高い丘の上のお城の出来事を描いた欠片は分解され、現実から切り離されたと勘違いするくらいに情熱的な恋人の歌詞に生まれ変わった。もっともピアノのリフのせいか、どことなく不健全な響きもある。それにしても、「I don't care...We don't care」のコーラスに導かれて歌われる最後のサビの「ダイブ」の声の力強いことといったらない。

シャッター
タイトルのせいもあって前作に収録された「photograph」を思い出させる楽曲。作風もアルバムの中では前作寄りに感じる一曲。学校の前で記念撮影をしている母子がおり、母が娘の髪を直しているシーンを見かけたのをモチーフに描かれた楽曲で、何だか桜が咲いてそうな和風のイントロに、娘からの視点で歌詞が紡がれる。旅立ちの心持と感謝の気持ちを綴った素直な楽曲なのだが、サビではアカペラとファルセットを効果的に使って、曲をドラマチックなものにしている。「せっかくの前髪を」「仕方ない苦笑い」の歌い方は少しくどいのかもしれないけど、ものすごく好きな歌い方。

BANTAM
昨年、本作から唐突にソロ活動が始まった。「NOW」と同様に蔦谷好位置プロデュースの本曲、ボーカリストとしての稲葉浩志という人間の体をそのまま楽曲に押し込めたような楽曲でしなやかさと爆発力を秘めている。en-Zeppにおいても、ライブハウスのボルテージを最初のベース音だけでぶち上げており、アリーナツアーでさらにどのように化けるのかが楽しみな楽曲。

気分はI am All Yours
何だかちょっとふざけたようなタイトルとは裏腹に、非常に端正なロックナンバー。韻を踏んで流れていくようなサビの雰囲気がどこか90年代っぽさも感じる楽曲。間奏では「wow wow」というサンバっぽいノリに移るが「hey!」の掛け声で、ノスタルジーを感じさせるギターソロが登場する。シンプルなサビのフレーズの合間を縫って、何気ない動作を切り取った描写が出てくるのが面白い。「それもまたよき」というフレーズも何だか可愛らしく感じる。

cocoa
2010年に登場してから実に14年の時がたってようやく音源化された楽曲。元々は2004年にできた曲とのことで、「Peace Of Mind」の頃の楽曲。どことなく社会情勢の不安を訴えかける歌詞や初期ソロ作品のイメージなのも納得。アレンジは全く変えてないようだが、ボーカルは完全に録り直し。冒頭で息を吸い込んで低い声で「yeah」と言ってたのが、そのまま吐いているおで、分かりやすい。聞き返してみれば分かるが、やはり歌も歌い方も2010年当時とは大分に違う。自分に対するもどかしさを歌っている楽曲が多いその他の曲に対して、どことなく世間に対して冷めた目線を投げかけながら、相手に対する感情だけが本物と捉えている本曲はやはり他の曲とは一線を画す。よくできた映画のエンドロールのような楽曲で、色々言いたいことはココアの湯気とともに消えて、聞き手を日常にそっと戻すような役割をはたしている。

NOW/INSTAPUMP FURY 94 MAGMA<BLACK / ORANGE>&<WHITE / RED>

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稲葉浩志自身も普段から愛用しているスポーツカルチャーブランド「Reebok」の代表的アイコンプロダクトであるインスタポンプフューリーの30周年を記念したスペシャルコラボレーション『INSTAPUMP FURY 94 MAGMA<BLACK / ORANGE>&<WHITE / RED>』の販売が決定!
そして、ソロとしてCM初出演となる稲葉浩志が「INSTAPUMP FURY 94 MAGMA」を着用して登場する本CMソングには、6月26日発売のニューアルバム「只者」収録の「NOW」が起用されることも決定!6月1日より「NOW」の主要音楽ダウンロード&ストリーミングサービスにて配信が開始となります!

さらに、5月30日~約2週間の期間限定で、渋谷109の壁面巨大広告も展開中です。

また、下記Reebok店舗にて、今回のビジュアルを使用した直筆サイン入りオリジナルパネルを、5月31日(金)正午より展示いたします(終了日は未定です)。

・渋谷店
・原宿店
・立川店
・横浜店
・名古屋店
・EXPOCITY店(大阪)
HEP FIVE店(大阪)
・心斎橋店
・博多店

※店舗により、掲載期間は異なりますので、予めご了承ください。また直筆サイン入りオリジナルパネルの写真撮影はご遠慮ください。

Reebok YouTubeチャンネルでWeb CMを、B'z YouTubeチャンネルでは、「INSTAPUMP FURY 94 MAGMA」の制作過程からCM撮影までのメイキングを公開中ですので、こちらもぜひチェックしてください!

5月30日(木)に突然YouTubeに制作動画が上がったかと思うと、31日(金)に一気に情報が出てきました。
「只者」より、「NOW」が先行配信開始するだけではなく、インスタポンプフューリーとのコラボモデルの発売、CM出演までしています。また渋谷109にも巨大な広告が展開されています。公開された動画上で稲葉さんが自分でも見に行きたいと言っていますが、その公約を果たす形で自撮りの写真をSNSにアップしています。隠密行動が得意ですね。
稲葉さんのモデルですが、通常の『INSTAPUMP FURY 94 MAGMA<BLACK / ORANGE>』は予約多数により、Reebokでの受付を6月2日時点で締め切っています。『INSTAPUMP FURY 94 MAGMA<WHITE / RED>』は本日B'z PARTY限定で予約受付となり、これも完売しています。それなりに数を用意したみたいで即完売ではありませんでしたが、1時間は持ちませんでした。高額商品なのに凄いなと感じます。

肝心の「NOW」ですが、昨年のen3.5でも披露されたスマートな楽曲です。考えてみると昨年の時点からこういう話があったんでしょうか。
ライブではピアノとギターが混じり長めかつシリアスなイントロでしたが、音源は短めのイントロに変更。このイントロが『INSTAPUMP FURY 94 MAGMA』の動画では効果的なSEとして使用されています。

稲葉さんのソロ楽曲にしては、比較的マイナー感の少ない楽曲で、畳みかけるようなサビからCメロに流れていき、「濁流となる」という叫び声を上げるまでの展開がドラマチック。ライブでは聞こえませんでしたが、ブラスっぽい音とギターが混在となって短い間奏を派手に盛り上げ、最後のサビへなだれ込んでいく展開もお見事。コーラスが重なっていく中で、最後の「この声が消え去るまで歌う」のフレーズがアカペラになるのも圧巻。

恐らくはMVも兼ねていると思われるCMは『INSTAPUMP FURY 94 MAGMA<BLACK / ORANGE>』にあわせてオレンジの色彩が鮮やかに飛び散る中で歌う映像となっています。白赤だと「SUPER LOVE SONG」になってしまいそうなMVですが。

「NOW」を引っ提げて、6月1日放送の「with MUSIC 2時間SP」に登場。20時跨ぎの出演かなと思っていたのですが、冒頭からぬるっと登場。肺活量については都市伝説、朝食はグラノーラといった当たり障りのないインタビューでしたが、稲葉さんが改めて自分は普通で、炎上とかしてみたいと冗談を言うシーンが面白かった。
対談も果たしたGLAYのTERUさんからの温かいコメントやもはや見慣れたような「ultra soul」の歌詞カードも登場。その他ライブ映像もふんだんに登場し、盛りだくさんのTV出演だったかと思います。
歌については、まずは「羽」を早々に披露。THE FIRST TAKEのアコースティックバージョンから原曲になだれ込むアレンジ。バンドメンバーには今年のツアーメンバーが勢ぞろいし、久々にシェーンの笑顔が地上波に流れました。「NOW」は原曲通りの演奏ですが、「濁流となる」の歌い方がライブらしい荒々しさになっていたのが印象的。en3.5もこんな感じだったような気がします。ただ、観客はちょっとノリ辛そうだなあと感じました。
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6月26日発売のニューアルバム「只者」に収録のReebok『INSTAPUMP FURY 94 MAGMA』CMソング「NOW」が本日6月1日より主要音楽ダウンロード&ストリーミングサービスにて配信開始となりました。

さらに、アルバム「只者」の発売に先駆けて、『Koshi Inaba LIVE 2024 ~en-Zepp~』最終公演~en-Zepp 6~の開催日となる6月16日(日)よりアルバム全曲配信がスタートします!

そして、驚くべきことに「只者」はCDの発売に先行して6月16日より配信が決定。B'zではちょっと考えづらいリリース戦略ですね。早く聞けるのがありがたい反面、本当にCDが記念品・グッズ化しているなあとちょっと複雑な感覚。
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en-Zeppのグッズはなんと驚きの日替わりグッズが登場。稲葉さんの目をあしらったグッズがやや不気味ですが、Tシャツは少なくとも「Singing Bird」まではソロアルバムのジャケットを元ネタとしてアートワークをアレンジしたもの。対応するアルバムに応じた日替わり曲があるのかなと想像できます。「只者」が6日目に配信されるのは、enⅣに先駆けて6日目に「只者」の楽曲を演奏するからなのかなと思います。
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稲葉さんは本日CDTVへの出演も決定。曲目は同じですが、引き続き一押しの「NOW」と代表曲である「羽」の披露です。
稲葉さんに呼応したわけではないのでしょうが、松本さんも「MUSIC FAIR」への出演が決定。「俺たちの勲章のテーマ」に加えて、倉木さんを迎えて「ブルーライト・ヨコハマ」を披露とのこと。これも前日の8日(金)あたりにリリース日の案内がありそうですね。去年より活動量が多いような・・・。
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Tak Matsumoto -Here Comes the Bluesman-/その後のソロ関連の動き

松本さんのソロツアー「Tak Matsumoto -Here Comes the Bluesman-」が先日の豊中市立文化芸術センター大ホール公演で千秋楽を迎えました。
公演の模様はLeminoで配信されました。個人的には一度も途切れることなく配信をゆっくり楽しむことが出来ました。生憎アーカイブはないので、見返すことが出来ませんが。

セットリストは「Bluesman」を軸にしてはいますが、披露していない曲もかなり多くあります。Waltz in Blue」と並んでアルバムの中核をなす「月光かりの如く」や大賀さんがアレンジで入った「Good News」が入らないのは意外。豊中は19曲のフルセットですが、その他の公演は1時間強のゆったりした公演なのでそちらの雰囲気に選曲をあわせた結果かもしれません。

  • バンドの「#1090」の音色に導かれて松本さんが登場し、手を大きく広げて「帰ってきたで~!」と笑いながら公演がスタート。「EPIC MATCH ~ the match everyone wanted ~」から始まり、最新の配信曲である「BATTLEBOX」「GLORIOUS 70」は全て披露してくれました。
  • 「Wanna Go Home」は近年のお気に入りでしょうか。「Long Distance Call」が選曲されたのは意外の極み。90年代前半をバリバリに感じさせる楽曲ですが、バンドをメインに据えた落ち着いた演奏で現代風な楽曲に生まれ変わっていました。
  • 間違って「THE WINGS」を演奏しようとして止めるシーンは、生公演らしいハプニング。
  • 「THE HIT PARADEⅡ」についても言及し、何故か前作を「30年前」の作品と勘違い(言い間違い?)する松本さん。稲葉さん、TERUさん、新浜レオンさん、倉木麻衣さん、LiSAさんなど前作以上に垣根を超えたゲストの名前を挙げた後に、唯一のインストゥルメンタルであるという「あゝ青春」を披露。ドラマを知っている人はいるかと問いかけると、まばらに返事があり「昨日よりは多い」と笑いを取りつつ、ギターを始める前からカッコいいと思っていた曲であることを語る松本さんでした。
  • 「THE WINGS」と「Island of peace」はお気に入りなんでしょうか。割とよく演奏するイメージですが、後者なら「Lovely」を演奏して良かった気もします。
  • 「華」はかなりアレンジしており、原曲より少ない音で演奏していたように聞こえました。二胡のパートは完全に同期音源。だったら「月光かりの如く」でもよかったのでは・・・。
  • 「花火」と「Waltz in Blue」は貫禄の演奏。どちらも生演奏を聴いてみたい楽曲だったので、この機会を逃してしまったのは本当に残念。特に後者については、その他の代表曲に引けを取らない存在感なので、今後の演奏にも期待したいです。
  • Ups and Downs」は好きな楽曲なので演奏されて嬉しいですね。ここから雰囲気を変えて喧しく陽気な楽曲が最後まで続きます。「Ups and Downs」ではステージ前に浮世絵を映すホールにしては大掛かりな演出。メインフレーズは変えていませんが、この曲もかなりアレンジが施されていました。劇的な曲調と浮世絵のマッチングっぷりが凄い。
  • 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」は松本さんがカンペを見ながらボーカルを披露。最後に言うべき「アンタ あの娘に惚れてるね」のフレーズを早まって言ってしまって、「アンタ あの娘に惚れてるねじゃなくて何だっけ!?」と盛大にトチってしまうハプニング。苦笑しながら演奏を続けたのですが、最後はさらにアレンジを加えてパワフルになった演奏を聞かせてくれました。
  • 締めはもちろん「#1090 ~Million Dreams~」ですが、これまた最後の方でビックリするくらい弾きまくってました。あんなにグイグイ弾く松本さんも珍しいのでまた見たいと思うのですが、アーカイブがないので映像化待ちですね。
  • 最後は「GO FURTHER」が流れる中、松本さんが一人で残り感謝を伝えて「ほんまおおきに!」で一礼して終了。

01. EPIC MATCH ~ the match everyone wanted ~
02. Here Comes the Taxman
03. BATTLEBOX
04. Wanna Go Home
05. Long Distance Call
06. Island of peace
07. 花火
08. Tokyo Night
09. 俺たちの勲章テーマ
10. Rain Sound(Sensation)
11. Rainy Monday Blues ~ 茨の道
12. THE WINGS
13. 華
14. Waltz in Blue
15. Ups and Downs
16. GLORIOUS 70
17. BOOGIE WOOGIE AZB 10
Encore
18. 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ
19. #1090 ~Million Dreams~ ~[千夢一夜]

公式からは「またTMGのツアーで会いましょう」とのメッセージ。ちょうど、ツアータイトルやロゴが決まり、東京ガーデンシアターの抽選受付も開始しましたので、松本さんもここからはTMGモードですね。
ツアータイトルは「Still Dodging The Bullet(まだまだ弾を避け続けている)」と前ツアーのタイトルを引用。

takmatsumotogroup.com


また、「THE HIT PARADEⅡ」についても曲目と参加アーティストが発表されました。松本さんが言及したアーティスト以外だと、前回同様にビーイングの若手が招集されていますね。17曲の大ボリュームになった前作に比べると10曲とコンパクトな曲数。ほぼ女性ボーカルのみだった前作とは違い、稲葉さん以外の男性ボーカルの比率が増えていますね。曲目は有名と言えば有名ですが、かなり渋い選曲のように見えます。

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並行して、稲葉さんもソロツアーに向けた準備を活発化。
まずは観覧を募集していた日本テレビ系の音楽番組「with MUSIC」に6月1日に出演。
新曲として「NOW」と、日本テレビということか「羽」を披露。地上波のテレビに歌うために出演するのは一体いつ以来か思い出せません。既に番宣の映像なども出ていますね。

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その他、香川県国営讃岐まんのう公園で開催されるMONSTER baSH 2024というフェスに参加するとのこと。参加できるライブは何でもやるという稲葉さんの強い意思が伝わってきます。稲葉さんはシンプルなツアーかなと思ってましたが、どんどんライブの回数が増えていきますね。

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「只者」リリース決定

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稲葉浩志 NEW ALBUM「只者」2024年6月26日リリース決定!!

詞で、旋律で、歌声で。
表現者稲葉浩志が紡いだ
「只者」=「何者でもないひとりの人間」のドラマ
12編を収めた渾身の1枚がついに完成…!

稲葉浩志ソロ名義としては2014年リリース「Singing Bird」から10年ぶりとなる6枚目のソロアルバム「只者」のリリースが決定!

昨年開催のソロライブ「Koshi Inaba LIVE 2023 ~en3.5~」にて、初披露となった「BANTAM」「NOW」に加えて、TCK(東京シティ競馬)2024年度CMイメージソングとして現在OA中の「Starchaser」や、昨年放送のフジテレビ系木曜22時ドラマ「あなたがしてくれなくても」主題歌として大きな話題を呼んだ「Stray Hearts」等、リリースが待たれていたタイアップ楽曲を含む全12曲を収録。

表現者稲葉浩志が「只者」=「何者でもないひとりの人間」として、日々を過ごす中で出会う何気ない情景や遍在的な苦悩や葛藤を飾らない言葉で綴った歌詞と、奇を衒うことなく着実に緻密に積み重ねられたメロディーによって紡いだ12編のドラマを収めた今作は、いわば稲葉自身が編纂したアンソロジー的作品と言える渾身の1枚。

さらに今作は、ニューアルバム「只者」と、昨年2月に開催となった「Koshi Inaba LIVE 2023 ~en3.5~」横浜アリーナ公演の模様を収めたDVDとBlu-rayを同梱したPREMIUM EDITIONが同時発売となります。アルバム「只者」に収録の「BANTAM」「NOW」も、楽曲完成直後というタイミングにもかかわらず、いち早く演奏されたという本公演自体がアルバム制作過程の一部であり、アルバムを構成する重要なピースのひとつとも言える。最新作「只者」の世界観と不可分の~en3.5~を同時に楽しむことができるPREMIUM EDITIONで「只者」の世界観をより深く感じてください。

稲葉さんのソロアルバムの情報がついに解禁されました。
10年ぶりのアルバムということで、ボリュームもすごいのでは・・・とも思っていたのですが、先行配信している2曲を含む12曲という標準的なボリューム。
何者ではないあ「只者」というタイトルセンスは凄く稲葉さんらしさを感じますね。片仮名とかではなく、無骨な漢字表記も新しいビジュアルとマッチしてていいですね。アルバムジャケットはわざとなのかは知りませんが、「遠くまで」の構図、「志庵」の色合い、「マグマ」のようなタッチと、過去の作品をオマージュしているようにも見えます。

収録曲を見ると、既に発表されていた曲に加えて、「VIVA!」がまずは目を引きます。詩集「シアン」の未発表歌詞に断片だけ現れた歌詞ですが、恐らくはそれの作品化。タイトルには表れていませんが、他にも未発表のものから引用された詩があるかもしれません。
そして、アルバムの最後には「cocoa」の文字。enIIの客だし曲と映像のエンディングで世に出てから実に13年の時を経ての音源化です。さすがにボーカルは録りなおしていると思いますが、アレンジはあんまり変えないでくれているといいなと思います。ちょっとデモっぽい雰囲気が逆に歌詞と曲の雰囲気を盛り上げていたので。

発売はen-Zeppには間に合わず、enⅣは有明アリーナ公演からはリリース済の状態。プロモーションも兼ねていくつかの曲はen-Zeppで演奏して、enⅣでがっつりアルバム曲をやる構成かなと思います。

そして、昨年ゲリラ的に開催したen3.5もあわせて映像化。良い機会ですし、反則としては妥当な特典かなと思います。2日目が配信されていたので、その映像を手直しして収録するのではないかと思います。今年のサポートメンバーとほぼ同じですが、ミスチルの鈴木さんがドラムにいる貴重なライブだとは思います。楽曲もそうですが、最後の退場からの円陣のほっこりする風景も収録してほしいなと思います。

Get Wild

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TM NETWORKのデビュー40周年を記念するトリビュートアルバム「TM NETWORK TRIBUTE ALBUM -40th CELEBRATION-」にB'zが参加し、「Get Wild」をカバーしています。「セクシャルバイオレット№1」と同様に「Get Wild」単曲での配信・ストリーミングサービスが行われています。

昭和歌謡曲のカバーについては、歌謡曲のクどい部分とB'zのねちっこいともいえる部分が共鳴していましたが、今回は毛色の違うカバー。都会的なアレンジと澄んだ声が特徴的な楽曲であり、いわば初期B'zの原型ともいえるTM NETWORKのカバーとなります。

原曲に倣って打ち込みをベースとしたアレンジになってはいますが、ドラムの音が大きめでベースは小さめなので原曲よりも無機質なリズム感が強調されています。このアレンジは中田ヤスタカさん。トリビュートならではのコラボレーションですね。YTや寺地さん、徳永さんのアレンジではないなあとは思ってましたが、意外。
イントロで高くハミングした後に入ってくるボーカルは完全に稲葉節。原曲で宇都宮さんが癖のない歌い方をしているのに対して、敢えて差別化を図るかのように稲葉さんの癖全開で歌を入れています。B'zに比べると低いキーで盛り上がる曲なので、ちょっと窮屈そうにも聞こえます。
松本さんはバッキングこそ控えめですが、それ以外はセルフオマージュといった感じでアーミングをきかせたギターをバリバリ聞かせてくれます。ソロも良いですがアウトロで出てくるギターを重ねてメロディを一緒に歌うパートがやたらとかっこいい。演奏に注力した分、松本さんの気合が伝わってきます。

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一方で稲葉さんのツアー以外の情報もようやく登場。
恐らくは来るアルバムリリースを前に日本テレビ系「with MUSIC」への出演が決定しました。音楽番組で歌うために出演するのは一体何年ぶりだろうというレベルです。B'z PARTYでは久々に観覧車を募集。日時の都合が合う方にとっては非常に貴重な機会になりそうです。ただし、放送日等は明かされていません。松本さんのリリースや情報解禁、「Get Wild」等の先行するニュースが多いので、稲葉さんの方は待ち行列に入ってるんだろうなと想像しています。