Daily "wow"

たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

FRIENDS Ⅲ/B'z

25年ぶりとなるFRIENDSシリーズの最新作「FRIENDS Ⅲ」が本日フライングで入手可能となりました。B'z Club-Gymでの限定盤の到着日は本日なのでフライングという言い方が正しいのかは分かりませんが。

先日行われたYouTubeライブを始めとした各所でも話が出ていますが、松本さんがアメリカから帰国した際の隔離期間に作られた曲の方向性がFRIENDSシリーズにマッチしてることから、久しぶりのFRIENDSシリーズの制作となったとのことです。発表は「UNITE」が先でしたが、今年の早い段階で「FRIENDSⅢ」自体は出来上がっていたようです。

「FRIENDS Ⅲ」と並行して通常のアルバム作りもゆっくり進めていたようで、「シーズンエンド」はYTと共にほとんどをアメリカで仕上げたという発言もありました。松本さんが木梨さんのラジオに出演された際に、FRIENDSシリーズのライブはLIVE FRIENDSでお終い、来年はアルバムを引っさげて全国を回る予定という嬉しいお漏らし発言もありました(スタッフがこのお漏らしには慌てたようですが)。

YouTubeライブはアーカイブ化され、LIVE FRIENDSからいくつかの楽曲が短い時間ですが公開されています。事前に募った質問をベースに二人が回答していく映像付きのラジオといった風情で、TVほどには緊張していない二人の会話を楽しめます。未視聴の方は「FRIENDS Ⅲ」とあわせて確認すると良いかもしれません。アーカイブ期限はLIVE FRIENDS配信開始の前日、12月23日までとなっています。


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アルバムのオープニングは「harunohi」というインストゥルメンタル。「ミダレチル」が元となっていますが、ギターの音色がこぼれてくるようなサウンドは「Friends Ⅱ」っぽいかもしれません。小野塚さんのローズピアノがベースの役目を果たし、稲葉さんの涼やかなコーラスが流れると、「シーズンエンド」に綺麗になだれ込みます。わずか35秒程度の短い楽曲ですが、ジャケット写真のイメージに一番近い楽曲かもしれません。

アルバムのリード曲という位置づけになる「シーズンエンド」は、先に述べたようにアメリカで制作され、松本さんもからっとした仕上がりになってしまったと発言しています。ウィンドチャイムの音色と冒頭の歌詞も手伝って、晴れているけど少し肌寒い冬の日をイメージさせてくれます。回想と別れを告げる歌詞なのですが、冬の新鮮な空気に包まれて新しいスタートを切るような楽曲です。穏やかな曲調とは裏腹に間奏では分厚く重ねられたギターをバックにサックスが鳴り響き、朗々としたギターソロを導きます。そこはいつものB'zといった感じですが、ウィンドチャイムの音と最後の「The day will come」のひっそりとしたコーラスが冬っぽさを盛り上げています。

川村カースケさんの強いドラムがブラス隊を呼び込んでくる「ミダレチル」、この曲は一番FRIENDSシリーズらしくない曲調でしょうか。「FRIENDS Ⅱ」の豪奢なアレンジを継承してはいますが、わりとはっきりとしたロックです。アレンジを変えれば通常のB'zのライブでも違和感なくやれそうな雰囲気があります。言葉を詰め込んだAメロだけきいたらFRIENDSシリーズの楽曲とは思えないでしょう。サビ頭の「あんたの~」という言葉遣いに見られるように、歌詞も歌い方も少し突き放したような恨みがましいようなトーンになっています。間奏では斉藤ノヴさんのパーカッションが存在感を増し、稲葉さんの掛け声に応じたようにキャッチーなギターソロが顔を出します。曲の終盤でも同じようにバンドの顔が浮かぶ演奏が繰り広げられ、稲葉さんも高いシャウトを聞かせてくれます。

「Friends Ⅲ」で盛り上がった雰囲気を再度本来のFRIENDSシリーズの物に戻します。今作では、小野塚さんのピアノで一通りメロディを弾き終えると、オーボエとチェロが登場。室内音楽的というか、何かの曲をクラシック調に仕立てなおしたような雰囲気です。荘厳な「Friends」、もの寂しさを感じる「Friends Ⅱ」とも違った仕上がりです。

木枯らしが吹くようなアコギとピアノのイントロで始まり、自身の嫉妬深さを露にする女性を描いた「Butterfly」。この曲のウィスパーまじりの囁くようなな歌い方や暗めの曲調は初期の稲葉さんのソロ楽曲を彷彿とさせるものがあります。ドラム抜きで淡々と演奏されているはずなのに、抑えきれない情感が溢れてくるのはモノクロの映画をみているような気になります。好みは分かれると思いますが、退廃的なところにロマンティックなものを個人的には感じて好きです。FRIENDSシリーズとしてもB'zの楽曲としても少し異質な楽曲ですね。

前の曲を吹き飛ばすように「こんな時だけあなたが恋しい」が少し太めのギターの音をかき鳴らします。ご機嫌な楽曲かと思いきや、曲が始まると不思議と懐かしい感じが溢れてきます。「Black Coffee」同様にどこか90年代初期を思い出させるメロディ運びだったり、エコーのかかった英語の歌詞が切なげなサビを導いたりといった曲のさりげない要素が懐かしさの原因かもしれません。一人で途方に暮れて、いないはずの「あなた」を恋しく思う歌詞も90年代にはよく見られたモチーフであり一番FRIENDSシリーズらしい歌詞といえるかもしれません。間奏では小野塚さんが涼やかなピアノソロを披露。ギターソロはないですが、曲頭と終わりで印象的なギターを聞かせているのでギターがなくて寂しいという印象は受けません。

今作の締めとなるのが、穏やかに夢見るようなバラードである「GROW&GLOW」です。まず頭のイントロが素晴らしい。ギターとストリングスによるイントロで、派手なものではないのですが一気に曲に引き込んでくれる素晴らしい音色です。そこに乗せてくる稲葉さんの声も優しい。これまでFRIENDSシリーズの楽曲には何かしらマイナスの感情が付き纏っていましたいましたが、この曲では時間を重ねた二人がゆっくりとさらに時間を積み重ねていきたいという希望が込められています。まるでFRIENDSシリーズという映画のエンドロールでも見せられているような大団円的な楽曲にも聞こえます。この曲を聞くとFRIENDSシリーズはこれで幕引きなのかと問いたくなる気持ちもわかりますね。歌詞や曲(特に間奏)が続いていくことを歌っているのに、どことなく終わりの雰囲気が漂う楽曲です。冬や雪が似合う曲ですが、冬の向こうの春を見据えた曲でもあります。

全体的に見ればやはり前2作と共通する部分もあるのですが、やはり全く別物だなという印象を受けました。11月~12月のクリスマスを中心としたラブストーリーを歌い上げたのが「FRIENDS」、1月~2月の雪の冷たさを人間関係に反映させたのが「FRIENDS Ⅱ」とするならば、今作は2月の終わりに春の暖かな光に溶かされていく人の感情を歌いあげているようにも聞こえます。冒頭が「harunohi」だったり、冬のアルバムながら歌詞の随所に「春」というワードが出てくるせいかもしれません。

「EPIC DAY」あたりからB'zはロックバンドであるという意識が二人の中では強くなってきており、ソフトな楽曲は意識的に排除され、ソロ活動でそういった要素が多くみられていたのですが、コロナ禍にあってB'zという時間が増えたことや通常の形式のライブが出来ないといった状況が生んだアルバムなんだろうなと思います。B'zの強みであるメロディや少し豪華なアレンジを久々に堪能できるアルバムかと思います。

初回盤には新たに録音された「いつかのメリークリスマス」のMVが同梱されております。基本的なアレンジは原曲通りですが、アコギのみだったギターに、エレキが用いられて少し厚みと温かさが加わりました。稲葉さんはYouTubeライブでは、決して歌うのが得意な楽曲ではないと発言していましたが、かなり原曲近いテイストの歌唱に戻っています。温かい演奏に対して、声が渋さを増している分、回想であることや主人公の寂しげな感情がより前面に出ていると思います。

MV自体も凝った作りで、ステージ上に歌詞の世界を展開しています。松本さんは椅子の棚をバックに座ってギターを弾きますが、二番でエレキにもと変えています。稲葉さんは椅子の入った荷物を持ちながら電車に乗ったり、公園でたたずんだり、夕食を前にしたりと歌詞とリンクした行動をしています。最後はふたりで座りながら演奏しているのが良かったですね。アレンジ自体はLIVE FRIENDSの配信でも聞けると思いますが、映像は恐らく当面はこのDVD限りなので気になる方は見ても良いのではないかと思います。

B'z presents LIVE FRIENDSに参加してきました

昨日開催された東京ガーデンシアターでのライブ、B'z presents LIVE FRIENDSへ参加してきました。
B'zとしては久々のフルキャパの公演、声出し禁止に加えて着席指定というルールのあるライブでしたが、今回のコンセプトはそれがかえって良かったのではないかと思います(あるいはそういったルールがあったからこそのLIVE FRIENDSなのかもしれませんが)。

5階の席でしたが元々見下ろすことを前提に作られたシアターなので、ステージ全体は着席しながらでもしっかりと見ることが出来ました。傾斜が強いので端の方だとステージの一部は完全に見えなかったかもしれませんが。

開演前のステージには薄い幕がかけられてLIVE FRIENDSのロゴが映し出されていました。開演後は幕が横に避けられて劇場っぽさを盛り上げていました。ステージ向かって後方に管弦楽器隊、中段に右から斉藤ノヴさん、坪倉唯子さん、川村カースケさん、小野塚さん、前段が右から松本さん、稲葉さん、YT、大賀さんという並びでした。

天井付近には5ERASで使用したと思われるシャンデリアが吊るされていました。シャンデリアが引っ込むと代わりにスクリーンが後方に登場し、イメージ映像を流す仕様でした。スクリーンでバンドを映したのはアンコールのみです。

ステージ自体がこじんまりとしているので、稲葉さんも多少は動きますが並びが変わるほどの広さもありませんでした。無線ではなくケーブル付きのマイクを使う稲葉さんというのも非常に新鮮でした。

肝心のセットリストは以下の通り。

01.いつかのメリークリスマス (Reprise)
02.僕の罪
03.Love is...
04.恋じゃなくなる日
05.傷心
06.BABY MOON
07.ある密かな恋
08.sasanqua 〜冬の陽
09.SNOW
10.きみをつれて
11.Friends
12.シーズンエンド
13.Butterfly
14.こんな時だけあなたが恋しい
15.ミダレチル
16.GROW&GLOW
17.どうしても君を失いたくない
18.SEASONS
19.いつかのメリークリスマス
20.FriendsⅡ

ENCORE
21.結晶
メンバー紹介
22.JOY
23.TONIGHT(Is The Night)

後日配信がありますので細かい感想は省きますが、セットリストの豪華さに感動します。「いつかのメリークリスマス」「TONIGHT(Is The Night)」以外は個人的には全てライブで聞くのは初めて。そうでなくてもライブ初披露の曲がほとんどを占めるというB'z史上初と言っていい試みのセットリストでした。「FRIENDS」「FRIENDSⅡ」はインストゥルメンタル含めてすべて披露、「FRIENDSⅢ」はインストゥルメンタル以外はすべて披露と本当に「FRIENDS」尽くしのライブでした。

「FRIENDS」の曲は管弦楽器が入ったアレンジとなり、「僕の罪」「恋じゃなくなる日」は原曲以上にドラマチックで派手な曲になりました。「いつのメリークリスマス」はストリングスが入ったほか、松本さんがエレキを演奏。原曲に近しい雰囲気ですが、今のB'zらしい仕上がりだったと思います。

「FRIENDSⅡ」はアレンジ自体は原曲通りですが、それぞれの楽曲の肝となる楽器のソロはかなり派手に演奏を変更しています。「傷心」「きみをつれて」はギターソロを大幅に変更しての演奏。「きみをつれて」は出だし含めて原曲の余韻がありましたが、「傷心」は別物でしたね。「傷心」ラストは坪倉さんとのシャウトの掛け合いが圧巻。

「FRIENDSⅢ」は管弦楽器が派手に活躍するポップスといったイメージでした。冬をイメージした歌詞ではあるものの、明るい曲調が多いので、前二作とはまた違ったコンセプトアルバムになっています。他が明るい分、「Butterfly」のマイナー系の曲調や「GROW&GLOW」のまっすぐなバラードが際立っていたように思います。こちらはまもなく発売されるアルバム待ちですね。

アンコールは、「FRIENDS」シリーズの雰囲気に合った楽曲を3曲チョイス。「結晶」と「JOY」はライブ初披露となりました。「結晶」のみ管弦楽器抜きで演奏。「JOY」からは観客が立ち上がっても良いとの許可が稲葉さんから出され、当然総立ち。「JOY」も「TONIGHT(Is The Night)」もしっとりした楽曲なのですが、今回のライブではどういうわけかノリノリなムードとなり、稲葉さんも楽しそうにステージを回りながら歌っていました。

二日間のみのライブですが、二人の気合は十分で松本さんはギターソロは言うに及ばず、久々にカッティングのフレーズもそれなりに演奏していました。稲葉さんの調子も絶好調で「FRIENDS」の楽曲は当時と歌い方もかなり違うだけに少し歌いづらそうでしたが、「FRIENDSⅡ」の楽曲は96年当時からワープしてきたのかと思うほど、見事な歌唱でした。最近の少ししゃがれた感じが当時の声に近いのかもしれませんね。

日がたつにつれて記憶が薄れていくのがもったいなくてもどかしいのですが、幸いにして配信が決まっていますので、配信までは何度もライブの記憶を反芻していきたいと思います。

最近のB'zあれこれ

B'z ~松本 隆 作詞活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト!~ 風街オデッセイ2021出演決定!!

2021年11月5日(金)・6日(土)に日本武道館で開催される、松本隆氏作詞活動50周年記念オフィシャル・プロジェクト「風街オデッセイ2021」に、B'zの出演が決定しました!

公演名 ~松本 隆 作詞活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト!~ 風街オデッセイ2021
公演日 2021年11月5日(金)・6日(土)
会場 日本武道館
詳細 https://takashimatsumoto50.com/

豪華な顔ぶれが集まる中にB'zも参戦。曲はもちろん「セクシャルバイオレット№1」かと思います。注目すべきは風街ばんどで、ドラムには山木秀夫さんの名前が。LIVE FRINEDSでは叶いませんでしたが、ライブでB'zと演奏するのはこれが初めてになります。最近はレコーディングでもご無沙汰ですが、これが縁となってまた何か一緒に作品作りしないかなという期待があります。B'z出演発表時点では11/5のチケットもあったようですが、今は恐らく完売しています。
いわゆるツアーがない分、顔を出せる機会があればいつも以上に積極的に顔を出しているように感じます。

稲葉浩志 × GLAY TERU 特別対談公開!!

B'z presents UNITE #01でも共演したGLAYのヴォーカリスト・TERUさんと、稲葉浩志の特別対談が実現しました!
この模様は、下記GLAYYouTubeチャンネルにて、本日10/26(火)21:00〜公開となりました。是非ご覧ください!

※視聴はこちら
https://youtu.be/XWrq_GlX4ZA

en-zineではなく、GLAYYouTubeチャンネル内での対談。
UNITE #01を終えての率直な二人の感想を聞くことができます。稲葉さん自身はゲストという立場だからか、気楽そうに見えます。今後のライブ活動やボーカリスト人生についても語り合っていて興味深い動画になっていると思います。SNSで通知が来た際の二人の腕組んでる写真が微笑ましくて素敵ですね。

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松本孝弘・スガ シカオ 最新作「Sugarless Ⅲ」にプロデュースで参加!!

12月22日発売のスガ シカオ氏 最新作「Sugarless Ⅲ」に収録のセルフカバー曲「Real Face」は、松本孝弘がプロデュースを手掛け、新たなアレンジになっております。

懐かしのReal Face。プロデュースが松本さんとのことですが、ギターまで演奏しているのかは不明です。

テレ朝チャンネル1にて「テレビ朝日 DREAM FESTIVAL 2021」放送決定!!

B'zが9月に出演した「テレビ朝日 DREAM FESTIVAL 2021」の模様が、テレ朝チャンネル1にて11月20日(土)21日(日)に放送となります。詳細は下記サイトをご覧ください。

有料チャンネルでの放送です。例年でいくと1~2曲の放送ですので、ulttra soulともう1曲何かが放送されるんじゃないかと思います。頭の愛のバクダンあたりでしょうか。

B'z presents LIVE FRIENDS 有観客公演チケット・配信ライブチケット“先行”販売利用購入者特典グッズ予約・受注販売受付開始!!

B'z presents LIVE FRIENDS 有観客公演チケット・配信ライブチケット“先行”販売利用購入者特典の、B'z楽屋仕様・LIVE FRIENDSロゴ入りカップ&ソーサー /「FRIENDS Ⅲ」LIVE FRIENDS盤【CD+LIVE FRIENDS ロゴ入りロックグラス】の予約・受注販売受付を開始しました。

グラス付きの限定盤CDと受注生産のカップ&ソーサーの受付けが開始されました。いずれも金額的にはそこまで高価ではないものの、実用性の有無は判断が難しいところ(実用というよりも飾るものかもしれませんが)。CDについては、フラゲ日の到着をお約束する親切な内容です。

B'z presents UNITE #01 横浜アリーナ公演

B'z presents UNITE #01の横浜アリーナの公演が10月11日より配信開始され、本日0時をもって終了となります。
Mr.Childrenと共演した大阪城ホール公演は10月10日をもって配信終了。期間中はLINEやInstagramでリハーサル等の写真も交えて、完全版が見れるのは今回だけなのでお見逃しなくという念押しの通知がありました。5ERASではアンコール配信+DVD/Blu-ray化が完全な形でありましたが、両アーティストまとめての映像化はもうないのかもしれません(ただの売り文句の可能性もありますが)。

さて、ステージのセットは変わらず横浜アリーナ。UNITEのリフにより、GLAYの文字がモニターに浮かび上がると、GLAY自身によるオープニングムービーが登場。プロレス番組を模したムービーでB'zに挑むにあたっての意気込みを各メンバーがコメント。「尊敬しています」「勝ちたい」「こっちは倍の人数ですから」「寝技に持ち込めば」と冗談交じりのコメントとナレーションが交錯して、最後はTAKUROが「GLAYの…GLAYLIVE-GYMにようこそ!」とB'z愛に溢れる言葉を放って締め。

1曲ずつの細かいコメントは避けますが、GLAYはMCは短めかつCRAZY DANCEのように短めの曲もあるので曲数は13曲と多め。ライブ定番の曲からヒット曲、「BAD APPLE」のような新曲まで取りそろえた内容。TERUさんは声が不安定なことも多い印象があるのですが、のっけから絶好調のハイトーンを聞かせてくれます。

「彼女の"Modern…"」ではB'zの二人を呼び込み、ノリノリでコラボ。稲葉さんはTAKUROさん、HISASHIさん、JIROさんの横へ所狭しと動き回る一方で、TERUは松本さんの横で楽し気に歌ったりとMr.Childrenのコラボとはまた違った楽しい雰囲気でのコラボ。これは「ultra soul」のコラボでも一緒で、松本さんは「ultra soul」のギターソロで腕を組んでギター二人に任せたりとコミカルなシーンも目立ちました。Mr.Childrenとのコラボが二度とない瞬間を噛みしめるような感じだとすれば、GLAYとのコラボは楽しい時間を目いっぱい楽しもうという感じですね。

B'zの方は「ultra soul」以外の曲目を全て入れ替え。ドリフェスとほぼ同じセットリストですが、「恋心(KOI-GOKORO)」「さよならなんかは言わせない」が追加で登場。大阪城ホールの公演に比べるとややアップテンポな曲が目立ちます。「イチブトゼンブ」が外れて「孤独のRunaway」「さよならなんかは言わせない」といったアルバム曲があるのも特徴的ですね。稲葉さんはこの日も絶好調で久々に「ギリギリchop」のサビ終わりのハイトーンも絶好調です。最後の曲が「RUN」とかではなく「さよならなんかは言わせない」なのは象徴的でしたが、その意味はまさに今日、LIVE FRIENDSという形で明らかになりました。

B'z主催による夢のようなRock Project、見事にやり遂げたなという感じです。映像ものを久々に何度も見返したなという気がします(5ERASも結構見た記憶がありますが)。次はLIVE FRIENDS、これまた別の方向性のライブとなるのは間違いないので楽しみですね。

GLAY SETLIST
01.サバイバル
02.FATSOUNDS
03.誘惑
04.グロリアス
05.生きてく強さ
06.SOUL LOVE
07.BAD APPLE
08.pure soul
09.SCREAM
10.彼女の"Modern…"
11.CRAZY DANCE
12.SHUTTER SPEEDSのテーマ
13.HIGHCOMMUNICATIONS

B'z SETLIST
01.UNITE
02.愛のバクダン
03.juice
04.IT'S SHOWTIME!!
05.恋心(KOI-GOKORO)
06.孤独のRunaway
07.Still Alive
08.ZERO
09.ギリギリchop
10.裸足の女神
11.ultra soul
12.さよならなんかは言わせない


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B'z presents LIVE FRIENDS開催決定/FRIENDS Ⅲリリース決定

「FRIENDS」・「FRIENDS Ⅱ」に続く25年ぶりのコンセプト・アルバム「FRIENDS Ⅲ」 今冬リリース決定!
さらに「FRIENDS」をモチーフとしたコンセプト・ライブ、「B’z presents LIVE FRIENDS」開催決定!!

1992年に発表したコンセプト・アルバム「FRIENDS」、その続編となる1996年リリースの「FRIENDS Ⅱ」から実に25年の時を経て、2021年冬、「FRIENDS Ⅲ」のリリースが決定!「FRIENDS」とは、松本が映画のサウンドトラックのような作品制作を企画考案し、全体を通して一つのストーリー性を持たせたコンセプト・アルバムで、1992年に初リリース。名曲「いつかのメリークリスマス」もこの「FRIENDS」で誕生した。続く1996年の「FRIENDS Ⅱ」は従来のB’zの作風とは異なり、サウンドAOR色を取り入れ、それぞれの楽曲にストーリーを持たせたコンピレーション作品として発表。この「FRIENDS」シリーズの続編はファンの間でも熱望する声が多かったものの、これまで実現には至らなかった。
何故25年が経った今、「FRIENDS Ⅲ」が生まれたのか?その制作背景には、松本のライフスタイルが関係している。松本はアメリカと日本を行き来しているが、現在のコロナ禍では日本帰国時に一定の隔離期間が必要となる。その隔離期間を利用し、1日1曲の楽曲制作を決め、日々制作する中で今回の「FRIENDS Ⅲ」に見合う楽曲が生まれたという。そして稲葉も「FRIENDS Ⅲ」の発表は今このタイミングではないかと意気投合し、四半世紀が経った今、遂に実を結ぶことに!

そして来る11月16日、17日には東京ガーデンシアターにてこの「FRIENDS」をコンセプトとしたライブ、「B’z presents LIVE FRIENDS」の開催も決定!先日Mr.ChildrenGLAYとの共演で話題を呼んだ初のRock Project、「B’z presents UNITE #01」を終えたばかりだが、続く「LIVE FRIENDS」も初の試みとなる。
そして、コロナ禍で開催した「UNITE #01」の経験から、今回も有観客で公演を開催し、年末年始に配信ライブを実施。本公演は、政府の「ワクチン・検査パッケージに関する技術実証」に選定され、「UNITE #01」に続き、コンサート・エンターテインメントの復興に少しでも役立ちたい考えだ。

更にB’zとしては異例の「LIVE FRIENDS」公演終了後に、コンセプト・アルバム「FRIENDS Ⅲ」のリリースを予定している。つまり、11月16日、17日の有観客公演開催日に「FRIENDS Ⅲ」が初披露となる。更に、これまでのステージでほぼ未演奏である「FRIENDS」・「FRIENDS Ⅱ」の楽曲の披露も期待され、この日は極めて貴重な瞬間となりそうだ。
貴重な今回のステージは、B’z・サポートメンバーに加え、ホーンセクション・ストリングス・パーカション・コーラス隊を率い、総勢20名以上の演者が一堂に介したクラシックスタイルで、「FRIENDS」の世界を彩る。先日の「UNITE #01」はもちろん、従来のB’zLIVE-GYMのステージとは一線を画すこの「LIVE FRIENDS」。33年目にして新たなB’zのライブスタイルが確立されることだろう。

ものすごいニュースがまた飛び込んできました。
B'zの公式SNSから送られる画像のいたるところに「FⅢ」のロゴがこっそり登場し、昨日の「UNITE #01」配信の宣伝画像には、Fコードを抑える松本さん、指で3を示す稲葉さん、雪結晶の模様と「FRIENDS Ⅲ」を匂わしているのではとネット上では話題になっていました。「UNITE #01」配信が終わるちょうど今日に「FRIENDS Ⅲ」とそのライブについての告知が一気にきました。

「FRIENDS」シリーズについては公式の紹介文にある通りです。最後に「FRIENDS Ⅱ」が発売されてから実に25年、それを境にCDでのミニアルバムという形式での発売も行っていません(今回がミニなのかフルなのかは分かりませんが)。今回も冬というコンセプトは守られそうですが、一体どんな作風になるのかは想像もつきません。

また、発売に先駆けて有観客でのライブも2公演のみですが実施。だいぶ間は空きますが、配信もされるというのが嬉しいところです。恐らくライブは新型コロナ感染者数が減って規制が緩和されているうちにやりたいということだと思います。アルバム自体はライブ後、配信前の12月ごろのリリースになるのかなと勝手に予想しています。

「FRIENDS」シリーズは冬というテーマに縛られることに加えて、通常のB'zとは異なる作風のため、ライブで披露される機会は本当にわずかなものでした。「いつかのメリークリスマス」「SNOW」が冬のLIVE-GYM限定で披露されている以外は、「恋じゃなくなる日」がRUNツアー、「どうしても君を失いたくない」がRUNツアーと昨年の5ERASでの披露のみに留まり、その他全てライブ未演奏という状態です。長いことライブ演奏を期待されてる「恋じゃなくなる日」「傷心」もそうですし、頭の甘いトーンとカッティングが印象的な「僕の罪」、ラストのギターソロが圧巻の「きみをつれて」など期待が募るばかり。

これらの曲だけでなく、他アルバムでの冬をモチーフとした曲やストリングス主体の曲の演奏に期待がかかります。例えばライブ未演奏の「結晶」、5ERASでも選曲漏れし初演奏時もストリングス付きだった「RING」、冬の楽曲としてはお気に入りの「TONIGHT(Is The Night)」を女性コーラス付きでといったことも期待してしまいますね。

B’zサポートメンバー:
小野塚晃(Keyboard), 大賀好修(Guitar), Yukihide“YT”Takiyama(Bass), 河村“カースケ”智康(Drums)

● FRIENDS Special Band:
斉藤ノヴ, 坪倉唯子, ・1st 小寺里枝, 寺島貴恵, 谷崎舞, ・2nd 佐藤恵梨奈, 天野恵, 荒井桃子 , 三谷陽子, 大辻ひろの, 越川和音, 三木千晴, 赤木りえ, 渡辺ファイアー, 上石統, 東條あづさ

今回は、いつものバンドにパーカッション、コーラス、管弦楽器隊の豪奢なメンバー。
小野塚さんはソロでのライブ参加はありましたが、B'zのライブには初登場。これも少数公演ならではでしょう。大賀さんとYTはお馴染みとして、河村さんは初参加!サザンの桑田佳祐さんや星野源さんのレコーディング等でおなじみの方ですが、亀田誠治さんとのつながりも深い方なのでそちらからの縁じゃないかなという気がしています。玉田さんや田中さんという選択肢もあったと思うのですが、恐らくは今回限りの共演でしょう。「FRIENDS Ⅱ」は山木さんがメインで叩いていたアルバムなので、今回を機に是非叩いてほしかったような気持ちもあります。

斉藤ノヴさんは「SURVIVE」からレコーディングでたまに起用されてますが、「DINOSAUR」「NEW LOVE」と連続で登場し存在感を増してきたところでした。彼は「傷心」にも参加しています。そして、驚きの坪倉唯子さん参加。踊るポンポコリンで有名な彼女ですが、B'zでは「LADY-GO-ROUND」「LOVE & CHAIN」「VAMPIRE WOMAN」「GO-GO-GIRLS」と初期楽曲に参加しています。その後、「FRIENDS Ⅱ」では「傷心」「きみをつれて」に参加しています。管弦楽器隊にフルート、サックスがいることを考えると「傷心」「きみをつれて」はもう確定したようなものだと個人的には思います。トランペットがいるということは「どうしても君を失いたくない」もやっぱりやるのかなという気がします(新曲でトランペット使っている可能性もありますが)。

「UNITE #01」同様に今回もLIVE-GYMやSHOWCASEではなく「B'z presents」という前置きで「LIVE FRIENDS」となっています。声を出せず、全国的なツアーができないライブということで、通常のLIVE-GYMやSHOWCASEとは異なるという意味合いを込めてそうです。どちらも恐らくは一度きりの企画ライブということもあるかと思います。コロナ禍で全国を回れないというのは大きなデメリットですが、逆に少数の限られた公演だからできるコンセプトをうまく選んでるなと感じます。

有観客ライブ、配信ライブ共に受付をさっそく開始しています。前者はB'z PARTYのみですが、配信チケットは誰でも購入できます。

先行での配信ライブ購入特典としては、「B’z楽屋仕様・LIVE FRIENDSロゴ入りカップ&ソーサー 受注販売購入権利」ということで特性グッズを購入可能です。後述のメンバーコメントの時にしれっと二人の机の上においてそうな気がしますね。
B'z PARTYでの購入の場合には時期に寄らず「メンバーコメント+LIVE FRIENDSメイキング映像等(約30分)予定」の特典映像が視聴可能とのことです。
また、どのような形でも配信チケットを購入すると「コンセプト・アルバム「FRIENDS Ⅲ」チケット購入者限定盤購入権利」が与えられるとのこと。「FRIENDS Ⅲ」自体は3種類での販売を予定しているようです。「グッズ+映像付き」「映像付き」「CDのみ」とかそういう形態じゃないかなと思います。

有観客ライブチケットを購入の場合には「B’z楽屋仕様・LIVE FRIENDSロゴ入りカップ&ソーサー 受注販売購入権利」「FRIENDS Ⅲ」チケット購入者限定盤購入権利」が与えられるとのことです。配信チケットを買ってはいないので、配信映像関連の視聴権利はなしとなります。ちょっとややこしいですね。

「UNITE #01」を終えて、次はどんな活動を?と期待はしていましたが、まさか25年ぶりのクリスマスプレゼントが届けられるとは思いませんでした。ライブまでは何とあとわずか1か月、音源のリリース含めて楽しみにしたいと思います。

B'z presents UNITE #01 大阪城ホール公演

9月18日~9月19日にかけて行われたB'z presents UNITE #01の大阪城ホール公演が10月4日20時より配信開始となりました。5ERASが土曜日配信だったのを考えると社会人には帰ってゆっくり見られるか微妙な時間帯かなと思います。

メディア等でも散々放送されている通り、この公演はMr.ChildrenとB'zの共演。桜井さんと稲葉さんの対談がきっかけなのか、はたまたUNITEを念頭において対談が行われたのか分かりませんが、90年代を代表するアーティスト二組による豪華な共演です。90年代はもちろんのこと、ほんの数年前でも考えられなかったような共演です。

Mr.Children SET LIST
01.Tomorrow never knows
02.GIFT
03.himawari
04.口笛
05.Everything (It's you)
06.others
07.DANCING SHOES
08.SINGLES
09.Brand new planet
10.innocent world

まずはMr.Childrenから。頭とお尻を大ヒット曲にしていますが、比較的近年の「GIFT」や「himawari」を取り込む一方で、「口笛」のような懐かしい楽曲も取り入れた構成。全体的に前半戦は大人しめ。「Everything (It's you) 」でのコラボを転換点として、最新アルバム「SOUNDTRACKS」の楽曲を初めて有観客で披露。前半とは打って変わって精力的かつ攻め気なセットリストとなりました。

ステージは比較的シンプルなセットですが、近年のB'zにはよくあるバックスタンドにも客を入れる構成で、バックスタンド向けの通路もセットされています。B'zでいえばInto Free EXTRAが一番近いセットですが、花道がやや長めに取られているのと、アリーナクラスには珍しく上部に大型のモニターが設置されているのが特徴的です。

ライブ会場とは思えないくらい静まり返った会場が映し出され、UNITEのイントロのリフが流れるとモニターにツアーロゴと「Mr.Children×B'z」の文字が登場。

ベースラインが独特なちょっとダウナー気味SEが流れ出し、鈴木さんが登場して拍手を煽るとドラム演奏。徐々にメンバーが登場してSEが止むと間髪入れずにMr.Children最大のヒット曲「Tomorrow never knows」がスタート。マイクスタンドに寄りかかるように桜井さんが丁寧に歌いだしますが、サビ終わりでシャウト。「wow wow」は本来観客が大きく合唱するところですが、ある意味ではとても原曲に忠実に演奏。

「GIFT」は今年がオリンピックイヤーであることを意識した選曲でしょうか。ピアノの音から少しゆったりした調子でで出だしを歌うと、バンドがこの参加。この曲は感情的なBメロからサビへの流れが素晴らしいのですが、ライブだと良さが引き立ちますね。間奏は合唱パートですが、声は出せないので桜井さんが「心の中で!ラララ!」と心の中での合唱を促すと「見えるよ!見えるよ!ありがとう!」と笑顔でコメント。ライブアレンジで入ってくる追加の歌詞がいいですよね。

「どうもありがとう!Mr.Childrenですっ!」とライブ終わりみたいな挨拶から「さぁやるぞ!やるぞー!」と絶叫して「himawari」へ。映画の主題歌としてシングルリリースされた「himawari」は、Mr.Childrenの楽曲の中でも特にドラマチックでハードなバラードです。Cメロから畳みかけるような情熱的なギターソロが印象的な楽曲なのですが、もちろんライブでもしっかり田原さんがソロを畳みかけます。激しい照明演出の中でステップを踏む桜井さんが絵になります。

「改めまして僕らがMr.Childrenです!B'zさん声をかけてくれて本当にありがとう!何よりも皆さん、そのマスクありがとう!窮屈だよね」と各所を気遣う桜井さん。コロナ禍での公演について感謝と喜びを伝えると「口笛」の歌詞を引用して、会場全体の絆を語り「それがUNITE」と締めました。続く「口笛」は先ほどの熱いバラードとは打って変わって、冬の中でほっと一息つくような暖かさがあるバラードで個人的にも好きな楽曲の一つです。

ここで、再び桜井さんのMC。この公演に向けて2つのグループの対決と捉えて負けたくないので激しい選曲も考えたけど、そもそも誰と争ってるの?という気づきがあり、また違った選曲になったとのこと。そして、桜井さんの紹介でB'zの二人を呼び込み。UNITEのツアーTシャツを着こんだ二人が登場し、稲葉さんは桜井さんと軽く腕を合わせ、Mr.Childrenへの感謝を簡単に伝え、「感無量」の言葉で締め。

うっすらと鳴るキーボードと田原さんのギターに導かれて始まるのは「Everything (It's you)」。何となくですが、コラボするのは両者のライブが終わった後にまとめてというイメージがあったので、このタイミングでの登場に現地は度肝を抜かれたのではないでしょうか。楽曲は97年リリースされたもので、アルバム「BOLERO」のオープニングを飾った渋みのあるナンバーです。まずは稲葉さんが出だしを低めのキーで歌い上げるのですが、どこか稲葉さんソロの雰囲気さえある、でも確かにMr.Childrenの曲という不思議な感覚を味わえます。桜井さんが安定した調子でアコギを弾きながら後を引き取り、サビは二人で歌い上げる(稲葉さんが基本は上、桜井さんは下をハモる形式。二番は逆)。

二番からはバンド全体が参加するのですが、松本さんのギターのトーンの主張が凄くて、原曲以上にロック寄りのバラードに仕上がっている。稲葉さんは二番からはかなりフェイク交じりで歌唱。田原さんのギターと稲葉さんの掛け声にあわせて松本さんのギターソロが登場。原曲を意識しつつも松本さん印の刻まれたソロになりました。最後は二人で主旋律を思い切り歌い上げる、これぞコラボと言える迫力溢れる演奏になりました。この1曲だけでもこの映像を見る価値はあったんじゃないかなと思うくらい素敵な演奏でした。

「others」「DANCING SHOES」からは後半戦。前者はキリンビールのCMで耳にすることも多いでしょう。後者はMr.Childrenが時折見せるサイケデリックかつダウナーな要素を1曲に集約した見事な楽曲で、最新作「SOUNDTRACKS」のオープニングナンバー。最高の共演の余韻に浸るような大人っぽい雰囲気を桜井さんのファルセットが盛り上げます。B'zファンには「DANCING SHOES」のようなロックが一番しっくり耳になじむかもしれません。中川さんのベースと田原さんのギターが不穏な気配を掻き立て、桜井さんの歌詞だけ不思議なくらい軽やかに跳ねていく楽曲です。カッコいいですよね。

合間に挟み込まれた「SINGLES」は今回の公演中、もっとも激しい楽曲でしょうか。これは前作「重力と呼吸」からの曲。ドラマ主題歌でもあるし、タイトルのせいもあってシングルのようなイメージを受けますがれっきとしたアルバム曲。サビ裏で絶え間なくドラムがカッコいい楽曲なのですが、ライブでもしっかりと鈴木さんが叩いてくれました。

「SOUNDTRACKS」のリード曲となった「Brand new planet」が爽やかな風を会場に呼び込みます。en-zineの対談でも言及された「Documentary Film」が選曲されるかと思ったのですが、バラードは前半でそれなりにやったということか、アップテンポなこの曲が選曲されています。地球を思わせる青白い照明が曲を盛り上げます。田原さんのスライドギターもお見事。

最後は「innocent world」で晴れやかに締め。ここにきてバンドメンバーも少しずつ動き出し、観客の近くに寄り添いだします。サビでは観客が合唱の代わりに手を大きく左右に振ります。休みなしで高めのキーを歌ってるせいか、桜井さんはやや苦しげですが、最後は振り絞るように歌い切りました。

最後に簡単にメンバー紹介をすると(ここでふざける鈴木さん)、「どうもありがとう!最後まで楽しんでって!B'zすげぇぞ!」の声を残してさらりと退場。ここで少しだけセットチェンジの映像を映していますが、実際にはもう少し間があったとのことです。

B'z SET LIST
01.UNITE
02.イチブトゼンブ
03.love me, I love you
04.有頂天
05.今夜月の見える丘に
06.LOVE PHANTOM
07.Calling
08.BANZAI
09.ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜
10.兵、走る
11.さまよえる蒼い弾丸
12.ultra soul

続いてはB'zのターン。ホストということで少し多めの12曲を披露。

HINOTORIツアーとWhole Lotta NEW LOVEツアーの選曲を一つにまとめたような選曲で、過去から最新曲の網羅という意味では、2010年代が抜け落ちたHINOTORIツアーよりもPleasureらしい選曲になりました。

バンドメンバーはABACOのスタジオライブからも刷新して、大賀好修(G)、Yukihide“YT”Takiyama(B)、青山英樹(Dr)、川村ケン(Key)という布陣。完全に日本人メンバーのみで有観客ライブをするのはELEVENツアー以来、実に20年ぶりのことになります。大賀さんは5ERASから唯一の続投で、YTはWhole Lotta NEW LOVEツアー以来の参加。ギターを合わせるなら大賀さんの方がやりやすいという判断からか、YTは今回ベースで参加。青山さんはB'zの作品ではなじみ深い青山純さんの息子です。川村さんは沢山のアーティストのサポートを務めた実力派ですが、B'zとは初めての仕事。

先日配信をスタートさせた「UNITE」を未発表曲として初披露。頭には二番サビ後の荘厳な雰囲気の演奏をつけ、テルミンの音が鳴る中でメンバーが登場。既に映像も少し出ていますが、炎の演出をまといながら歌われると、「UNITE」はだいぶ迫力が増す印象です。観客を前に演出込みで演奏すると、やっぱりB'zのライブってこうだよなって気がします。5ERASは素晴らしい企画でしたが、やっぱり通常のライブとは違うなという気がします。間奏のコーラスは合唱できませんが、代わりに手拍子で観客は応答。稲葉さんの後姿がめちゃくちゃ様になってますよね。二番サビ後は稲葉さんが「You will see!」と呟き、川村さんによるテルミンの音が響くという音源よりも間を持たせた構成。音源もこのアレンジで良かった気がしますね。

続く「イチブトゼンブ」は「UNITE」のアウトロから間髪入れずに登場。「ultra soul」同様に定番中の定番ですが、ライブ後半に配置されることが多く、稲葉さんが疲れ気味なことが多いのですが、2曲目ということで元気いっぱい。またそうでなくても、この日の稲葉さんは非常に調子が良く、HINOTORIツアーからやや本調子じゃなかったことを吹き飛ばすように快活な歌声を響かせていました。最後の「もう失わないで」は5ERASと同じアレンジで披露。このフェイク好きなので今度聞くときもこのバージョンで聞きたいです。
ここで稲葉さんがMC。いつも通り「どうもこんばんわ!」と呼びかけると「会いたかったよ~~~~~マジで!」とおどけたように再会を祝すと、マスク着用と声出し不可のルールを改めて伝えた上で、「自分なりの方法で思いっきり自己表現してみてくださいね!」と呼びかけ。

「B'z presents UNITEにようこそー!」の声でドラムがイン。何となく「Wonderful Oppourtunity」風のドラムですが「love me, I love you」です。稲葉さんはマイクスタンドを担いでステージを縦横無尽に移動。松本さんは最近お気に入りのミュージックマンをBUZZ!!ツアーさながらに使用。歴代ドラマーが難しいという「love me, I love you」ですが、青山さんはわりとさらりと叩いていたように聞こえます。ギターソロ切り替わりの時のフィルが気持ちいですよね。間奏ではおなじみの手拍子を稲葉さんがいつも以上に大きく煽ってた気がします。

ドラムのシンプルなリズムに乗って始まるのはフェス系のライブでは常連となりつつある「有頂天」、この曲は途中で「Yeah!」の掛け合いがありますが、声出し禁止ということでスクリーンには「YEAH」の文字の上に×マークが登場。代わりに男だらけのバンドメンバーが武骨な「Yeah!」の声を聴かせてくれます。稲葉さんも時折唇に指をあてて声出し禁止を伝えます。ここにきて松本さんもステージを右に左に移動しだしました。サビからラストにかけて一気にメタルっぽい雰囲気に変わるのがこの曲ですが、青山さんがツーバスで猛スピードで叩いてスピード感マシマシでしたね。

バンドを変えると必ず演奏するのが「今夜月の見える丘に」ですが、最近はバンドメンバーのチェンジがおおいのでよく聞く気がします。2010年代はフェスや単発ライブのセットリストによく組み込まれていたので、今回の選曲は納得。Whole Lotta NEW LOVEツアーではなんかアメリカのバンド然とした悠然とした演奏でしたが、もう少しひっそりした丘の印象を受けました。ギターソロは5ERASに引き続きシングルバージョンをかなり忠実に披露。この曲ギターソロはしょっちゅう変えているので原点回帰でしょうか。

「久しぶりの大阪ですわ!この景色なんて綺麗なんでしょう!」と叫んだあとに、改めてコロナ禍でライブが出来ることの喜びと感謝を伝える稲葉さん。「じゃあ行っちゃいましょうか、ケン坊」と川村さんに呼びかけると川村さんが「LOVE PHANTOM」のメロディを引用したキーボードソロ披露。あわやキーボードをひっくり返すのかというところでストリングス抜きの「LOVE PHANTOM」がスタート。イントロカットはたまにやりますが珍しいのは珍しいですね。イントロにあわせて拍手が大きくなるのは恒例行事。

LOVE PHANTOM」がPleasure以外のホールクラスの公演で登場するのは珍しいですね。Mr.Childrenのファンもいるということを考慮しての選曲でしょう。HINOTORIツアーでは「HINOTORI」を組み込んだメドレーとなったので、単体での披露はENDLESS SUMMER以来のことです。HINOTORIツアーでオリジナルに近い演奏がされましたが、今回はいつもバンドスタイルが復活し、「万能の気味の幻を」の裏の「ジャッ!ジャッ!」の演奏も再登場。最後は大賀さんが笑顔で松本さんと向き合いながらツインギターを披露。

マイクオフで「HEY!!聞こえますか~~!?」と何度か呼びかけると「wow wow wow wow」の声を披露。観客の声がない会場では稲葉さんの肉声が良く響いたんではないかと思います。「Calling」もフェス常連だし、最近存在感を増してきた楽曲。この曲も「wow wow wow wow」が普段は観客のパートですが、今回は稲葉さんがきっちり歌うスタイル。それでもいつもライブさながらに最後のパートではバンドが演奏を止めるのが面白いですね。サビが終わるとバンド全員がドラムの前に集まり激しい演奏を聴かせ、稲葉さんも久々に「I'm calling you!Yeah yeah!!」と高くシャウト。

拍手しか出来ない利点を最大限に生かす楽曲は「BANZAI」だと思ってました。「こんなに胸に刺さってくる拍手が今まであったでしょうか!」と告げると拍手のやりっこを呼びかけ。一通り拍手して「気持ちいい!」と叫ぶと、BANZAIの拍手。ここでも「BANZAI!」のところでは口に手を当てる稲葉さん。間奏で再びツインギターを響かせると、青山さんのドラムの非常に鋭いビートにのせて拍手のやり取りが登場。とは言え、声も出せないのでいつもより早めに稲葉さんが歌に入り「過去も未来も一緒」でロングトーンのシャウトで絶好調をアピールする稲葉さん。限界まで引き絞るシャウトは久々に聞きました。テンションが上がり過ぎたのか、最後のサビ前のジャンプで盛大に失敗してステージに横たわる稲葉さんを真正面からカメラが映しています。高さがなかったのとよろけただけなので、転びながらも歌い続け、すぐに立ち上がる稲葉さん、プロですね。暗転時にコケタふりをしてみせたり大したことはなかったようです。

お尻ををさすりながら「On Guitar!Mr. Tak Matsumoto!」と呼びかけるとミュージックマンの太い音が響き「ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜」はがスタート。ハワイ公演と同じ始まり方ですね。この曲はHINOTORIツアーから一気に演奏されることが多くなったという印象です。歌詞がUNITEという公演とどこかシンクロするところがあるからという選曲なのか、最近単純に好きなのか。松本さんがゆっくりとステージ後方の通路に動き笑みを浮かべているのが印象的。それを見つけた稲葉さんがダッシュして、後方の観客にも二人の姿を披露するあたり、気遣いに溢れてますね。

生憎観客はその雄々しいコーラスを合唱できませんが、代わりにバンドメンバーの声が大きく響き渡る「兵、走る」が本編ラストで登場。すっかり定位置です。キーボードの音をバックに「なんかあっという間にここまで来ちゃいました!」「本当最高でした!どうもありがとうございました!」と感謝を告げると、松本さんが静かにギターを奏でて曲がスタート。初披露はHINOTORIツアーの不調の反省でセーブしたWhole Lotta NEW LOVEツアーで、その後は無観客・スタジオライブでしか演奏されていないこの楽曲。ようやく稲葉さんが本来のパワーで歌い、この曲の持つタフさを存分に発揮したように思います。この曲の盛り上がりに声を出せないというのはめちゃくちゃ辛そうですが、観客も大きく腕を振って応戦。最後は「トラーイーヤイ!」と叫び、青山さんのドラムソロが響く。青山さんが大きく叫ぶとバンド全員でジャンプして締め。ここで本編はさらりと終了。拍手のみでアンコールを観客が呼びかけます。

まずはB'z側が全員登場してバンドメンバーをここでさらっと紹介。観客への感謝を告げると「from Mr.Children!桜井和寿!」と呼びかけ桜井さんを呼び込み、エアーハグを披露。互いに終わりを寂しがりつつも、稲葉さんが「まあ何かあるでしょ、また」と言えば、桜井さんが「こんなに馴染むとは思わなかった」と公演の成功を告げる。

B'zのゲストに誰かを呼ぶのは初めてという稲葉さんに桜井さんが笑いながら「光栄です!もう誰も呼ばないで下さいよ!」と告げると、B'zが有観客で2年ぶりに演奏した初めての曲は「Everything (It's you)」と稲葉さんが伝えるとますます笑みを深める桜井さん。松本さんも笑顔でした。

「選ばしていただきました!準備良いですか?さまよえる!蒼い!弾丸!」と桜井さんが絶叫し、稲葉さんの「いっちゃいましょう!」の声で「さまよえる蒼い弾丸」がスタート。Danganのイントロを添えたWhole Lotta NEW LOVEツアーのアレンジで登場。稲葉さんが「Mr.桜井!」と煽ると、桜井さんから歌いだし。Mr.Childrenにはないタイプのスピーディーなロックを桜井さんが歌うのは何とも不思議な感じです。勢いのある曲なのでハモりとかはなく、元気よくサビは二人で歌っています。面白いのは二番で稲葉さんが「ゴロゴロしちゃう」のコーラスを歌うところ。多分時初めてじゃないですかね。最後は向かい合いながら歌い、「もっと もっと 速く」のフレーズをステージ後方で掛け合い、肩を抱く二人。こんな光景がみられる日が来るとは夢にも思いませんでしたね。桜井さんは開脚しながらのジャンプを決め、「最高!ありがとうございました!B'z!」の声で桜井さんがはけると、稲葉さんが「やっぱジャンプが違うな!」と感心する稲葉さん。

最後のこれだけは欠かせないということで、「ultra soul」が登場。「あそこのところはジャンプで!」と、サビ終わりの「ハイッ!」の代わりにジャンプを提案する稲葉さん。観客も最大の拍手でこれにこたえます。間奏ではやっとYTが前に出てきてベースソロを披露。ギターソロ明けでは松本さんの横によるも、マイクは寄せず松本さんは肉声で「Hey!」の声を披露。「ウルトラソウル!」の声が終わると笑顔でドラムをたたく青山さんの前に集まり、「どうもありがとうございました!」の声でスモークが上がり終演です。

ここでMr.Childrenのメンバーを呼び込み、記念撮影を実施。互いに感謝を告げながら笑顔で言葉を交わす稲葉さんと桜井さん。途中桜井さんが「マスクが桜の花びらが舞ってるみたいで綺麗」と告げると稲葉さんが「さすがですね!」と言って、記念撮影中もマスク着用を観客にお願い。ドラムセットの前で6人だけで何枚か写真を撮って、Mr.Childrenは退場。「また何かあるかな?」「またどこかで!」とこれきりの縁ではないことを約束して、最後はB'zのバンドメンバーと「せーの!お疲れ!」を実施。

サポートメンバーが退場すると、松本さん、稲葉さんが残り改めて感謝とこれからのコンサートに希望を寄せました。最後の最後で松本さんが珍しくマイクを持ち「本当にライブっていいんだなって思いました、改めて」とMC。最後に直帰を促して、「UNITE」が流れる中、二人は退場。そして「UNITE」をバックにエンドロール。ここでは少しですが、リハの模様や1日目の模様が映し出されていました。

およそ二時間半ていどのライブですが、物凄く濃くて凄いライブを観たなという気がします。現地参加できた人は本当に羨ましいですが、こうして配信してくれたのがありがたいですね。ライブ未披露だった新曲を複数披露したMr.Childrenに比べるとB'zはやや守り気味のセットリストにも見えますがやっぱりサポートメンバーの違いもあるし、二人のこの公演に賭ける熱量のようなものが伝わってきて普段とはまた違ったライブになっているように思います。来週のGLAYとの配信も楽しみですが、まずはこの公演を1週間出来る限り目に耳に焼き付けたいと思います。


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UNITE / B'z

B’z presents UNITE #01の全4公演が無事終了しました。昨日は映像解禁ということで、B'z、Mr.ChildrenGLAYの映像が少しずつですが情報番組エンタメ枠で流れております。客席を見ると1席ずつ確かに空いているのですが、遠目だとあんまり気にならないような入り方でした。ステージも全容は分かりませんが、炎の特効などかなり派手な内容だったようです。
それぞれが12~13曲を演奏し、互いの楽曲でのコラボを果たしているとのこと。Mr.Childrenとは「Everything(It's you)」「さまよえる蒼い弾丸」、GLAYとは「彼女の"Modern…"」「ultra soul」の計4曲を共演。GLAYは王道ですが、Mr.Childrenとの共演曲はどちらも意外という印象。映像はB'z曲の共演のみ流れていたので、Mr.ChildrenGLAYの曲のB'z参加は配信待ちです。B'zは事前予告通り、「UNITE」「ultra soul」を除く全曲を入れ替え。「ultra soul」がGLAYとは共演だったことを考えるとほぼ全曲入れ替えです。5ERASの経験が生きていると言っていいでしょう。選曲自体はPleasure公演の選曲を二つに割ったようなイメージですが。どちらかというとポップ派手目なのがMr.Childrenとの公演、ややロック寄りがGLAYとの公演でしょうか。
また、途中にはテレビ朝日 DREAM FESTIVAL 2021を挟んでいます。こちらは大阪城公演の予行演習も兼ねたような選曲ですが、「UNITE」「恋心(KOI-GOKORO)」「さよならなんかは言わせない」はなく、代わりに「今夜月の見える丘に」がMr.Children公演から続投。
計5公演、Whole Lotta NEW LOVEツアー以来の有観客のライブとなりました。幸いにして新型コロナも今は感染者が減少傾向にあるので、このまま有観客公演が増えることを祈るのみです。
さて、前置きが長くなりましたが、プロジェクト名でもある新曲「UNITE」が配信シングルとして本日0時よりリリースされました。サブスク解禁時に「きみとなら」のリリースがしれっとありましたが、純粋な新曲をリリースするのは「NEW LOVE」発売以来。シングルは「声明/Still Alive」以来4年ぶりと言っても良いと思います。
音圧が非常に高いギターのご機嫌なリフから始まりため込むような短いAメロから気持ちを抑えられないと言った様子の楽し気なBメロ。ドラムのブレイクからお馴染みのキャッチーなサビが登場。先行して映像が出ていたのはこの一番サビからギターリフに乗せて「Na Na Na」と歌うところまで。
二番からは遊び心が前面に出てきて「聞いたことのないようなそのフレーズ」では、歌詞に呼応して松本さんのギターのフレーズが割り込み。コーラスも少し厚くなり、主旋律の裏ではっちゃけったように短いシャウトが聞こえてきたり。二番のサビはビックリするくらい能天気なフレーズが飛び出てきたかち思うと、「You'll see tonight」の囁き声と共にキーボードの壮大な音が流れ出し、低い声でのオペラっぽいパートが登場。後半で気持ちの良くドラムの音が鳴りだして、ギターソロが炸裂。ギターソロもメロディはシンプルながら前半はちょっとかわった響き方をしてます。後半はわざとらしいまでにB'zらしく弾き倒し。
最近では珍しく、Bメロを繰り返してから最後のサビ、しかもサビを二回繰り返すという良い意味でしつこい構成。「わかあああるでしょう」の声の裏で楽しくシャウトして、一番サビを繰り返すと「You will see!」の声でフェイク気味のラストサビ。最後は再びB’z presents UNITE #01のフレーズが登場し、ギターの意外な演奏で幕を閉じる。
よく言われているように「The 7th Blues」の「MY SAD LOVE」っぽいキャッチーなロックですが、個人的には曲の方の「MAGIC」の程良いバンド感と思すぎないメッセージを感じました。
歌詞は一番は思い切って気になるあの人に声をかけてみようという片思いから一歩踏み出したような内容なのですが、歌詞が進むにつれて今のご時世やMr.ChildrenGLAYとの共演も織り込んだような内容になっているのが流石(一番も相手をMr.ChildrenGLAYとも読めますしね)。個人的には最後のサビの「人任せじゃ回らない情熱の歯車 君の手に僕のこの手を添えてみましょう 頬を染めて 痺れる」という歌詞が文字通り痺れますね。ラブソングだとちょっとクサいかもしれないけど、「UNITE」みたいな歌詞でこの瑞々しささえ感じる歌詞を最後に差し込んでくるのはさすが稲葉さんだなと。文字見てるだけでも気持ちがいいタイプのフレーズです。
いわゆるシングルCDの1st Beatとはまた違う感じですが、久々にB'zらしい部分を詰め込んだような楽曲ですので、当分はヘビロテでしょうか。

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