- アーティスト: ナイトウィッシュ
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2005/03/09
- メディア: CD
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
メロディック・メタルの演奏に仰々しいまでの、シンフォニックでオペラな要素を重ねるバンド。何でも、ボーカルのターヤは実際にオペラを学んでたらしく、歌いっぷりもかなりしっかりしたものです。この手の音楽にありがちな仰々しいが故に、胡散臭い感じというのがしない。
EVANESSENCEが好きな人には大受けしそうなタイプの音楽ですね。ハードでダークなんだけど、メロディありきな感じが。まぁ、こちらはフィンランド出身だけあって、北欧系メタルの匂いをぷんぷんさせてるんですけどね。
個人的には静から動へと動くEVER DREAMが好き。途中のスピードが一回落ちるあたりがかっこいいです。後はとにかくオープニングが劇的なEnd Of All Hope。いきなりコーラスが押し寄せてきて圧倒される。バリバリのスピード・メタルならCrownless。オペラティックな要素はないはずなんですけど、歌い方が歌い方なだけに何故か壮大に聞こえる。
不思議要素はOver The Hills And Far Away。もちろん、あのゲイリー・ムーアのです。LED ZEPPELINではありません。原曲がヨーロッパでヒットしたからでしょうかね。原曲に比べて、かなり仰々しいアレンジなのに、妙にハマッてるのが不思議。ただ、流石にギターソロだけは、原曲に比べて、ね。
個人的にかなり好きなタイプにバンドなんですけど、マルコ(ベース兼セカンド・ボーカル)の声が時々とてもいらない。
追記:ボーカルのターヤはもう脱退してるみたいですね。