昨年5週連続で行われた無観客ライブ、5ERASが発売になりました。
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受注生産の限定版はかなり大きめのしっかりした作りです。大きくて重いという難点はあるのですが、立派な作りなので出し入れして繰り返し視聴するのには向いているかと思います。公式サイトの仕様通り、Day~Day5には写真が付属。パッケージと一体化しています。流石に曲数が多いので歌詞カードはなし。新曲YES YES YESの歌詞も特にありませんでした。
ドキュメンタリー映像は会場の設営からリハーサル、ゲネを日ごとに追っていくスタイルで、新型コロナ対策としてしっかり検査等を実施している風景も収められています。通常のツアーとは異なり、楽屋風景とかちょっとした観光の光景はなく、リハや本番裏の風景で占められています。興味深いのはDay4の最初のリハの時点で、田中さんがドラム参加していること(つまり本当に直前での交代ではなかったこと)、YES YES YESはリハ時点で本当に未完成だったものをDay5に向けて仕上げたようであること、YES YES YES以外の候補曲がもう1曲あったことなどでしょうか。Day3の何でもないポスター巡りからのアコギセッションやDay2の長いMC等もかなり計算してネタを作ってたことがうかがえます。
B'zのドキュメンタリーらしい笑えるシーンも多数あるのですが、今回は松本さん起因のネタが多かったように思います。インタビューでも明かしていた満園さんのOCEAN事件や足湯でのやり取り、Day3での「怒ってるの?」事件の裏等、気になっていた舞台裏が楽しく見れます。配信前にB'z Partyで行っていたインタビューについては収録もないですそ、収録の舞台裏等も特にはありませんでした。
肝心の本編ですが、カメラ割はかなり変えてありますし、やや埋もれがちだった稲葉さんのボーカルは大きめに変更されています。また、Day1のだからその手を離してでは少し映像に手を加えたり、逆にDay4のいつかまたここででは不評気味だったテロップが消えたりと目に見える形での編集も多分に行われているので、一度見ていても新たな発見はあるかなと思いますので、僕自身もまだ見れていない部分はゆっくりじっくり見たいなと思います。
販促として公開していたABACO STUDIOからのスタジオライブもイチブトゼンブ、兵、走るが公開され一段落しております。どちらもライブでは中々に体力を使う楽曲ですが、スタジオライブらしい余裕のある演奏・ボーカルが楽しめると思います。兵、走るはブライアンの重量級のドラムになれると迫力が薄れるのではと思いますが、5ERASの田中さん、スタジオライブの玉田さんがまた違ったニュアンスで叩いております。個人的には玉田さんのドラムはかなり良いなと思いました。まぁ、オリジナルはシェーンなのに、シェーンでのライブ演奏がないという不思議な曲なのですが。
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