Daily "wow"

たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

すべての歌に懺悔しな!!

孤独の太陽

孤独の太陽

「あぁ、ロックンロールだな」というのが第一印象。HRでもHMでもなくて、ギターをかき鳴らしながら皮肉交じりに歌う親父のアルバム。暗いって言うのとは違う。明るくないというのが正解か。お洒落さや派手さとは無縁のROCK AND ROLL。最近のサザンとはかけ離れた世界がある。っていうか、むしろ、ボブ・ディラン
すべての歌に懺悔しな!!は歌詞もさることながら、タイトルがやはり強烈。エロスで殺して(ROCK ON)はBメロがカッコイイ、ブギ調の楽曲。歌詞をひたすらまくしたてる貧乏ブルースはまさしく、ボブ・ディラン。貧乏暇なしってことですかね。月や鏡など、TOP OF THE POPSに収録された曲も割とあるけど、あれらの曲はベストじゃ少々映えない。アルバムの中で生きる曲だということを実感。少なくとも、波乗りジョニーとかの曲と一緒に聞ける曲じゃない。
B’zに対するマグマのように、サザンとはまるで違う世界を擁立してる。というか、アルバム全体の完成度なら、今まで聞いたサザンのどのアルバムより上かもしれない。
とりあえず、歌詞カードの中の桑田さんの髭面の写真がかっこよすぎる。