Daily "wow"

たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

パーミッション・トゥ・ランド

パーミッション・トゥ・ランド

さっきまでずっと聞いてました。そして、そういえば紹介してないな、と思い出した。このバンドを紹介する時はいつも僕はこうやって言ってるのです。「フレディ・マーキュリーの声をロバート・プラント風に発声するボーカルが70年代のエアロのような音楽にのせて歌っている」と。いや、実際には大分違うんですけど、First Impressionはそんな感じだったのです。実はデビュー当時から知ってたんですけど、最初は胡散臭過ぎて聞かなかった。だって、服装がフレディお得意のキャットスーツで、キャッチコピーが悪のロックを倒したとか何とか、でとてもじゃないけどまともに聞こうって気になりませんよ!(笑
考えががらりと変わって聞こうと思ったのがBURRN!でのジャスティンのインタビュー見てから。好きなバンドはQUEENAEROSMITH……と好きなバンドを挙げていってたのですが、これが僕の好きなバンドとピタリと一致。ならば、彼らの音楽も僕好みだろうと買ってみたわけです。
帰ってから聞いてみてビビりました。まず、ジャスティンのボーカル。彼はファルセットを使ったほとんどギャグみたいな高音でほぼ全曲歌ってるんですけど、この声嫌いな人は絶対受け付けないだろうってタイプの声。HMにありがちな鋭く尖ったタイプのファルセットじゃないんです。妙にビブラートがかかってて、そこまで尖ってないんですよ。妙に笑えるというか人懐っこい声。シャウトはもんの凄く高いですよ、この人。どっから声出してんだってくらい高い声です。ただ、高音得意で中低音苦手と自称するだけあって、バラードはそんなに得意じゃないんですよね。その内上手くなるだろうけど。
曲自体は物凄いオーソドックスなバンド然としたロック。70年代のロックみたいに張り詰めた感じはないけど、それこそFeverとか好きな人にはオススメの雰囲気。その癖、メロディがしっかりしてるから、古い感じはそんなにしない。良い意味で古典に忠実なブリティッシュ・バンドって感じ。内容はスピーディーなGET YOUR HANDS OFF MY WOMANやヘビーなLOVE ON THE ROCKS WITH NO ICEがあったと思えば、コミカルなGIVIN' UPやポップなFRIDAY NIGHTがあったりとバラエティ豊かです。
とにかく、僕にとっては久々にキテる感じ(BUCKCHERRY以来かな)のバンドなのです。だから早く2nd出してください。以上、自己満足レビュー(笑
あ、あとこの人達PVが面白いですよ。