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たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

声明/Still Aliveフラゲ日

声明 / Still Alive (初回限定盤)

声明 / Still Alive (初回限定盤)

僕自身はまだゲットしてませんが、いよいよ今日がフラゲ日です。B'zとしてはRED以来、ちょうど2年ぶりくらいのシングルですね。このシングルについて、いくつか話題があったので、それらについて。
まずは、声明のMVがワンコーラスですが、公開されました。CMで一部解禁されていましたが、B'zの二人はまったく出てこない完全なアニメ仕立てのMVです。シングルのA面で、二人が出演しないMVというのはちょっと思いつきませんので、初めてではないでしょうか。骨太なサウンドとは対照的に、線の細い少年が主役の歌詞に沿ったMVになってるようです。Still Aliveが典型的なB'zのMVなので、声明では真逆を、ということでしょうか。
声明ですが、昨日よりUCCのCMが流れています(TBS系ではStill AliveバージョンのCD発売CMを良くみますね)。サビ頭の「声明」からスタートするCMで、シューティングゲームでも見てるような感じのCMですね。こちらも俳優さん等は一切出演せず、CGと音楽、ナレーションのみです。サビだけ切り取ると、意外とキャッチーなフレーズに聞こえてくるから不思議なものです。
今回のシングルはUCC盤なるものがリリースされますが、抽選でコラボ缶が当たるという特典があります。このコラボ缶ですが、「B'z×UCC BLACK無糖 コラボ缶コーヒー」の中身の詳細は後日発表という含みを持たせた表現をしていました。その意味がようやく明らかになりました

メイキングムービー “珈琲豆にB’zの新曲「声明」を聴かせてみた” 公開!!

本日6月12日から全国でオンエアがスタートする『UCC BLACK無糖』新TVCM。
B'z「声明」とのコラボレーションが展開される中、いよいよ6月14日にシングル「声明 / Still Alive」がリリースとなります。

今作は、特典DVD(「Still Alive」MUSIC VIDEO 収録)付きの初回限定盤、通常盤、そして、スペシャルパッケージ・B'z×UCC盤もリリースとなりますが、このB'z×UCC盤の購入応募特典となっている『UCC B'z缶』は、製造段階で、珈琲豆に「声明」を聴かせながら焙煎・抽出された特別なコーヒーなのです!『UCC B'z缶』が完成するまでの過程を追ったメイキングムービーを公開いたしますので、皆さん、ぜひご覧ください!

コーヒー豆に声明を大音量で聴かせながら、焙煎・抽出したコーヒーという、昔のバラエティ番組の企画のようなコーヒーとのことでした。B'zには珍しいちょっとしたギャグですね。UCC盤はラバーコースター、B'z缶は缶パッケージを楽しむコレクターグッズになりそうです。
また、今回のシングルは珍しく店頭抽選会を実施します。

B'z NEW SINGLE「声明 / Still Alive」CDショップ店頭DAY抽選会!!

6月13日(火)より、下記の店頭DAY実施店舗にてシングル「声明 / Still Alive」をご購入頂いた方は、B'zのオリジナル特典が当たる抽選会にご参加いただけます。1枚ご購入につき1回の抽選で、初回限定盤・通常盤・B'z×UCC盤いずれも対象作品です。


抽選会特典

★オリジナル・B2ポスター
★オリジナル・ステッカーシート
★オリジナル・ブラックメモパッド

ベストアルバム発売時のように種類が豊富ではありませんし、実施店もかなり限られていますが、足を運ぶ方にはちょっと嬉しい特典です。最近だとネット通販で買う方も多いとは思うのですが。
ここまでがB'zで、もう一つはプロジェクトが一段落したと思っていたINABA/SALASのフェス出演情報です。

INABA/SALAS SUMMER SONIC 2017 出演 & INABA/SALAS, MIYAVI, Made in Asia 豊洲PIT公演 開催決定!!

CHUBBY GROOVE”再演!
年初めにCHUBBY GROOVE旋風を各地で巻き起こしたINABA/SALASが、熱いSUMMER SONICの大舞台と、クラブならではのグルーヴ感を体感できる豊洲PITのステージへ帰って来ます。CHUBBY GROOVEツアーに参加された方も惜しくも参加できなかった方も、是非この機会をお見逃しなく!

公演名
SUMMER SONIC 2017

出演日・出演ステージ
8月19日(土) 大阪・舞洲 SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)/ OCEAN STAGE
8月20日(日) 東京・ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ / MARINE STAGE

開場・開演
09:00 ・ 11:00

詳細
http://www.summersonic.com

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公演名
INABA/SALAS, MIYAVI, Made in Asia

日程
8月23日(水)

場所
豊洲PIT

開場・開演
18:00 ・ 19:00

詳細
http://www.hipjpn.co.jp

サラスがSNSでそれとなく来日を匂わせていましたが、B'zのライブ活動中にフェスを3回こなすという精力が凄いですね。サマソニにはすっかり常連感がありますが、アルバム一枚のみのINABA/SALASがどんな曲目で勝負するのか、気になるところです。

声明/Still Alive

声明 / Still Alive (初回限定盤)

声明 / Still Alive (初回限定盤)

今回の完全な新曲となる、声明。ライブさながらのド派手なオープニングが印象的です。何となく稲葉さんのロングトーンのシャウトを空耳してしまいます。実際には、鋭いドラム音をきっかけに縦ノリのリフが現れて、稲葉さんは「ハッ!」の声。ノリの良いリズムと、どんどんとテンションが下がっていく様を描き出す歌詞のギャップは最近の稲葉さんにはお馴染みになってきました。
「声明」という囁き声から始まるサビは、まさしく声明そのもので、これまでの自分への決別の決意を、お得意のですます調で高らかに歌い上げます。字面だけ見ると、反省文のような内容ですね。サビにしてはちょっと起伏に乏しいメロディですが、それだけに「wake up, wake up」のフレーズでの声の張り上げが効果的に響きます。
二番からも同じような構成ですが、少しずつ崩していくボーカルや裏で地味に重ねられた色々な音が厚みを加えています。「Hoo!!」というテンションの高い声に乗せて、ギターソロがスタート。ライブでの大賀さんとのハモりが目に浮かびそうなパートから、松本さんらしい熱いソロが炸裂。今回の4曲はどれもソロに気合が入ってます。
有頂天やREDの豪快さとも違う骨太なロックのアレンジを務めたのは氷室京介さんのサポートも務めたギタリスト、Yukihide YT Takiyama。どういうご縁かは分かりませんが、初めての起用です。バンドも全くの新しい面子で、ベースはクリス・チェイニー。アメリカでは非常に幅広いアーティストの音楽に参加した方です。SlashとコラボしたSaharaでもベースを弾いています。キーボードのジェフ・バビコとパーカッションのレニー・カストロTOTOのサポメン経験があるようですが、個人的には初耳。そして、頭からビシバシと切れの良いドラムを叩くのはトミー・クルフェトス。オジー・オズボーンへの参加で名前を耳にしたことはありますが、凄まじいドラムですね。シェーンの器用さとは違う力強さそのもののドラミングが声明のリズムを支えているのは間違いないと思います。
A LIFEの主題歌決定から、半年。ドラマは終わりましたが、Still Alive、ようやくのお披露目となりました。曲が始まるや否やイントロ抜きで稲葉さんのファルセット交じりの歌とピアノの音が聞こえてくるのにびっくりとすると思います。ドラマではカットされていた部分です。サビではなく、Bメロをゆっくりと綺麗に聞かせるのが新鮮でもあり、非常に懐かしさを感じます。そこから、ドラマでもお馴染みとなったギターとシンセが混然一体となった力強い音が聞こえてきます。
声明が新体制による、ちょっと新しいB'zなら、Still AliveはまさしくB'zの王道と言ったところでしょう。四つ打ちのリズムに綺麗に乗ったメロディ、アレンジは寺地さん、ドラムはシェーンという万全の布陣です。ベースはMVではバリーですが、音源では松本さんのソロからトラヴィスが意外にも参加。綺麗で軽やかなメロディとは裏腹にギターとシンセの存在感が非常に強いのも印象的で、打ち込み裏でガンガン弾いてた90年代を彷彿とさせます。イチブトゼンブもそうですが、寺地さんはバンドの力強さにシンセを絡めて、良い意味でキャッチーに仕上げるアレンジをしますね。
歌詞については、書下ろしらしくドラマを意識した丁寧な歌詞作りです。ただ2番以降の歌詞を読んでいると、木村さんよりも浅野さん演じた副院長の心情に近い歌詞に感じるのは僕だけでしょうか。
2番が終わるとうっすらと鳴るシンセをバックに、ギターソロが幕を開けます。松本さんのギターで、こうも分かりやすいタッピングを聞いたのは最近では記憶にありません。タッピングから猛然と始まるソロもどこか端正な作りで、声明とはまた違ったカッコ良さがあります。稲葉さんの羽が、高崎晃さんがタッピングからのギターソロをさらりと弾いていく構成で、大好評でしたが、まるでそれくらいは俺にもできると言わんばかりのソロです。そうして盛り上げられた最後のサビでは稲葉さんも「Baby, you're still alive」のフレーズを思いっきり叫んでます。これぞB'zという要素をふんだんに取り込んだ楽曲です。
付属するMVも、シェーンとバリーを引き連れたB'zらしいMVです。暗闇から始まり次第に明るくなっていくCGと、巨大な照明がバックで入れ替わる以外はバンド体制のいつものMVです。時折、断片化する映像演出が目にちらつきますが。最後は稲葉さんの手から放たれた光が銀河を形成するという演出はちょっとくどかったかもしれませんね。注目すべきは久々に全編にわたってサングラスを外した松本さんでしょうか。目元が見えるだけで珍しいと思うのも変なもんですが、ギターソロの時の渋い表情はとてもかっこいいです。
既に配信された世界はあなたの色になるとフキアレナサイについては、一時期ローテションしていたので、今ここに入っているのがちょっと不思議な感覚です。近年には珍しく渋いバラード、世界はあなたの色になる。意外に凝ったアレンジと悠然と歌い上げるギターソロが聞きどころです。映画館の緞帳が上がっていくようなイメージにとらわれるサビも不思議とドラマチックです。
フキアレナサイは冬のultra soulというリクエストに応えた分かりやすいアップテンポナンバー。稲葉さんの発案で付け加えられたイントロの静けさが疾風ロンドの雪山のイメージとぴったり重なります。ジェイソンの素晴らしいリズムキープが個人的には凄く気に入ってます。NOWの部分がライブでは、非常に盛り上がりそうです。
2曲とも配信時から特別な変更はないですが、心なしかやはりCDの方が良い音に聞こえます。
久々の両A面ですあ、残りの2曲もシングルばりの曲が入った非常に豪華な1枚となりました。声明の新しいサウンド、このシングルで途切れさせずに是非ともここからシングルでもアルバムでも続けてほしいところです。