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リンク元の「稲葉 シャウト エアロ」を見て。いつも思ってる事なんですが、スティーブン・タイラーと稲葉さんのシャウトってそんなに似てなくないですか？B’zとAEROSMITHの音楽性の相似性のせいで良く稲葉さんはタイラーの二番煎じ的とか言われますけど、僕の耳には全然別物。まず、ロングシャウト。スティーブン(復活以降)の場合は文字で表すなら「ふわぁアーーーィェッ！」って感じのが基本系で最初に「ふ」みたいな弱い音入れてから強いシャウトに切り替わる。伸ばす音の母音は「あ」が多い。対するに稲葉さん(90年代半ば)はいきなり強い音で「アァーーー」とか「イェーーー」が多い。逆に連続シャウトはスティーブンの方は前置きなくいきなり「アー！ガッガッガッ！」に移れるけど稲葉さんは「オォ〜〜ギッガッガッ」って感じで連続の前に「お」みたいな音を入れて一呼吸置く。もしくは「YEAH」を繰り返すやり方。あと、稲葉さんは短めの「アァゥッ！」って言うのを入れがちだけどスティーブンは伸
ばしがち。スティーブンは普通に歌ってる所からいきなりシャウトめいた高音のボーカルに移ることが多いけど稲葉さんは余りやらない。ただ最近はスティーブンは最初言ったようなロングのシャウトが多いし、稲葉さんは低いのか倍音系。たまに出す高音は低い所からじっくりためてから思いっきり伸ばす。(New Messageともうはなさないのラストはかなり高いけどELEVENとGREENの時期の曲だし)稲葉さんがスティーブンっぽいのはMARSLove&Chainの最初のシャウト。あれはかなり似てる。でも、RUN〜LOOSE以降はむしろ、デイビッド・リー・ロスの影響が強いです。SURVIVEからは自分の声に合わせて色んなシャウト試してますね。
………と個人的には思ってます。一番すごいシャウトはギリギリchop(Version51)のラストの喉をフルに使った奴。どういう喉だ、あれ。spirit loose、MOVE、Out Of Controlも派手ですけどね