Daily "wow"

たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

1/42

Mr.Children 1/42

Mr.Children 1/42

思った以上に安定してるな、というのが第一の印象。TVでの桜井さんのボーカルの印象は良い時と悪い時の差は大きくはないけど、CDに比べると劣っていることが多いっていうものだったのでちょっと意外。でもまぁ、大分前の音源だから今はどうなのかは分かりません。ただ、一日だけの音源しか使ってない割には、非常に良い演奏をしていると思う。
ヒットシングルは多めだけど、うーん、95年〜97年あたりのシングルは余りアレンジ面でも変化が見られず若干退屈。逆にAtomic Heartからのラブ コネクションとDance Dance Danceは良い意味でスマートな感じが抜けて、各人の演奏がぶつかり合うロックになってる。CDの方は背伸びな印象が抜けなかったから好きじゃなかったんだ。抱きしめたいは桜井さんの声に深みが増した分だけさらに良いバラードになってる。原曲も十分素敵だが、僕はこのライブバージョンの方が好きです。
そして、中心となっているDISCOVERYからの選曲。DISCOVERYというアルバム自体がミスチルのアルバムの中でも、一番激しいアルバムなのでライブにはうってつけな曲が揃ってる。シングルでは実験志向ばかりが目立って今一つな光の射す方へやニシエヒガシエは生の空気を存分に吸収して、厚みのあるバンドサウンドになり実に聞きごたえのある曲に成長してる。アンダーシャツは原曲の壊れた雰囲気が良く出てる。ただ、この曲よりは#2601をやって欲しかった。血管がぶち切れそうなあの曲をやったらさぞ盛り上がるだろうに。
I'll beは期待したほどではないかな。元々崩した感じの曲なので、ライブではさほど崩れなかった。むしろ端正な印象すら受けた。天頂バスみたいな曲を歌える今の方が、この曲はライブに合ってるのかもしれないと勝手に決め付けておく。
終わりなき旅は原曲通りとはいえさすがに素晴らしい。身が引き締まるよね、この曲を聞くと。長いのに全く長さを感じさせない名曲。
Simpleはアコースティックギターとボーカルの絡み合いが美しい佳曲。二番サビ後の転調がとても綺麗です。でも、一番アルバムの中で力を発揮してたのはラララかな。元々、ライブがあいそうだなとは思ってたけど、観客とのラララの合唱はやっぱライブは良いんだろうなぁ、と思わせてくれる。