〈戯言シリーズ〉限定コンプリートBOX (講談社ノベルス キャラクター)
- 作者: 西尾維新,竹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/09
- メディア: 単行本
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戯言BOXが唐突に届いたのでびびった。月末とはいえ、予想より早かったよ、楽天BOOKS。危うくお金がないという事態になるところでした。まだ、届いてない人もいるかもしんないし、以下ネタバレ。
表の装丁についてはもうね・・・うん、若干チープだよね。鞄型にせずに普通にDVDとかのBOXみたいにしてくれれば良かったのにな、と思った。
中には各巻の表紙に対応したキャラが新しく描かれているのが嬉しい。最初の頃のイラストと大分雰囲気が違っている。収納は本棚みたいに縦に入れるんじゃなくて、表紙が見えるように一冊ずつ収納する形式。ゆえに厚みは少ないが横幅がやたらデカイ。
Tシャツは今からじゃ着れないよな・・・そのまま保存しておくか。
ティッシュの装丁には吹いた。
タトゥーシール。タトゥーシールそのものより、台紙に書かれている四コマが良い。
栞。とてもよい出来なので使いたくない。ネコソギの下巻発売時に手に入れた奴と一緒に封印。ポストカードも然り。
タグ。ナンバーは5000番台。まぁ、あの時間ならそんなもんだろう。下二桁が59(いっ君)だったので良しとしようじゃないか。何気に西尾さんの初サインゲットです。結構嬉しかったり。
豆本。本当に小さい。でも、ちゃんと奥付があります。表紙カバーはないけど。読みづらくて読むのに次時間がかかるので、何か長い印象を受けてしまうけど、多分短編。内容は戯言とは全く関係がない・・・・チッ。書店員の女性と、本を必ず最終巻や下巻から買っていく女学生の話。西尾氏らしいオチがるようなないような曖昧な短編。ただ、何となく戯言シリーズの完結について寄せられた不満やら批判への回答になってる気がする。最終巻だからといって過剰な期待をするのは自由だけど、その過ぎた期待を負わせられる作家のことも少しは考えてくれ、と言ったところだろうか。
ちなみに個人的には戯言シリーズは、ネコソギの終わり方には不満が残るけど、ディクショナルでいい具合に締めてくれたなと思ってる。何より伏線回収のために人間シリーズをこれからもちゃんと書いてくれるなら、ネコソギのあの伏線張ったままの終わり方もまぁアリかなと思う。でも、十三階段は弱すぎたと思うのですよ。
BOXの感想としては、Tシャツとかタトゥーシール入れるよりは安くしてくれた方が良かったな。だって、どうせ使えないし。でなきゃ、豆本などと言わずにドドーンと一冊書いて欲しかったかな。最初はディクショナルを入れる予定だったんだし。
とりあえず、メフィスト連載の3話を早く本にまとめて欲しいね。特に後者には期待してる。その前に一応10/20発売らしい人間シリーズがあるか。トリプルには期待してない。