ミュージックステーションに続いてのメディア出演となった、今回のラジオ出演。C'monの製作、製作への震災の影響、最近の曲作りの仕方、LIVE-GYMへの展望などを交えた中々に分かりやすいインタビューでした。もっとも、最新の会報を得たB'z Party会員なら、概ね知ったような内容かもしれません。
C'mon、さよなら傷だらけの日々よ、Don't Wanna Lie、ピルグリム、ultra soul2011の5曲をフルO.A.ということで、個人的にはピルグリム、ultra soul2011の2曲は初めてフルで聞きました。ピルグリムは誰にとっても、でしょうが。簡単な感想をば。
- ピルグリム
- 名探偵コナンの1カ月限定EDタイアップが発表された楽曲。イントロの分厚いギターが印象的なミドルテンポの楽曲でした。低音が渋いAメロから、ファルセットのコーラスに導かれ、ストリングスが混じるBメロへ。サビでは「ラララ・・・」というコーラスが分厚く入ってる。C'monがRUNあたりのB'zなら、この曲はIN THE LIFE、具体的にそれでも君には戻れないあたりのB'zを思い出させる哀愁漂うナンバー。歌詞については、ドライブ中に見た桜が散る風景をきっかけとして書かれたもので、主人公が自分の想いの強い地を巡るという内容。出会い、分かれて、また出会うという巡り合いのラブソング。
- ultra soul2011
- 明確にAin't No Magicツアーのアレンジを意識したもの。イントロからいきなり長尺のギターが「ultra soul・・・」のささやき声と共に耳に飛び込んでくる。打ち込みの音はぐっと減ったものの、歌詞やアレンジが大きく変更したわけではないので、サビだけ聞くと聞きわけがつかないかも。ただし、稲葉さんのボーカルはところどころライブ仕様で、語尾を上げたり、フェイクしたり。ベースソロからのギターソロは明確に変更されて、原曲の短いものから少し落ち着いた、伸びやかなものに変更。ラストは残念ながらウルトラソウル三連発ではなく、原曲通り。最後の囁きでも、イントロ同様ギリギリまでギターが寄り添ってる。より、ライブ性の強いナンバーになりました。
気がつけば発売がどんどん近付いております。これまでの曲から判断すると、アレンジはACTION、MAGICの方向を推し進めて、様々な楽器やコーラスを配した分厚いサウンドになってるということ。音の重たさは別として、メロディー自体は結構キャッチーで、昔風の音使いが顕著にあらわれてるということ。この辺ですかね。まぁ、表に出てくる曲はキャッチーであることが多いので、他の曲がどうなるのかは分かりませんが。
- アーティスト: B'z
- 出版社/メーカー: VERMILLION RECORDS
- 発売日: 2011/07/27
- メディア: CD
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