しかし、便利な世の中になったもんだ、なんて言ったら、「あんた何歳だ」という声が聞こえてきそうだけど、ふとそう思ったのです。僕はどちらかといえば、クラスとか環境が変わっちゃうと友達なんかとは疎遠になっていくタイプだったんです。最近はメールが発達したせいで、卒業しても全く交流が途絶えませんね。
どうしてそんなことを思ったかといえばこないだ、メールで高校時代の友達(こいつは浪人中。来年頑張れ)と長々とダラダラと話してただけなんですけどね。
高校時代は忘れがたいなぁ、やっぱり。今でも、時々朝、高校へ行くことを寝ぼけながら考える自分がいますからね。いや、大学が楽しくないわけじゃないんですけど、やっぱ、六年間同じ学校に通い続けてると、ほとんどその高校の色に染まっているわけですよ。それで、朝高校じゃなくて大学だ、という事に気づいて何となく寂しくなったり、ならなかったり。「愉快なときだけ思い出して涙におぼれる」ってほどのことでもないですけどね。高校時代はさっさと受験終わらせたいと思ってたのに不思議なものです。