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Hadou(初回限定盤)(DVD付)

稲葉さんがサマソニの東京公演でSLASHのステージに飛び入りして、SAHARAを歌ったというニュースが流れる間もなく、試聴解禁ですね。
昔に比べると随分試聴も遅くなってきた気がしますね。ぱっと聞くとLOST〜今宵キミトまでがバンドサウンド中心のロックな曲で構成されてる。例のflashの曲は案の定、The Morning Call。リフがかっこいいけど、曲本体では出てこないのが少し残念。
耳を引くのがCAGE FIGHT。歌詞こそ違えど、宇浦さんの友達以上恋人未満ですね、これ。一種のセルフカバーか、これも。続く今宵キミトは妙にポップな印象を受ける。
この手をとって走り出してからの曲が、キャッチーな印象。この手をとって走り出しては圧倒的な存在感ですね。サビだけ聞いてもとても美しい。I'm on fire、水平線に連なるバラード。去りゆく人へは無茶苦茶かっこいいサビ！でも、これも宇浦さんの君を想い眠る夜はと同じだなぁ。まぁ、確かに提供するだけではもったいないような曲でしたが。
不死鳥もAKATSUKIを思い出させるような大きな楽曲。間違いなくアルバムの中核を担う楽曲なんだと思う。待望の赤い糸は風船を思わせるおとなしいアレンジに変更。個人的にはTV放映でされたものよりもこちらの方が好き。
リトルボーイとイタイケな太陽はストリングスが良い仕事してる。リトルボーイの歌詞は愛のバクダンと同じ系統な気がする。イタイケな太陽はこれ以上ないくらいポップ。ていうか、何か凄く若い印象。
ライブで映える前半戦と、カラフルな後半戦という感じです。思った以上に前向きなアルバムの印象です。Peace Of Mindほど、大きなメッセージはなく、志庵ほどB'zに近くもなく、マグマ程に衝動的ではない。要は今までとはまた違うソロアルバムになりそうだぞ、と。