Daily "wow"

たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

電車の中で座ってると、何やら言い争ってる中学生か高校生くらい男の子二人が前に立っていた。いつもなら寝てたりして、気づかないんだけど、起きてたから何とはなしに何を言ってるのか耳をすませてみますた。どうやら、日本の某有名バンド(B’zじゃないよ、一応)について言い争ってる様子。片方(仮にAとしましょうか)は大ファンのようで、しきりにそのバンドを持ち上げてるのですが、もう片方(Bとしましょうや)はそんなでもない様子。AがBに是非聞いてみたまえ、と言うけどBは全然その気にならない模様。てゆーか、好きじゃないとはっきり言ってます。何故だと聞くA。Bはやや嘲笑めいた響きでパクリの話題を持ち上げ、洋楽を支持。A君、怒ります。いや、友達同士のようだから、眉を吊り上げるとかはなかったけど、かなり機嫌を損ねたようで、反論。またBの反論・・・なんて、やってたら二人とも池袋で降りちゃった。
何ていうか、懐かしいですね。A君、昔の僕だなぁ・・・中学2年くらいになると、次第に洋楽聴く人も増えてきて、僕がB’zの話題を出したりすると、パクリの事をここぞという人がいたもんです。でも、僕にゃまだ洋楽の知識はほとんどなくて、「そんなことない」の一点張り(幼いですね 笑)。喧嘩にはならないけど、あんま良いイメージを持ちませんでしたね、その人達に。中3になると、僕も洋楽の知識が増えてきたりして、そういう風に言われると、今度は相手の好きな歌手、アーティストを聞いて、逆にその人達のパクリについてあげつらいましたね。うん、我ながらかなり嫌な奴だった。高1くらいになると、まず、相手にきちんとパクリ元の曲とパクリ呼ばれる曲を聞いた事があるのか、と問いただす方向に転換。聞いていてそれでも嫌だなって人はしょうがない気持ちになってたけど、よく知りもしない癖にパクリとか言う人は嫌いだった。「あんま好きそうじゃないから聞かないって言う分には別に良いよ。印象も音楽聴く上で結構重要だし。けど、知ったかぶりは良くない。聞かないのは構わないし嫌いなのも構わんが、勝手に人の好きな音楽を決め付けるな。パクリについて知らないで言うなら、せめて疑問系で言え」って感じでした。疑問系で聞かれたら、「確かにそういう風に言われてもしょうがない曲はある。けど、他の曲に素晴らしいのもある」と言ってましたね。言った事は一人にしかないけど。でも、その頃は自分からB’zファンだとは言わなくなったかな。B’zが嫌いか否かとかいう基準で友達を決めたくなかった。だからあの頃の友達は色んな意味で多彩だったし、今も友達ですな。んでもって、未だにB’zが好きじゃないのもいますけど、その辺は自由。彼も、好きじゃないってだけで余計なこと言いません。高2になると、もう完全にスルー。「そうなの?」って聞かれたら「自分で確かめれば?」だし、「そうだろ。」と言われたら「じゃ、君にとってはそうなんじゃない。」その話題について一切相手にしない。それについてぎゃあぎゃあ騒ぐ人はファンだろうが何だろうが知った事かってな勢いです。高2の時は結構ストレス溜まってましたからね〜成績が下がってましたし、クラスはうるさいしで(遠い目)高3は皆受験でそれどころじゃなかった。最近はどうでしょうねぇ・・・まぁ、言われたら相手がどういうつもりで言ってるのか分かりますからね。明らかにからかったり、馬鹿にするような響きを持ってる人はスルーだし、よく知らないけどそう聞いたって人には、きちんと説明した上でパクリ以外の良い曲もたくさんあるって言いますし(機嫌悪かったらスルーだけど)、B’zファン、あるいはパクリ元のファンで真剣にそういうことについて話してみたいって人にはとことん付き合います。
僕自身はパクリにきちんとした意味で意識したのは中2から中3。エアロのA LITTLE SOUTH OF SANITYのLOVE IN AN ELEVATORとWHAT IT TAKESを聞いて、「あ、本当なんだ」っていうね。じゃ、ショックだったかと言うと別に・・・(笑)だって、曲の受ける印象も全然違うし、歌詞もボーカルも全然別物なんだもん。途中同じでも、サビが全然違ったりするし。むしろ、「おぉ、B’zが使うくらい曲書く人達なんだ!」ってエアロが好きになりましたね。それで、パクリ元を漁ったりもしませんでしたね。普通に洋楽を聞いてたら、大体ぶち当たるじゃないですか、B’zのパクリ元は(まぁ、お二人の聞いてたっていうアーティストを会報なんかでみて買ってみたりしたからっていうのもあるけど)それで、「おぉ、同じものを聞いてたんだな」とニヤリ。今もそうですよ。そういうのが面白くて洋楽聞いてる節もありますし。僕はそういうスタンスです。曲が良く聞こえれば、1曲丸ごとパクッても「良いねぇ」って言いますよ。ただ、その場合はその曲以上にパクリ元を褒めちぎるでしょうけど。
パクリが許せない、許す人の気持ちが分からない、そんなアーティストは絶対聞くもんかって人もいるんでしょうけど、僕は割合その辺の感覚緩いです。最近はよく聞かない人が悪意もって言われても、笑ってすませそうなくらい緩い。だって、ほら、音楽も食べ物と一緒で食わず嫌い的なものがあるかもしれませんからね。僕が生の魚介類(特にカニは煮ても焼いても僕は食えない)が嫌いなのと同じように、この人も嫌いなんだろうなぁっていう感じです。きっと自分も何か嫌いって言う時は知らず知らずに嫌な奴になってるんだろうなぁ、と思うことにしてます(「遠い昔の星の灯の長い旅路をを思うならば〜♪」ですよ 笑)。年を取った証拠ですかな(笑)あんまり、そういう事に意固地になっても良い曲を聞き逃したくないんです。別にパクリに限らず、ジャンルとかそういう面でも。「なんてこたないよね何事も 楽しもん勝ち〜♪」です。ただ、それだけオープンにしても、B’z程好きなのはないなぁ・・・今年も邦楽で買ったのはB’zオンリー。うん、ていうか、B’z関連の出費が多すぎて他に回せないんだ!!(笑)
うん、でも、カニは食いません、食えません(結局そこに行き着くのかよ!って突っ込みは無しの方向でお願いします)
・・・・さて、珍しくちょい真面目なことを書いてみたんですけど、うん、その理由はごく単純で、心理テストばっかしてないで、たまにはB’zの話でも書かないと何かやばそうという訳分からん理由でして(笑)今、書いてる途中で気づいたんです。
だったら、洋楽講座書けよ
って・・・時既に遅し・・・orz