- 作者: 加納朋子,菊池健
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2005/09/30
- メディア: 単行本
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「ななつのこ」の中で駒子があらすじを語るのですが、今回はそれを実際に絵本にしちゃいましたよ、と思ってた。実は、この絵本、実は「ななつのこ」に出てきた絵本ではない。お母さんが、子供に向かって、お話を聞かせていく形式なんだけど、その途中でお母さんがアノ人だと分かる仕組み。物語の内容自体は、「ななつのこ」の方で駒子が語ってたのと大差ないです。ただ、アノ人がこうなる、と分かっただけが収穫。あと、絵がとても綺麗ですよね、この絵本。
「ななつのこ」とはなんじゃらほい、という方もいると思うんですけどね、それはこちら。
- 作者: 加納朋子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1999/08/19
- メディア: 文庫
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女子大学生の入江駒子が、絵本「ななつのこ」に感動して、著者にファンレターを送るところから始まる連作短編集。毎回、駒子が日常の中のふとしたことを、著者佐伯綾乃さんに送ると、合理的な回答が佐伯さんから返ってくるという、いわゆる「日常の謎」系ミステリ。
北村薫氏の方のと設定がかぶってるんだけどこっちのが読みやすい。北村さんのは、ちょっと皆真面目すぎるんだよね。