Daily "wow"

たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

Dream Port

Dream Port(DVD付)

Dream Port(DVD付)

早いもので、ゴールデンウィークに横浜でDream Portに参加してから、もう一ヶ月以上たちます。
梶浦由記×Revoという夢のコラボライブのトリを飾った曲、砂塵の彼方へ…がDream Portというシングルで発売されたのはうれしい限り。会場で前金まで払ったのに、予約票をなくして結局原価で買うという粗忽をやらかしてしまいましたが。
まぁ、そんな私事はさておき砂塵の彼方へ…。基本的にはDream Portに参加したSound Horizonの歌姫とKalafinaの歌姫たち全員が参加。Ikeも参加してるのに、出番がないじまんぐに涙。曲的に入らないかなと思ってたら本当に入ってなかった。合唱パートにだけでも入れてあげればいいのに。
豪華な箱に入ってるけど、取り出しづらい…同根の40p写真集はかなり立派です。梶浦サイドの熱唱ムードに対して、SHサイドのやんちゃな感じが写真でも目立ちますが。
曲は旅人と音楽をモチーフにしたもの。Ikeの厳かなナレーションから始まり、美しくも物憂げなメロディーに、英語交じりのストレートな歌詞からはあまりRevo節は感じられない。Kalafina面子が歌ってるパートだけ聞くと、空の境界の主題歌ですと言われても納得してしまいそう。一応二人で作詞作曲だけど、梶浦さんの色のほうが強く出ている印象。コーラスアレンジも梶浦さんだしね。一応、楽曲のアレンジは陛下らしいんだけど。ソロパートの順番はKAORI→WAKANA→KEIKO→YUUKIだろうか。YUUKIは間違いないだろうけど、他は違ってたらごめんなさい。皆、歌声をそっと耳に置いていくような歌い方をしている。それこそ入れ替わり立ち代わり現れる旅人のよう。
儚げな印象のパートが二番まで続いて後で、曲がさらりと転調。光が差し込むように明るく鮮やかなメロディーが流れ出す。この辺は陛下らしい。メロディーの系統としては<ハジマリ>のクロニクルの明るさに近い。分かりやすく言うと世界に一つだけの花っぽいメロディー。歌詞も力強く希望に満ちたものへとスライド。べたべただけど上手い転調だなぁ。B'zの光芒もそうだけど、こういう風に暗から明へと切り替わる構成は大好き。別に音楽に限らず、小説でもドラマでも。転調サビの後にバイオリンとギターソロが流れ、最後は陛下と梶浦さんによる二人でサビを熱唱。梶浦さんの歌声は凄く綺麗なのだけど、どういうわけかコーラスっぽく聞こえる。これは僕がSHファンだからだろうか。一呼吸おいて「ラララ〜」の合唱パートが登場。ライブ前に着うたをDLさせてたので、ここの部分は耳に馴染んでます。
sand dreamは砂塵の彼方へ…を梶浦さんがアレンジしたインストゥルメンタル。砂塵の彼方へ…からノンストップで入るので最初曲が変わったことに気づきませんでした。民族風のアレンジに複雑なコーラスが入り混じり、より砂塵、砂漠の民、放浪といったイメージを強くさせてます。まぁ、基本的にはボーナストラックっぽいもの。陛下がこういうのやるとしたら、オルゴールアレンジになるんだろうかと誰かが言ったのを聞いて、ピコ砂塵を激しく期待してしまった。
DVDは神戸公演ですかね。横浜は皆Tシャツでしたけど、こちらは皆衣装を着込んでる。ライブアレンジということはなく、CD通りのものをフルメンツで豪華に演奏。じまんぐも笠原さんもYUUKAもいたりするので、ある意味CD以上に豪華。歌姫一人一人に照明が当たる演出が好き。最後の合唱はやはり感動しますね。しかし、困ったことに昨日B'zのDVDを見ているだけに感動が少ない。