Daily "wow"

たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

LIVE-GYM 2019開催決定

ようやくLIVE-GYMの開催決定のニュースが来ました。LIVE DINOSAUR、HINOTORIはドーム・スタジアムクラスを駆け抜けてきましたが、今回はライブハウス、ホール、アリーナを中心とした中規模のツアーです。サマソニは合間に挟む形ですね。昔と違い、音源よりツアーで稼ぐ時代のため、会場が抑えづらくなっていると聞きます。そのせいか平日も含めてかなり詰め込み気味のツアーとなってます。LIVE DINOSAUR、HINOTORIと稲葉さんが不調に見舞われたので、体調が気になるところです(余計なお世話かもしれませんが・・・)。
また、今回はバンドメンバーが総入れ替えとなりました。

B'z LIVE-GYM 2019の開催が決定いたしました!
31年目のB'zは、バンドサウンドを支えるサポートメンバーを一新し、新たなB'zサウンドを展開。新生B'zを是非お見逃しなく!

【サポートメンバー】
Brian Tichy (Drums) / Yukihide “YT” Takiyama (Guitar) / Mohini Dey (Bass) / Sam Pomanti (Keyboard)

2002年以来、ドラムを務めたシェーンはブライアン・ティッシーに。ELEVEN、BIG MACHINE、TMGenigmaのレコーディングで活躍した強力なドラマーです。最近まではWHITESNAKEに在籍していました。
松本さんの良きサポートだった大賀さんはYTに。8月から倉木麻衣さんのツアーもあるため、大賀さんはそちらに専念されるのかもしれません。YTはDINOSAURでアレンジャーとして活躍しましたが、ギタリストとしても楽しみですしコーラスもいけるはずです。
バリーは2003年と2008年の20周年から30周年までをサポートした形になりました。後任は23歳のインド出身の女性のベースプレイヤーのようです。
1998年を除き、1992年以降25年以上サポートしていた増田さんが外れるというのは中々衝撃的です。他の方は変わっても増田さんだけはという思いがあったのかと思います。後任のSam Pomantiはほとんど情報がありませんがやはりかなり若いプレイヤーのようです。
稲葉さんがソロで若手の方を起用していましたが、それと同じ感じかもしれませんね。ベテランのブライアンがいますので演奏が浮つくことはないとは思いますが。31年目にして新しくあろうとするのは何ともB'zらしいなと思います。
ツアータイトルやツアーの詳細は未定のまま。昨年末の情報や未発表曲の数を考えると、シングル・アルバムの発売が望まれますがどうなのでしょうか。

■ツアー情報
B’z LIVE-GYM 2019』
6月8日(土)鹿児島アリーナ
6月9日(日)鹿児島アリーナ
6月14日(金)三重県営サンアリーナ
6月15日(土)三重県営サンアリーナ
6月19日(水)神戸ワールド記念ホール
6月20日(木)神戸ワールド記念ホール
6月22日(土)神戸ワールド記念ホール
6月23日(日)神戸ワールド記念ホール
6月28日(金)サンドーム福井
6月29日(土)サンドーム福井

7月3日(水)大阪城ホール
7月5日(金)大阪城ホール
7月6日(土)大阪城ホール
7月9日(火)横浜アリーナ
7月10日(水)横浜アリーナ
7月16日(火)Zepp Nagoya
7月18日(木)Zepp Nagoya
7月19日(金)Zepp Nagoya
7月26日(金)愛媛県武道館
7月27日(土)愛媛県武道館
7月30日(火)さいたまスーパーアリーナ
7月31日(水)さいたまスーパーアリーナ

8月3日(土)Zepp Fukuoka
8月4日(日)Zepp Fukuoka
8月8日(木)宮城 セキスイハイムスーパーアリーナ
8月10日(土)宮城 セキスイハイムスーパーアリーナ
8月11日(日)宮城 セキスイハイムスーパーアリーナ
8月24日(土)高崎アリーナ
8月25日(日)高崎アリーナ
8月30日(金)真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
8月31日(土)真駒内セキスイハイムアイスアリーナ

9月3日(火)幕張メッセ 幕張イベントホール
9月4日(水)幕張メッセ 幕張イベントホール
9月7日(土)広島グリーンアリーナ
9月8日(日)広島グリーンアリーナ
9月10日(火)マリンメッセ福岡

SUMMER SONIC 2019出演決定

WOLFのタイアップ発表を最後に動きが止まっていた感のあるB'zでしたが、年始から少しずつ動きを見せています。まずは年始にFacebook上に、謎のハッシュタグのような文字列の画像が挙げられ、全国各地の電光掲示板にロゴ・都市名・日付が点灯されました。
恐らくはツアーの日程と思われますが、どういうわけかこれについてはその後一切の続報がありません。
続いて、ポッキーCMのバレンタイン篇オンエア開始のニュース。昨年秋にタイアップして以来、マジェスティックは随分と長い起用になっています。ハワイ公演で演奏されたり、フルバージョンを利用した映像が作られたりと既にお馴染みの音源となりつつありますが、リリースは相変わらず未定のままです。
そして本日ですが、SUMMER SONICのヘッドライナーとして、B'zが出演することが決定しました。SUMMER SONICへの出演は初めてではないですが、ヘッドライナーはB'zのみならず邦楽アーティストとしては初めて。一昨年のROCKIN' ON JAPANの時にような盛り上がりに期待したいですね。出演日程は不明ですが、昨日時点でレッチリの出演も発表されてますので、今年のSUMMER SONICは中々熱くなりそうです。

SUMMER SONIC 2019 初の邦楽ヘッドライナーとしてB'zの出演が決定!!


8月16日から18日までの3日間、東京・大阪で開催される、SUMMER SONIC 2019にB'zの出演が決定しました。
B'zとしては2009年以来実に10年ぶりの出演で、SUMMER SONIC 20周年の佳節に、初の邦楽ヘッドライナーとしてステージに立ちます。

公演名 SUMMER SONIC 2019
日程 8月16日(金)・17日(土)・18日(日)
場所 東京:ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ
大阪:舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド
詳細 http://www.summersonic.com/2019/

※B'zの出演日につきましては、決定次第お知らせいたします。

色々

昨晩WOWOWでHINOTORI最終公演の味の素スタジアムの模様がノーカットで放送されました。最後はややぶつ切りでしたが途中のムービー含めて完全放送というのは凄いし、ありがたいですね。綺麗な映像、音質で見るとやっぱりLOVE PHANTOM〜HINOTORI〜LOVE PHANTOMの構成、演出が圧巻でした。それに10年ぶりに演奏された光芒のアレンジも素敵でした。
また、これまで本調子でない稲葉さんの映像は見ることがありましたが、明確に不調の稲葉さんというのも珍しいのではないでしょうか。高音域になると珍しいくらいガラガラの声になっていました。ベストパフォーマンスではありませんが、ベストを尽くしたパフォーマンスです。後に会報で喘息を明かしていますが、不調に苦しんだツアー後半だけにMCの感謝の言葉が胸に響きます。
WOWOW放送後の更新はこちら。

毎週日曜11:30〜11:55放送の木村拓哉さんがパーソナリティをつとめるレギュラー番組に稲葉浩志のゲスト出演が決定しました!
ラジオ初対談となる今回の放送は12月2,9,16,23日の4回にわたり様々なトークを繰り広げます!どうぞお楽しみに。
●番組名 TOKYO FM木村拓哉 Flow supported by GYAO!」JFN38局ネット
●出演日時 12月2日・9日・16日・23日(日)11:30〜11:55
●番組HP http://www.tfm.co.jp/flow/

現在B'z the Storeで販売中のB'z 30th Year Exhibition “SCENES” 1988-2018グッズですが、2018年12月31日(月)23:59を持ちまして、販売を終了させていただきます。

販売終了に伴いまして、B'zを応援くださっている皆さま、B'z the Storeをいつもご利用いただいている皆さまに感謝の意を表し、期間中エキシビショングッズのみ5,000円以上お買い上げで、通常1,080円いただいている送料を無料とさせていただく「感謝キャンペーン」を実施させていただきます。

デビュー日の公演でサプライズ登場した木村さんのラジオに4週にわたってお一人で出演。サプライズ出演へのお礼と、en-zineの延長といった感じでしょうか。どんな話をするのか楽しみなところです。
SCENESのグッズ販売はクリスマスセールといったところでしょうか。買えるグッズには限りがありますが、欲しい方はお早めに。
本日のSUITSでしれっと、WOLFの別バージョンが劇中で流れました。ギターに合わせてスローなテンポで歌われるバージョンです。バラードというには少し渋い。EPIC NIGHTでやったZEROのような少しブルースの感じがする仕上がりとなっていました。相変わらずリリースは未定ですが、曲だけがどんどんたまってますね。稲葉さんのラジオ出演で何かリリース情報でもあればよいのですが。

Bohemian Rhapsody

ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)

ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)

プロモーション力の勝利と言うべきか、はたまたフレディ・マーキュリーというキャラクターのキャッチーさのおかげか、映画Bohemian Rhapsodyの公開をきっかけに今一度世界中にQueen旋風が巻き起こっている。

日本ではI Was Born To Love Youのドラマ主題歌起用をきっかけに2004年にJEWELSという企画盤がおおいに売れたので、それ以来14年ぶりにQueenが表舞台に立った。アメリカに目を向けると、Bohemian Rhapsodyが1992年以来26年ぶりにシングルチャートに登場したほか、サントラが全米3位まで上り詰めている。Queenのアルバムが全米TOP10入りを記録するのは、1980年のThe Gameで1位を獲得して以来、38年ぶりの快挙となる。

映画の内容はフレディ・マーキュリーというボーカリストQueenを結成し、様々な挫折を経て、LIVE AIDという大舞台で復活するまでの物語を描いている。非常にシンプルなストーリーだが、要所要所で耳馴染みのあるQueenのキャッチーな楽曲が映画を盛り上げるので観ていて楽しい映画には違いない。ただし、内容については注意が必要で、あくまでもフレディ・マーキュリーQueenというバンドをモチーフにしたフィクションであるという認識が必要である。フレディ・マーキュリーQueenにまつわる有名な事実をうまい具合にコラージュしているため、この映画が事実であるかのように錯覚してしまうが、様々な印象的なエピソードや時系列は映画を盛り上げるために意図的に歪められている。

細々としたことを書き連ねるのは野暮なのだが、要点を絞って史実との違いを挙げておこう。

1.Queen結成/メアリーとの出会い
Smileをティム・スタッフェルが抜けた晩に、フレディはバンドとメアリーに出会っているが。ここは映画的な脚色がされている。実際にはフレディはSmileへの加入を長いこと希望していて知り合いだったし、メアリーはブライアンからの紹介で知り合っている。この辺は映画らしい改変と笑ってよいレベルだろう。
この映画のサントラではDoing All RightをSmileの三人がレコーディングしなおしていることからも分かる通り、映画の中のようなひどい別れ方をティムとしたわけではないはずだ。なお、のちに出会うジム・ハットンのエピソードについても映画らしい脚色がなされている。

2.曲の発表時期
劇中では様々なQueenの曲が流れるが、劇中のエピソードの時期と楽曲発表時期は必ずしも一致しない。例えば初めての全米ツアーのBGMにFat Bottomed Girlsが流れるが、Sheer Heart Attack(1974年)のツアーで、Jazz(1978年)のシングルが流れているのはファンからすると違和感がある。
最もひどいのはWe Will Rock Youで、劇中では1980年に髭を生やしたフレディがレコーディングしているが、この曲は1977年に発表されている。公式のMV等を見ればわかるが、この時期のフレディは髪はやや短くなったものの、髭は生やしていない。マニアックなことを言うとWe Will Rock Youは元々は通常のバンドスタイルで作成された曲であり、このバージョンは70年代後半のライブのOPとして度々用いられた(Live Killers、Queen Rock Montrealといったライブ盤でも確認できる)。アレンジの過程で有名な足踏み+手拍子になったものであり、ブライアンが頭からこのアレンジを考えていたような描写は些か過剰な脚色である。

3.LIVE AIDに向けて
映画はいくつもの障害や挫折を乗り越えたフレディがLIVE AIDで見事な歌唱を披露するところでクライマックスを迎える。メアリーとの和解、バンド解散の危機、自身のエイズ発覚と喉の不調を乗り越えての見事な歌唱、一体となって興奮する観客の絵は非常にドラマチックであり感動的なシーンである。役者もQueenになりきり、見事なライブパフォーマンスを披露している。
ただし、史実はもう少しドライな内容である。まずバンドはフレディのソロ契約をきっかけに一度解散し、年単位で別れていたような描写だが、これは事実ではない。もちろんフレディのソロ契約は事実であり、そこに不和の原因はあったかもしれないが、メンバーはそれ以前にQueenというバンドに疲れ切っていたと言われている。加えてファンク路線に振り切りすぎたHot Spaceの大失敗がバンド内の雰囲気を悪くしていた。1983年に一年ほどの休みをとったバンドは、1984年にはThe Worksをリリースしてツアーに出ている。バンドの雰囲気は悪く、解散まで考えていたのがLIVE AIDで持ち直したのは事実だが、LIVE AIDが最初のステージ復帰であるような描写は明らかに誤りである。加えて、フレディがソロアルバムを出したのはThe Worksリリース後の1985年である。休止中にソロアルバムをリリースしていたのはブライアンである。
劇中では印税で揉めていたバンドが、ブライアンの提案で以降の作詞作曲名義を統一することになる。印税について揉めていたのはブライアンとロジャーである。ヒット曲の多かったフレディのシングルのB面を誰が勉めるか等々で揉めていたという。名義の統一はThe Miracle(1989年)からで、フレディの提案だったとされている。
フレディのエイズ発覚も1985年ごろと描写されているが、実際には1987年ごろとされており、LIVE AIDの時期のフレディはその事実は知らなかったはずである。1987年の発覚と前後して、Queenはツアー活動を停止している。

他にも細々とした点はあるが、大きく気になるのは以上だろうか。
もっとも、史実と異なるからと言って、この映画を否定するものではない。フレディ・マーキュリー、ポール・プレンターといった亡くなった人にバンドの負を被せた感はあるが、それを差し引いても最後のLIVE AIDは非常に盛り上がるものだった(映画館はぜひ音響の良いところを選んでほしい)。

ただ、映画で見た通りのことをそのまま事実として受け取られるとファンとしては面白くないという複雑な感情である(フレディは自分勝手なクズだったとか言われるとムッとするわけだ)。実際の人物をモチーフにしつつ音楽面でも大成功した映画と言うとTHE GREATEST SHOWMANが思い浮かぶが、同じ系統の映画なのである。フレディは少しばかり現代に近い人間であるため、史実と混同しやすいが。

先に書いたように映画に先駆けてサウンドトラックが発売されている。実質はQueenのベストに近いが、映画のためのなかなか興味深いトラックもいくつか存在する。
サウンドトラックを大きく分別すると以下の3つになる。

1.新規の録音・音源
2.ライブ音源
3.既存音源のリマスタリング

順を追ってみていこう。

1.新規の録音・音源
 1. 20th Century Fox Fanfare
 3. Doing All Right
 11. We Will Rock You(Movie Mix)
 21. Don't Stop Me Now

1曲目のFOXのテーマをブライアンとロジャーが演奏するというのは中々粋な仕掛けである。小曲ではあるが、仰々しい部分も含めてQueenらしさがある。

Doing All Rightは元々Smileの楽曲をファーストアルバムでQueenの曲としてアレンジしたものである。これを再度3人で集まって録り直したというのだから吃驚である。色々と加工してはあるのだろうが、ティムの声は驚くほど若々しい。Queenではないのだが、アルバムの中では最も興味深い音源と言って差し支えないだろう。

We Will Rock Youはスタジオ音源からライブ音源に移行するバージョン。

Don't Stop Me Nowはどういう風の吹き回しかギターのみブライアンが録り直しを行っている。Don't Stop Me Nowは元々、ギターソロまではギターのバッキングがない楽曲である。そこにブライアンのバッキングが加わったのだが、どこかもっさりした感じになっている。人によってはゴージャスになったように聞こえるのかもしれないが、個人的には軽やかさが消えたように感じる。ただし、最後のフレディのボーカルが長めに聞けるのはありがたい。

2.ライブ音源
 4. Keep Yourself Alive(Live in 1974)
 6. Fat Bottomed Girls(Live in 1979)
 8. Now I'm Here(Live in 1975)
 10. Love of My Life(Live in 1985)
 16. Bohemian Rhapsody (Live Aid! - Live in 1985)
 17. Radio Ga Ga (Live Aid! - Live in 1985)
 19. Hammer to Fall(Live Aid! - Live in 1985)
 20. We Are the Champions(Live Aid! - Live in 1985)

Queenの中でも記念碑的なライブからいくつか音源を拾っている。LIVE AIDまでなので、ウェンブリー公演は収録されていない。パリのFat Bottomed Girls、リオのLove Of My Lifeが初出の音源となる。Fat Bottomed GirlsはOn Fire以来のライブ音源化。同時期のBicycle Raceではなく、敢えてこちらを選んだ理由は不明だが、四人のコーラスが堪能できるロックナンバーという意味では良い選曲だろう。Love Of My LifeはRock in Rioからの選曲。映画ではメアリーに向けて作曲している最中にポール・プレンターにキスされ、フレディが自身の性癖に目覚めたり、TVで流れている最中にメアリーとの別れ話に発展したりと散々な扱いの曲である。

残る音源はLIVE AIDからの選曲。Live Aid!自体は映像化されているが、音源をCDに収めるのは初めてである。せっかくなら2枚組なりにして、全編惜しまずに収録したほうが良かったように思う。とは言え、演奏のみではLIVE AIDのパフォーマンスの魅力は伝わりにくいだろう。バンドの状態はもちろん良いのだが、あれだけの観客が当時の最新曲Radio Ga Gaで一斉に拳を振り上げている様は圧巻であり、感動的でもある。ステージからその様子を見たバンドがQueenというバンドへのやる気を再び見せたのも納得の光景である。

3.既存音源のリマスタリング
 2. Somebody to Love
 5. Killer Queen
 7. Bohemian Rhapsody
 9. Crazy Little Thing Called Love
 12. Another One Bites the Dust
 13. I Want to Break Free
 14. Under Pressure(Feat. David Bowie)
 15. Who Wants to Live Forever
 22. The Show Must Go On

これらは全てリマスタリング音源である。Queenリマスタリングは2011年に全アルバム、Foreverの発売にあわせてバラード楽曲のみリマスタリングされている。今回も少しだけだが、音質は向上しているように感じる。ベストと呼ぶには少し物足りないが、いずれもGreatest Hitsに収録されている楽曲であり、飽きさせることはないだろう(毎度のことではあるが、Who Wants To Live Foreverの選曲理由がもう一つ見えてこない。歌詞とフレディの死が妙にマッチングしているからだとは思うが曲としてはやや過大評価である)。

代表曲の多いバンドであるがゆえに、1枚のベストアルバムではどうしても過不足が出る。興味を持ったなら、やはりグレイテスト・ヒッツ1&2を押さえておくのが一番かと思う。Queenの魅力はオリジナルアルバムにあるので、出来るならオリジナルアルバムに手を伸ばしていただき、Queenの豪華絢爛な世界に足を踏み入れてもらえたらと思う次第である。

Confess/Kickin Valentina/Aerodyne/The Cruel Intentions/Crazy Lixx

最近YouTubeから80年代系の音楽をやたら進められて見事に購入してしまったアルバムたちを動画と一緒に。ホワイトアルバムとかQueenの映画とか書きたいことはあるんですが長くなりそうなので、短く行ける奴らから。どれも80年代のHR/HM好きにはとっても聞いてて気持ちの良いアルバムです。

HAUNTERS

HAUNTERS

典型的なHR/HMのだっさいアルバムジャケットとは裏腹に80年代のキャッチーなHR要素とHMの煌びやかさが詰まったアルバム。冒頭のIrony〜Strange Kind Of Affectionがとにかく美しい。元々はガチガチのHM畑のバンドが、80年代風のキーボードを取り入れたら一気にキャッチーになったのではないかと思う。

Imaginary Creatures

Imaginary Creatures

初期のガンズ張りのガチガチのHR。ズンドコズンドコと飾り気のないロックだけど大きな音で聞くととても気持ちが良い。武骨なアルバムの中でCrazyの素朴さが耳にしみる。

Breaking Free

Breaking Free

この中ではパンチが弱めのバンドだけど、気持ち良いシャウトを連発してくれる。サビにもう少しインパクトがあればもっと良いのだけど。Comin' For YouもWe All Live a Lieもかっこいいんだけど、昔のバンドなら一押しではくしれっとアルバムに入れそうな曲。

No Sign of Relief

No Sign of Relief

全体的に割とこなれた感じのバンド。メロディーの中にモトリーっぽさがちらちらする。Sick Adrenalineのモダンさと少しの哀愁を漂わせた感じがとても良かった。

NEW RELIGION

NEW RELIGION

ラフ・ジャスティス

ラフ・ジャスティス

生まれてくる時代を30年ほど間違えたバンド。見事なまでに80年代のロックを自分たちのものにしている。WIG WAMでもここまではいかなかったんじゃないかなというほど80年代特有の危ない感じとキャッチーさが出ている。Rock and a hard placeを聞いた時はSkid Rowにこんないい曲あったかなと勘違いしたほど。ベタベタのコーラスをバンド全員で歌っているのがまたいいじゃないですか。

新曲「兵、走る」

■B'z 新曲「兵、走る」リポビタンD ラグビー日本代表応援ソングに決定!!


リポビタンD ラグビー日本代表応援ソングとして書き下ろした「兵、走る」が、本日11月1日より全国放映のリポビタンD 新CM『最強の自分』篇にてオンエアがスタートします。
これに伴い、ラグビー日本代表が出演する本CMのロングバージョン(90秒)も公開となりました。ぜひご視聴ください。


大正製薬 ラグビー応援サイト
https://www.taisho.co.jp/rugby/lipod-bz/

YouTube動画(90秒)
https://youtu.be/THElqWcXRGw

※新曲「兵、走る」(読み:ツワモノ、ハシル)
※新曲「兵、走る」のリリースは未定です。

またしても書下ろしの新曲とタイアップが発表されました。来年にW杯を控えたラグビーの日本代表を応援するリポビタンDの応援ソングとのことです。リポビタンDと言えば、juiceツアーでのパロディを思い出しますが、あれから20年弱たって、タイアップするようになるとは思いませんでした。
早速90秒の動画が公開されています。わざわざ読み仮名がつくほど極めて個性的なタイトルが与えられた楽曲ですがタイトルのイメージ通り、渋く逞しい楽曲のようです。MOVEかFUSHIDARA100%でも始まりそうなギターの音から、「Hey Hey Ho」という雄々しいコーラスが登場。この辺はREDを思い出します。全体的にハードでありながら少しメロウな雰囲気があるのは松本さんらしい。「ゴールはここじゃない」「あなたは先の方」「今はTRY」という歌詞も実に稲葉さんらしい。
来年からまた本格的に活動と思っていたのに、タイアップ付きの新曲が既に3曲、HINOTORIやLIVE DINOSAURやEPIC NIGHTの客だし曲を含めたら実に6曲のストックがある状態です。アルバムリリースの時期はそう遠くないのかもしれません。

新曲WOLF発表

先週、Pleasure in Hawaiiが終了し、マジェスティックのフルバージョンがポッキーの公式動画で使用されたりしましたが、B'zとしてはマジェスティックはストックに来年までは動きなしだろうなと勝手に思っていたのですが、ここでまたしてもビッグな話題が。

B'z 新曲「WOLF」フジテレビ系月曜9時ドラマ『SUITS/スーツ』主題歌に決定!!

本日10月8日からスタートのフジテレビ系月曜9時ドラマ『SUITS/スーツ』主題歌に、B'zの新曲「WOLF」が決定しました。
B'zが月9ドラマのために楽曲を書き下ろすのは、2009年放送の『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』主題歌「イチブトゼンブ」以来、9年ぶりとなります。今夜からの放送をぜひお見逃しなく!!

※フジテレビ系月曜9時ドラマ『SUITS/スーツ』
https://www.fujitv.co.jp/SUITS/

※新曲「WOLF」のリリースは未定です。

月9は記載の通り、イチブトゼンブ以来、ドラマ主題歌自体は昨年のStill Alive以来ですね。イチブトゼンブがポップ寄り、Still Aliveはロックながらも王道感あるキャッチーさといった具合でしたが、WOLFは有頂天よりでしょうか。報道番組の裏で聞こえる限りでは、ブラスが効いたかなりノリのよい楽曲に仕上がってます。サビの最後にはVAMPIRE WOMANばりに「アオーーーー」の吠え声が聞こえてきます。
リリースは未定ですが、放送は本日からなのですぐに曲が聞けるのがありがたい。DINOSAUR、HINOTORI、WOLFとなんとなく動物のタイトル名が最近目立ちますね。