試聴きました

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ベストなので、最初から全曲視聴。新録についても可能な限りネタバレしてるから、見たくない人は見ないようにしてください。

B'z The Best “Ultra Pleasure"(2CD+DVD) CD+DVD

まずは、普通の過去曲。これはデジタルリマスターしたのかな。再発してない8cmシングル組の音がかなり良く聞こえる。LOVE PHANTOMを中心とした曲群ね。音が揃えられてると、ベストだなぁって思う。iPodとかだとまず調整しないから、こういう風にはならない。だからって、ベスト出しまくって良いというものではないのですが。試聴だからかもしれないけど、最近のも含め、全体的に稲葉さんのボーカルを前に出してる気がしなくもない。そうでもない？juiceあたりはむしろ逆か。
で、新録の二曲。まずはBAD COMMUNICATION-ULTRA Pleasure Style-。思ったよりも、原曲よりのアレンジだなというのが第一印象。ギターとかはわざとらしく同じような音にしてあるのに、ドラムが明らかに違うのも面白い。個人的にイントロが気になる。横浜や渚園で披露した、ズンズンと体に響くようなギターの音が好きなのだけど。稲葉さんは比較的抑えたボーカル。まぁ、ライブと同じにはならないから当たり前だけど。原曲通りの展開なら、最後にシャウトが入るはずだけどはてさて。あと、BAD COMMUNICATIONの発音が異常に良い。FRICTIONと同一人物が歌ったとは思えないくらい。
Pleasure 2008〜人生の快楽〜。こちらは、また進化したなという感じ。「胸を張って生きるしかなーい」の歌い方が渚園仕様。98年に比べて、稲葉さんの歌い方がストレートになったかな。あの頃のやたら高い声よりかは今の声の方が合ってると思う。しかし、元々若々しいキラキラしたポップロックだったのが、今やB'zのテーマソングの一つだもんねぇ。ライブみたいにキラキラした感じをなくせば、もっとしっくりくるんだろうけど、そこはベストということで、原曲の雰囲気をなるべく出そうとしているんでしょうか。どうでも、いいけど、二番の後のシャウトはついになくなったのか・・・。
ちなみに、BEING GIZA STUDIOでこの二曲の着うたも取れて、Pleasure 2008〜人生の快楽〜は別の部分が聞ける。一番のサビから二番の頭まで。気になる歌詞は「自分以外のことになんて興味をもてなかったアイツも〜」です。
2000年や2003年に比べると言葉はきっちりハマッてる。アイツはどうなったんでしょうね。結婚して、父親になって、離婚して、旅に出て、こっそり帰ってきて・・・思えば91年から波乱万丈な17年だよねぇ。