- アーティスト: B'z
- 出版社/メーカー: VERMILLION RECORDS(J)(M)
- 発売日: 2008/09/17
- メディア: CD
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B'z The Best “ULTRA Treasure”(3CD)
- アーティスト: B’z
- 出版社/メーカー: VERMILLION RECORDS(J)(M)
- 発売日: 2008/09/17
- メディア: CD
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今回も行ってみようか、個人的な思い出で収録曲を振り返ってみるコーナー。
- BLOWIN' -ULTRA Treasure Style-
- 新録です。なぜ、BLOWIN'なのか良く分かりませんが、多分ライブで沢山やってきててやりやすいという理由な気がします。92年の発売以来Pleasureでは欠かしたことのないナンバーですからね。でも、私が最初に聞いたのはSURVIVEツアーでした。原曲は生っぽく聞こえる打ち込みがふんだんに入ってましたが、今回は生っぽい生。演奏は良い。きっとライブでやったら凄くかっこいい・・・のだけど、CDだと少し足りない気がする。サビ前のジェット音だとか、最後の歓声だとかがないのが音の隙間のように聞こえるんですよねぇ。最後の「BLOWIN' IN THE WIND!」の後はジャーンと何か欲しかったな。それからPleasure 2008でも思ったけど、稲葉さんの出だしが物凄く滑らかなのはわざとだろうか。もっと一言目に力入れてもいい気が。
- Wonderful Opportunity
- Final Pleasureで振り付けがあることを思い出した人も多いはず。個人的には10年前(もうそんなに昔か!)にB'z人形を当てた思い出のある一曲。元の音源がIN THE LIFEしかなかったので、音がまるで違いますね、この曲。字面を見ると凄いですよね、シンパイナイモンダイナイナイザッツライフイッツオーライ。
- もう一度キスしたかった
- ALONEによってシングル化の機会を奪われたバラード。夏、秋、冬と移り行く歌詞と畳み掛けるようなメロディーが印象的。しかし、この曲ULTRA PleasureのDVDにも入ってるので新鮮味がない。
- TIME
- BLOWIN'と同じくPleasureの代名詞。僕がTIMEといって思い出すのは10年前のCDTVでこれを演奏したときのことだったりする。TVなのに、ライブ同様に短いギターのソロからTIMEに流れ込む構成だったんですよねぇ。
- 恋心(KOI-GOKORO)
- 皆、大好き恋心。この人気は何なのだろうか。実に不思議な人気なのだが、あのイントロを聞くとわけもなく手を挙げたくなるから、これはもはや条件反射なのかもしれない。
- RUN
- B'zを象徴する楽曲その一。男臭さを気取ってる割に、優しさで一杯なのが稲葉さんらしいですよね。最近は必ずアンコール付近で登場する。キーボードからギターのサビメロなぞりのギターソロへ移行するライブバージョンの新録を期待していたのは僕だけか。
- さよならなんかは言わせない
- ELEVENツアーでやって、我々を驚かせた一曲。初めて聞いた時は最後の稲葉さんのソロパートをヘッドフォンで大音量にして聞いた思い出がある。硬派に傾きつつあったRUNの中ではIN THE LIFEの流れを汲むポップな楽曲。タイトル長いし。
- 月光
- この曲の途中の雑音って多分もうどうしようもないんだろうなぁ。ギターソロが時に歌以上に物を語ることを示す楽曲。最後のギターソロは月光としか表現のしようがない。もっとも、この曲渚園では二回とも大幅にアレンジされてしまったのだが。
- 恋じゃなくなる日
- Love is...がない!単体でももちろん素晴らしい曲なのだが、いつかのメリークリスマス以上にFRIENDSというアルバムの中で輝く(そんなにキラキラした曲じゃないが)曲だと思うんですよね。ギターソロの代わりにピアノのソロが入る珍しい曲。こういう感じのピアノもまた聴きたいなぁとか思ったり。
- Don't Leave Me
- LOVE IS DEAD
- 電話がない!この曲はどうして人気が上がったのだろう。The 7th Bluesの中でも特に作りこまれた一曲だけど、ライブでも2003年のホールしかやってないのにね。いや、むしろ、だからこそコアなファンにその魅力を思い出させたか。間奏でホーンセクションが鳴り響いてから、暗めのギターソロになだれ込む瞬間がたまらない。あと、この曲もライブだと最後にすんごいシャウトが来ます。
- 春
- 今回のDVDにも入ってますね。B'zのマイナー系のバラードの極地。いや、もうイントロからして暗い。とにかく暗くてロマンティック。松本さんが確か好きな曲じゃなかったっけ。今回入ったのは19の影響が大きいと思う。ライブって大事。
- MOTEL
- シングルにしては暗めですが、春と比べるとカラリとしてますね。この曲が大好きだという人やこういう曲をもう一度という人を良く見る。ドラマチックなバラードとはどういうものか、その見本。気だるげなイントロ、ボーカルのみになるサビ、短いシャウトから長いギターソロへの移行、そして最後の鮮やかな転調。最後の転調パートはいつ聞いても美しいが、いつ聞いても「Tell me what it takes」に聞こえない。絶対、takesってちゃんと発音してないよ、これ。
- YOU & I
- 個人的に2nd Beat最高の楽曲。ストリングスを使った派手な曲なのだけど、94年の楽曲とは全然方向性が違う。音を分厚くすることに意識がいってた94年と違って軽やか。2000年の千葉マリンで聞けたときは涙ものでした。Mixture Mixではシャカシャカした感じだったけど、やっぱりオリジナルが好きだな。
- 夢見が丘
- 香港か台湾の人気投票でNo.1だった曲。その結果が知られてから、また評価されだしたような。RINGほどではないが、イントロとか凄く幻想的な雰囲気のする楽曲だと思う。Cメロの「聖なる心の丘」という歌詞通り、静謐で近寄りがたい空気を持ってる。深く沈んでいくようなBメロと、目の前がすっと開けていくようなCメロが好き。
- 消えない虹
- 一転して正統なバラード・・・って、Disc1は本当にバラード多いな。ピアノ+ボーカルからバンドの音が加わっていく形式はONE〜GOLD〜Everlasting〜OCEAN〜永遠の翼と、B'zのバラードの王道的なパターンとして確立されていくわけだ。その中でも、この曲は稲葉さんのボーカルが引き立つ美しいメロディーだと思う。仮歌はあんなのなのにねぇ。
- Brotherhood
- B'zを象徴する楽曲その二。Brotherhoodの頃はまだ僕がラジオを聞いてた頃で(ネットの試聴とか出来なかったから)、Brotherhoodの中で最初に聞いたのがこれだったかな。力強いイントロに対して、ゆったりと語りかけてくるAメロの差が面白くもB'zらしくて良い曲だなぁと思った。ライブで最初に「We'll be.......Alright!」のシャウトを聞いた時はやばかった。その後のピアノが上がっていくような演奏も最高だった。DVDで見てまたさらにやばかった。
- スイマーよ!!
- Treasureにギリギリで入れなかった曲。その後、ライブ映像を見てみたい曲No.1に輝き、水泳つながりでultra soulの2nd Beatとして再録され、とアルバム曲の中ではRUN、Brotherhood、いつメリの次くらいに優遇されているナンバー。デジタルとバンドの絶妙な合わせ技、そして前向きな歌詞が人気の秘訣だろうか。僕も大好きな曲です。アレンジ自体はこの原曲が好きなのだけど、2001のCメロ+歌詞も好きなのが困る。
- ハピネス
- Callingに隠れたもう一つのガラスの仮面タイアップ。ACTIONツアーで小さな幸せというMCと一緒に披露されてた公演もあった。聖歌っぽいオルガンのイントロから始まるやわらかい曲。最後のファルセットパートはやっぱ幸せに包まれてるってことなんでしょうかね。
- ONE
- F・E・A・R -2008 Mix-
- この曲だけミックスを変える意味が良く分からないけど、確かに聞いた感じが大分違う。原曲はアルバム一発目らしく、バンドが一体となって聞こえてくるのだけど、こちらはそれぞれの音がしっかり聞こえてくる。あと、コーラスが大きくなったせいか、原曲よりもポップに聞こえる。この曲もDVDに入ってる。意外なほどにライブで愛されている楽曲ですね。
- ながい愛
- 元々はBrotherhoodの一曲目となるはずだったナンバー。イントロがやたら壮大なのもそのせいだと思う。ロッカバラードかそうでないか、人によって意見の分かれるところではあるけど、でっかいラブソングであるのは間違いないと思う。サビでガツンと頭に来る。
- ROCK man
- ultra soulの3rd Beat。どちらかといえば隠れた良い曲扱いかと思ってた。ultra soulというシングルがいかに愛されているかって話ですな。しかし、この曲はシングルの締めとしての印象が強いから、どうしても1曲だけで出てくると落ち着かない。「スイマーよ!」の掛け声から、この曲のイントロに入るのが好きなのに。
- DEVIL
- New Message
- GREENツアーのENDING SE、a BEAUTIFUL REEL.のEDを経てからリリースされた曲。製作されたのはELEVENの頃。確かにリフが主体の楽曲ではあるのだけど、ELEVENの楽曲とは違うからりとしたポップ。女性コーラスというのも珍しい。「どれだけ一緒にすごした恋人にも分からない」のコーラスの重なり具合が絶妙。ACTIONツアーで初めて演奏されたね。
- アラクレ
- ゆるぎないものひとつ
- 意外な人気ナンバーワン。ぶっちゃけGOLDよりも人気があるのは個人的に良く分からないのだけど。アコギをざっくりと使ったミドルテンポの楽曲。Aメロの落ち着いた感じからスケール感のあるサビへの移行が生で聞くと気持ちいい。
- ピエロ
- シングル通りの配列じゃないか。MONSTERでも二曲とも入ったし、どんどんシングルの価値が低くなってる。曲はストレートなロックで、気持ちの良い曲。これもライブ向きかな。CDだと少しコンパクトすぎるきらいがある。
- BURN -フメツノフェイス-
- 問答無用の最新シングル。
- Home
- やっと歌詞が分かりました。と言っても、大体皆が聞き取った通りだと思うけど。HOMEはこれでTreasureから皆勤賞ですね。いつメリをも上回る収録率。まぁ、確かに良い曲だけど、きちんとこのバージョンを日本で発売してれば絶対入らなかったと思うのは僕だけではないはず。
- グローリーデイズ
- ふわりと風が包み込むようなイントロに導かれて始まるミドルテンポの楽曲。バンドの演奏があるのに、こんなにストリングスが前に出てくる曲なんて最近なかった。もっと大仰な曲がくると思ってただけに、こういうキラキラとした楽曲がくるのは驚きだった。ACTIONの路線とはまるで違う正当なポップに仕上がってるのも驚き。もうはなさないを優しく仕上げたらこんな感じになるのだろうか。最後のラララは是非ライブで歌ってみたいな。あと、ギターソロが曲にあるべき長さだと思う。最近はわざと短くしてる節があるけど、これくら弾いた方がB'zとして自然だと思うな。
- いつかまたここで
- これは絶対明日また陽が昇るならとか、眩しいサインの系列の楽曲だと思ってた。そしたら、イントロから松本さんの華を思わせるオリエンタルなピアノとストリングスの音が響いてきて、やられたな、と笑ってしまった。タイトルだけで判断するもんじゃない。睡蓮や結晶に連なる楽曲。歌詞はグローリーデイズに比べると感傷的。BrotherhoodやRUNほど強くもなく、むしろ甘えめいた信頼の方が強い。HOMETOWN BOY'S MARCHもそうだけど、ガムシャラに誰かと走るというより、誰か待つ場所、人があってこその走りという風に変わってきてるよね。この曲も最後はラララ。グローリーデイスよりも絡みついてくるギターや稲葉さんのシャウトがあるけど。
- B'z SHOWCASE 2007 -19-
- ACTIONツアーでマイナー曲もガンガンやるようになったのは、このSHOWCASEが好評だったからだと思う。私も実はこの場にいました。詳しくは昔書いた!意外に僕の記憶力も捨てたもんじゃない。いつもよりもフランクな稲葉さんのMCはファン以外には新鮮じゃなかろうか。個人的にHOT FASHIONで太田さんのコーラスと稲葉さんのボーカルがぴったりと重なってる瞬間、圧巻とも言えるロンリースターズのボーカル、泣いて泣いて泣きやんだらの前のギターソロやjuiceのイントロからアラクレになだれ込んだ瞬間の松本さんの笑顔だとか、曲によってさりげない仕草や表情を見せる稲葉さんだとか、会場を一瞬にして妖しげな雰囲気にする太陽のKomachi Angel(Final Plaesureのような間奏じゃないのが残念)だとか、松本さんのギターが冴えまくる春(さりげなく後奏のキーボードも凄く良い)だとか、バカになったように暴れるF・E・A・R(俺もやろうって言葉、頭に残る)だとか、キーボードとの絡みが新鮮なBANZAI(BANZAI!)とか、PVまんまのALL-OUT ATTACK(皆縦ノリだな!)とか、最高のシャウトをのっけからかましてくれるOut Of Controlとか、ちゃっかり今回もDVDに入ったおでかけしましょ(94年当時よりも健全なテンションの発し方をあいてると思う)とかが良かったなぁ!もちろんARIGATOの初映像化も大満足だ!ライブでは初めてなのに他の曲に負けない凄まじい光を放ってると思う。というかつくづく自分、この曲が好きなんだなと認識させられた。