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Theatre of Pain

そういえばレビューし忘れてた一枚。ジャケットを見ると、結構重厚そうなロックの気がするんですけど、そんな事はなくて荒削りなロックンロールです。本人達が余り気に入ってないアルバムということで、ちょっとチープで肩の力が抜けた感じのカヴァー曲SMOKIN' IN THE BOYS ROOMと名バラードHOME SWEET HOME以外は余り評価されていないアルバム。確かに前半戦は荒削りな部分が否めないかもしれません。いや、良い曲なんですけど、もっと出来たんじゃないか、というメンバーの言葉通り、もっと出来たような気がするんですよね。AEROSMITHのDRAW THE LINEなんかにちかい感じかも（むしろNIGHT IN THE RUTSかな？）。その代わり後半戦はかなりかっこいいです、USE IT OR LOSE ITなんかイントロからゾクゾクします。これ一曲目のほうがいいかもっ、ってゆううか一曲目にするだけでアルバムの評価が大分変わるんじゃないかってくらいかっこいい。RAISE YOUR HANDS TO ROCKはかつてのワイルドな頃のBON JOVIっぽい曲。タイトルもBON JOVIに似たようなのありましたよね。こいつはきっとライブで盛り上がったんだろうなぁ、と思わせる曲です。全体的にはDR. FEELGOODみたいな超名盤とは言い難いけど、一聴の価値はあるんじゃないかな、と思います。ただ、この頃のMOTLEY CRUEはメンバーの格好がちょっと、いや結構半端なくイタい・・・。
む、ちと大雑把に過ぎるレビューだったかな。ま、いっか。