- アーティスト: doa,徳永暁人,大田紳一郎,吉本大樹
- 出版社/メーカー: GIZA studio
- 発売日: 2005/02/09
- メディア: CD
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doaのアルバムを買ってきました。ポスターが付いてきました。ケースは紙で出来てて、松本さんのHouse Of Stringsの中身みたいな感じになっとります。いや、中々どうしてレベルの高い好印象なアルバムでしたよ。昨日大雑把にMOTLEYをやった代わりというわけじゃないけど、全曲レビューいってみましょうか。
- open_d
- これは歌詞にもあるんですけど、ジプシーっぽい雰囲気のOP用小曲。キャンプファイアーみたいに荒野で火でも囲んでそうなイメージですね。歌はちょっと祈りを捧げているような感じ。
- 白の呪文
- シングル曲ですね。サビでコーラスが重なってどんどん上にあがっていく感じがカッコいいですね。
- Siren
- 稲葉さんが歌詞提供した曲。結構物悲しい感じの曲で、サイレンというタイトルに納得。ブルース・ハープもいつになく寂しげな音だなとも思いました。歌詞は、あぁ、稲葉さんだな、と(笑)他人の曲の中にあると良く分かる。言葉ののせ方とか、ちょっとした言葉遣い、語尾が稲葉さんだなと主張している。これは歌っているのは徳永さんだけど、吉本さんより声が少し低いだけでそっくりな声ですね。歌う時の癖もわざと似せているのかってくらい似ています。
- 火の鳥のように
- これはデビュー曲だから仕方ないんだけど、吉本さんの歌い方が凄い気になっちゃうんですね。というか、白の呪文とこの曲だいぶイメージがかぶりますね。ん〜、この曲は及第点ギリギリかな。
- 渦巻く夜空
- これは一応バラードってことになるのかな。イントロのピアノは凄く綺麗です。ただ、吉本さんの声だとやっぱ、ピアノの伴奏でしっとり歌い上げるのを聞かせるのはまだちょっと厳しいかなって感じがします。もっとライブとかやって喉が鍛えられると多分良い感じで歌えるんでしょうけど。
- 坂道
- これは歌詞がカッコいいですね。短めの曲なんですけど、サビのメロディの流れは個人的に結構好きです。この曲ではブルース・ハープじゃなくてハーモニカを使ってるのかな?
- 無人島
- 吉本さんの歌い方が復活。でも、そんなに違和感はなかったかな。この曲ではちょっと従来の徳永さんっぽいアレンジになってるかな(特にBメロあたりがね)。サビ頭の「むじんと〜〜ぅで」のメロディが好きです。フォーキーな前の曲とは対照的。
- 春一番に
- この曲が個人的に一番好きかな、と。ちょっとヘビーな感じのリフに軽く明るいイメージの歌が重なっていく。サビは凄い弾けてます。吉本さんのボーカルもこの曲ではかなり良い感じです。全体的にどっかで聞いたことのあるような、ないようなって感じのポップな曲。
- 自由という名のブランド
- 英雄
- サビの爽快さはこの曲が一番でしょう!アップテンポな曲にのせて歌われるストレートな歌詞が気持ちいい曲です。とにかくこの歌詞の豪快さはいっそ気持ち良いなって感じです。間奏のWOW WOW WOW〜♪もカッコいいですね。「男なら誰かのために強くなれ 女もそうさ 見てるだけじゃ始まらない」って歌詞が一番好きかな。
- 新世界
- コーラスを46本重ねたという分厚い曲。明るい曲です。ライブの退場曲っぽいイメージがするのは僕だけでしょうかね?na na na…というコーラスはやっぱり稲葉さんの影響かな?普通あんまやらないもんね、そういうコーラスは。
以上、総時間37:42!悪くないアルバムですよ。これ聞くと「徳永さん=打ち込み」というイメージは完全に崩れ去りますね。もちろん、B’zや、松本さん、稲葉さんのアルバムとは比べるべくもないんですけど、良い意味でリラックスして聞けるアルバムかな、と思います。もうちょっと吉本さんの歌唱力が上がったら結構凄いバンドになるんじゃないかな。
同じB’zサポメン組でもflow-warよりはやはり徳永さんという作曲家いる分だけ、曲の質に大分差があるかな。演奏技術は向こうの方が上なんだけどね。
3/1のSHIBUYA AXのライブにもお誘われしたので、行って参ります。愛のバクダンが出るまで聞き込んでおくとちょうどいいかも。