Daily "wow"

たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

Rockin' The Joint

Rockin the Joint: Live at the Hard Rock

Rockin the Joint: Live at the Hard Rock

別に新曲があるわけじゃないけど一応続きを読む記法にしておこうかな。
久々のエアロの活動はライブアルバム。どういうアルバムかというと、かれこれ3年ほど前、JUST PUSH PLAYツアーの時に、THE JOINTなるライブハウスで、突如行われたライブ。ライブハウスだから12曲しかないのか〜とか納得しないように。しっかり、この時も24曲ほどやっているのです。え?その時の曲目ですか?こんなんですよ。

  1. Beyond Beautiful
  2. Toys In The Attic
  3. Love In An Elevator
  4. Just Push Play
  5. Same Old Song And Dance
  6. Jaded
  7. Big Ten Inch Record
  8. Pink
  9. Sick As A Dog
  10. Seasons Of Wither
  11. Light Inside
  12. No More No More
  13. Dream On
  14. Drop Dead Gorgeous
  15. Stop Messin' Around
  16. Draw The Line
  17. I Don't Want To Miss A Thing
  18. Cryin'
  19. Mother Popcorn/Walk This Way
  20. Uncle Salty/Sweet Emotion
  21. Rattlesnake Shake
  22. Livin' On The Edge
  23. What It Takes
  24. Train Kept A Rollin'

まぁ、A LITTLE SOUTH OF SANITYに入ってる曲がないのは良しとしましょう。Pinkやジョーのソロを削ったのも納得しようじゃないか。I DON'T WANT TO MISS A THINGはセールスのため不可欠だったというのも、寛大な心で許そうじゃないか。が、しかし、が、しかし、TOYS IN THE ATTIC、MOTHER POPCORN、SICK AS A DOG、UNCLE SALTY/SWEET EMOTIONを抜かすとはどういう心づもりじゃい!特にUNCLE SALTY外すのはありえないだろう!(他は一応LIVE BOOTLEGに入ってる)あと、2,3曲は普通に入ってろうに。ブーブー。


さ、ブーイングはやめて、中身について。あいも変わらず、レベルの高い非常に濃密なライブアルバムになってますね。A LITTLE SOUTH OF SANITYがほとんどCD同然の演奏で、歓声付ベストに近い状態だったのに比べると、はるかにライブアルバムらしい内容になってます。
曲目も加えられなかったものへの不満はあるけど、Season Of WitherやNo More, No Moreといったファン泣かせの曲が入ってます。
1曲目のGood Evening Las Vegasは、ZEPのL.A DRONEみたいなもんで、スティーブンの挨拶だけです。2曲目のBeyond Beautifulは原曲とは違ったストリングス無しの、太いロックになりました。でも、CDからの印象を変えることはないかな。
No More, No Moreを入れたのにVELVET REVOLVERは関係あるのか?答えは知りませんが、TOYS IN THE ATTICからの貴重な初期の曲の演奏です。かなり、オリジナルに忠実に演奏されてますね。キーボードの音が、原曲より、明るい感じにしてるかな。
Light Insideの収録は、この曲の再評価につながるかもしれない。元々、個人的にはこのスピーディーな感じが気に入ってたんだけど、CDでは打ち込み色がかなり強いせいか、最後の方にあるせいか、余り話題にならなかった曲。このライブバージョンは、アメリカ風に言うなら、実にクールだ!ことこの曲に関しては、あのアルバムに入ったのが不運といわざるを得ないか。
DRAW THE LINEは割とよくやる曲だから、あんまり説明はいらない。途中は完全にジョーの独壇場になるんだけど、この時のギターソロは非常に珍しい・・というかジョーっぽくないカッコよさ、というか、まぁ、聞けば分かるぜ、!(誤魔化した)
I Don't Want To Miss A Thingは外したくても外せないヒット曲って奴でして、はっきり言って、浮いてます。でも、一曲単位なら、そんなに悪くない。オリジナルとは違って、ピアノから始まるイントロ、そしてその裏でシャウトするこのバージョンは、少なくともFull Circleのカップリングのライブバージョンよりはずっといいですよ。
Big Ten-Inch Recordは初期の曲の中でも、僕のお気に入りの1曲。オリジナルは何かスィングしてるカバーだな、くらいにしか思わないけど、ライブの時のこの曲は本当に素晴らしい!チープさが逆に「らしい」んですよね。LIVE! BOOTLEGにこの曲は入ってたかどうか忘れたけど、これを聞けば、あなたもこの曲の虜ですよ。
Rattlesnake Shakeは知らない人の方が多いか。これも初期のレパートリーなんですけどね。HONKIN' ON BOBOがお好きな方は間違いなく、ノックアウトされる楽曲。ジョーが途中でボーカルとりますよ。後、2曲に説明はいらねーな。


まぁ、なんだかんだで、エアロは凄いな、と。1枚丸ごと聞いて「もっと聞きたかったのに!」と思えるアーティストはそうはいない。このライブは声も良かったし、是非、セットリストそのまま聞きたかったなぁ、と。でも、この12曲だけなら、輸入盤にしとい(ry