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たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

MONSTER'S GARAGE

B'z LIVE-GYM 2006“MONSTER'S GARAGE” [DVD]

B'z LIVE-GYM 2006“MONSTER'S GARAGE” [DVD]

買ったよ。暫定的な感想。そのままレビューにしちゃうかも。
まずはライブ本編から。
何と言っても素晴らしいのはその画質。かつてないくらい鮮明な画質に感動。今までは野外ということもあるんだろうけど、照明はメンバーをぼやけさせることはあっても、実際に見た時のような照明の効果はDVDでは得られなかった(LOVE PHANTOMのレーザービームは別)のですが、今回は照明もメンバーもくっきりと浮かび上がって、とてもかっこいい。ネテモサメテモの最初で稲葉さんが白の照明を浴びながら、ブルースハープを吹いている時、OCEANの最初で松本さんが真っ青に染め上げられた時に、特に画像の良さを感じた。特に前者は何か別の映像作品を見せられてる気がしました。
画面の切り替わりについては、色々言われてるけど、僕は気になりませんでしたね。MVPで振りが良く見えなかったり、やや引きの視点が多い方が気になってたかもしれない。映像面についてはa BEAUTIFUL REEL.の方が断然酷かった。画面の切り替わりは、目を離したくないという意識を生むし、何よりサポメンがかなり映されてるのが嬉しいですね。稲葉さんと首を振る徳永さんとシェーンとかね。今までは、歌の部分の9割は稲葉さんで、残りが松本さんって感じだった。B’zのライブ映像なのだから、それはそれで構わないのだけど、今回のようなステージ全員のライブという焦点の合わせ方も良いなと思いました。
演奏については、まずアレンジが冴え渡っている曲が多い。軽と重のバランスを上手く取ったBAD COMMUNICATIONとか、二番からギターソロを大胆にアレンジし直したultra soulあたりがその代表格ですね。ギリギリchop前の軽いジャムセッションから、一気にギリギリchopへなだれ込む構成はDVDの方が燃えた。ライブの時は驚きが勝っていたから、反応できなかったんだけど、DVDだと「くるぞくるぞ!」って感じが堪らない。愛のバクダンも心なしかタイトな演奏になってた気がする。こちらやOCEANは去年の方が演出の妙もあって良かったかもしれない。
今回はドームで音が悪いということで、かなり音をミックスし直したっぽいですね。非常に聞きやすいですよね、個々の音が。こんなにキーボードの音を聞いたのは初めてかもしれん。ただ、観客の声を切りすぎ。MVPやBLOWIN'、Happy Birthdayの掛け合いでそれが顕著に出てる。何か、僕たちノッてないみたいじゃん!せっかく楽しく声を出した場所だし、もう少し観客の声を大きく入れて欲しかったなというのが正直な感想。
今回、MCが割りと入ってるのが嬉しかった。無論、Q&Aコーナーとかはないけど、それでもMCが「B’zLIVE-GYMにようこそ!」以外は全部カットよりずっと良い。
個人的に改めて印象に残った曲をいくつか。
まずはピエロ。ライブらしい残響の残る音が妙にツボに入りました。改めてB’zらしい良い曲だなと思いました。スマートすぎて、やや暴れっぷりが足りない気もするのですが。
続いて、ゆるぎないものひとつ。こちらは残響が足りないので、ドームで感じたスケール感は減ってしまったのですが、ギターソロ後からが圧巻。何より最後のギターの音がとても綺麗でした。
BAD COMMUNICATIONはアレンジ自体は、横浜Ver.の方が好きなのですが、稲葉さんの声が素敵なくらい出ているのと、最近この曲が好きで堪らないので印象に残りましたね。この曲はライブになると本当に凄い。
ultra soulは間奏のアレンジがとても良い。ライブ後もあのアレンジがしばらく耳に残ってて、その頭の中の音を消したくなかったので、ultra soulは全く聞いてなかったですね、DVD発売告知まで。
TAK'S SOLO〜雨だれぶるーす、MONSTERはその迫力に感服。これはもう言葉ではちょっと表せない。今までこういう迫力の映像はなかったですよね。この手の曲がなかったからというのもあるんですが、本当に凄い。この二つはonce upon a time in 横浜を凌ぐ迫力がある。
LOVE PHANTOMはアレンジ自体はとても良かった。後ろの照明も綺麗でとてもよい・・・ので、もう少し演出と曲順のタイミングを考えてくれれば、ダイブシーンだけじゃないLOVE PHANTOMを見せられたのに、と残念に思ってたり。後ろの照明のおかげでかなりイメージが変わりましたね。
愛のバクダンは、間奏の稲葉さんのシャウトが頭に残りました。
RUNは前にも書いたけど、笑いながら演奏するメンバー達と、最後の稲葉さんの走りがやっぱり良い。演奏だけじゃなくて体で伝えてきた。あの走りが今も頭の中から離れません。これ一曲だけで十分価値はあった。


OFF LIMITSは、考えてたものと内容が違った。オフのバンドの面白映像かと思ってたら、真面目なインタビューが主なドキュメントだった。むー、これに関しては会報とかと内容が被るからなぁ。二人の顔を見ながら聞いたら何かが変わるというものではないし。ただ、二人がいかに真剣に今年のツアーを作っていったかは伝わりました。ただ、内容としてはThe Days of Pleasureとかの方が面白かった。ただ、松本さんがアコギを持ちながら、稲葉さんが仮歌詞を見ながら曲・歌詞の作り方について話してるシーンは興味深かった。時々、弾いたり歌ってくれたりするのが嬉しかっただけなんですが。