Daily "wow"

たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

Pico Magic Reloaded

Pico Magicという半分遊び、半分真面目アルバムの第二弾。...Reloadedの打ち込み中心のサウンドの楽曲によって始まるアルバム。...Reloadedはアルバム全体の曲を淡々と語りながら、たまに「Lu Lu Li La La♪」の歌が入る。中々クオリティの高い曲。最後はわざとボーカルをブレさせたような歌が入って、終わる。Sound Horizonの中(のまともな曲の中)では割と異色な楽曲。
続いて、屋根裏の少女、檻の中の遊戯、檻の中の花という同一のストーリーが描かれる三つの曲がスタート。いずれもRomanのボーナストラックである屋根裏ロマンにつながる楽曲である。屋根裏の少女は狂人に「飼われる」少女の物語で、インスト楽曲。この曲のメロディーを元に檻の中の花、檻の中の遊戯と屋根裏ロマンが出来てるわけだ。檻の中の遊戯と屋根裏の少女は檻の中の花で描かれた事件を具体的に一つずつ描いているわけだけど、どうにも謎が深い。考えられるのはMichele Malebrancheという存在が人ならぬ身だということだけ。檻の中の花における最後の事件については、屋根裏ロマンで微かに触れられただけなので、これから綴られることに期待。Roman以上に謎が深い物語。
Ark[Reloaded Ver.]はElysionに先行して登場。ArkはElysionの本体、前奏曲、Pico Magic Reloaded、Pico Magicの四枚にそれぞれ姿を変えて登場してる。そのことからも力の入れ具合が分かると思う。Reloaded Ver.はエルの楽園[→side:A→]で出てくる、Arkのオルゴールメロディーをイントロに使ったショートバージョン。オルゴールの方がストレートな悲しみがにじみ出てて良いけど、切り方が中途半端だなぁ。
輪廻の砂時計はThanatosで書きます。澪音の世界はElysion 〜楽園への前奏曲〜参照で。They there said reloadedは、ただタイトルが読まれるだけの曲(?)。
どの辺が「Pico」なのか、と言いたくなるけど、その答えはボーナストラックにある。ぴこまりんご飴☆。まぁ、タイトルからして遊んでますけどね。Pico Magicでアルバムを乗っ取ったぴこまり(あらまりの中に眠る108の人格の一つ)が、陽気なぴこぴこ音に乗せてしりとりしてる楽曲。あー、うん、真面目に聞いたり語る曲ではない。シリアスな本編の後に聞いて程よく脱力するための曲。以上!


あ、ボートラは他にもあるけど、全部本編の曲の早回し。興味深いけど、別に凄いということはない。