FRICTIONを聞くことに成功した。持つべきは同志だろう。以下ネタバレ。
何かね、パルスみたいなイントロから始まる。ドラムさえ同じだったら、イントロはまんまパルスですね。Aメロからまるで別物ですけどね。稲葉さんの腰をくねらせながら歌ってるようなボーカル。サビだけ聞いてたときは、Aメロも勢い重視なのかなと思っていたけど、そんなことはなくて結構作りこんだ感じのメロディー。メロディーとかは全然違うけど、そういう作りこんだ感じはIT'S SHOWTIME!!っぽいかも。ま、稲葉さんのボーカルのあとに逐一「OH! YEAH!」って入るから、そういう意味ではノリ重視なのですが。段々あがっていくのではなくて、段々下がっていくのが面白い。Bメロは短いけど、終わりの方にややインドっぽいメロディーが見え隠れする。サビは皆さん、ご存知の通り。
ギターソロは最近にしては激しく動いてる方。長くはないけど、良い具合にうねってると思う。サビにつなげる前の高まっていく構成が曲を盛り上げてる。ちょっとだけ変則のサビが入って、勢いをそのままに受け継いだ演奏が続いてイントロと同じ音を奏でてお終い。もうちょい長々と続けても良かったのに。
3分にも満たない短い曲です。短いしシンプルだけど、よく作りこまれてると思う。メロディーも構成もしっかり考え抜かれてる。だから、多分ほとんどのB'zファンに受け入れられる曲なんじゃないかな。物凄いノリノリで爆発感のある曲を期待した人にはちょっと物足りないかも知れませんが。
