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うたかた花火/星が瞬くこんな夜に(初回生産限定盤)

明るく切ないポップだった1枚目、2枚目から一転、バラード曲を1曲目に据えてきた3枚目のシングル。美しいメロディの佳曲であるのだけど、ありきたりのメロディを無理やりに避けてるAメロが少し気持ち悪い。慣れればアクセントなんだろうけど、今のところ不自然に音程が上がってるように聞こえてしまう。他は凄く王道的な作りなだけになおさら。いきものがかりとかaikoとかこういう曲歌いそうですよね。花火がモチーフというのもそれっぽい。違っていたら申し訳ない。付属のDVDに収録されたPVは、今までのPVの賛否両論を知ってか知らずか、実写ではなくアニメーションに。作画にもう一つ頑張ってほしいところだけど、個人的にはこういうPVの方がイメージに合ってると思う。
2曲目の星が瞬くこんな夜に。これはsupercellらしさを目一杯詰め込んだ気持ちの良いポップソング。はやるようなドラムに後押しされたAメロから、溜めのBメロ、そして一気に駆け抜けるサビ。さよならメモリーズと君の知らない物語の良い所をコンパクトに詰め込んだような楽曲。その二曲ほど、後半に色んなものを詰め込んでないのも好印象。あの二曲は大好きだけど、後半が少し重くて、曲の軽やかな印象が損なわれてると思うんですよね。それがドラマチックであるとも思うのですが。
Worldwide Loveはsupercellのカップリング特有の少し泥臭い感じのする濃い一曲。こういう曲結構好きなんだけど、惜しむらくは曲の濃さにnagiのボーカルがついていかない印象。背伸びしてる印象がぬぐえない。