稲葉さんの新曲、泣きながらが配信開始となりました。念書からちょうど1か月なので良い感じのペースです。普通のCDシングルなら、2、3曲入ってるので、それに比べるとちょっと焦らされてるとも取れますが。
さて、新曲の泣きながらですが、念書とは打って変わって、ピアノを主体としたバラードとなりました。稲葉さんのバラードというと志庵のOverture以降は、B'z以上に王道的でしっとりとしたバラードといったイメージが強いのですが、泣きながらはマグマでのLittle Flowerや風船あたりを思い出させるような、ちょっと陰のある仕上がりとなりました。稲葉さんの歌い方もメロでは極力、力まないように静かに歌い上げています。一番はピアノのみですが、二番からは管弦楽器が加わって、綺麗なメロディーに色を添えます。この辺の盛り上げ方は、いつもの稲葉ソロバラードといった感じです。
PVも公開されていますが、念書同様に稲葉さん自身の出演はなく、イメージビデオと言った方がしっくりくるような出来になってます。PV見ながら、曲を聴くと何となく子どもが親と喧嘩しちゃったときの状況を描いたような曲に聞こえますね。
そして、ツアーメンバーも発表されました。ベースのCorey McCormick以外はメンバーを一新。ドラムがシェーンでないのは意外です。キーボードには大島さんが起用。SURVIVEツアー以来でのタッグです。稲葉さんのソロはジャズ畑のピアニストが今まで起用されていたので意外な感じです。
全国ツアー、アルバムと分かりやすく大きな球を投げてくる松本さんに比べると稲葉さんは小出しに盛り上げてくる感じですね。アルバムの発売もそう遠くないと信じて待ちたいと思います。
