Daily "wow"

たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

en-ballツアー 6/20(10日目)公演

ライブビューイングに行ってまいりました。画質は非常に鮮やかですし、そのまま映像化できそうなクオリティの画像でした。中継というせいもあって、音は必ずしも良くありませんでしたが、一度生で見ている身からすると、そんなに目くじらを立てるほどの音でもありませんでした。
基本的には、自分が参加した7日目と変わりありませんが、いくつか曲の変更・追加がありました。

04. Wonderland

AKATSUKIの代わりに、同じくシングル曲であるWonderlandが短いキーボードソロの後に登場。これまでのツアーでは割と劇的なイントロを添えての登場でしたが、今回は比較的、原曲の暗めなイメージにそった形での演奏でした。

05. arizona

そのswitchを押せの代わりに、同じくマグマからarizonaが登場。ファルセットのコーラスと、ブルースハープの演奏が印象的な楽曲です。稲葉さんが終始、ブルースハープを片手に、マイクスタンドから動くことなく歌っていました。コーラスができるばんどなので、こういう曲もしっかりと再現できるのが素晴らしいところです。

18. Cross Creek

Bicycle Girlの流れで、日替わり曲だったCross Creekが演奏されました。余計なものを必要としない若々しいパワーに満ちた曲でしたが、その魅力をいかんなく発揮しました。この曲は是非とも生で聞きたかった。そう思わせるくらい、念書からこの曲までのSinging Birdづくしの流れは素晴らしいものでした。間奏では英語パートを歌おうとする観客に、「愛を!」パートを歌わせて笑顔になる稲葉さんがいました。

21. 波

アコギを手に取った稲葉さんが歌うのは、やはりマグマから波。ここではSATOKOがドラムではなく、マラカスで参加し、非常にしめやかな演奏になりました。en2の演奏はややポップな印象になり過ぎたので、個人的にはこのアレンジの方が好きです。最後には演奏が止まり、「もっと奥へ」と言った後に稲葉さんを含むアコギが三本激しくかき鳴らされました。今回は後半部分に少し長めの演奏を付け加えるパターンが多いですね。

22. 友よ

ピアノのイントロに被せて、稲葉さんが「一緒に歌いましょう」と呼びかけます。その呼びかけ通りに、サビでは観客に手を広げ「友よ 友よ 友よ」の部分を歌わせていました。比較的、原曲に忠実な演奏でしたが、その中で、JUONの物憂げなギターが光っていました。ちなみに、この曲では稲葉さんが終始、前方のPAに腰かけたまま歌っていました。
その他の曲では、マイミライでJUONとハグしてみせたり、Stay Freeにて「自由って何だ?!聞かせてくれ、Duran!!」と叫んだり、Okayでメンバーから一人ずつ「Okay!!」の声を聞いたりと、7日目以上にサポメンに絡んでいく稲葉さんが印象的でした。
ビューイング終了後は、ロゴマークが浮かび上がり、未発表の退場曲が1回だけ流れていました。この未発表曲は「Oh, it's Saturday」「何か一つだけ足りない そうだ、君が足りない」といったフレーズが頭に残るB'zっぽいキャッチーな楽曲でした。cocoaのようにお蔵入りしないことを願うばかりです。
最後に残念だったのは、スクリーンのロゴマークを軽い気持ちだとは思いますが、堂々と撮影している方が多かったこと。本人が写っていなかったので、ライブ会場を外から撮影しているくらいの感覚なのかもしれませんが、それなりに高い年齢の層の方々がこぞって映画館で堂々と撮影をするというモラルの低さにびっくりしつつも呆れてしまいました。映画館の中での撮影は厳禁と書かれていたにもかかわらず、そういうことをしてしまうのは、正直みっともないです。孤独のススメの「みんながいるなら ひとまずは安心と ぞろぞろ渡ってしまった赤信号」というフレーズがまさにぴたりとハマりました。たまにはひとりで寂しく強く考えてみてはいかがでしょうか。
素晴らしい演奏だったので、是非ともこの公演も映像化してほしいものです。最終公演ということで、Singing Birdの曲を追加した、全23曲の公演でした。今日の方がアルバムの内容を反映した内容でしたが、個人的にはそのswitchを押せ、なにもないまちも素敵な演奏だったので、余さず映像化してくれないかなとひそかに願っております。