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たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

LIVE-GYM2022 -Highway X-終了。そして…

B'z LIVE-GYM2022 -Highway X-が昨日のぴあアリーナMM公演で終了しました。結果的には本来の予定から、3か月遅れ、足掛け7か月にも及ぶツアーとなりました。
延期となった2公演のうち、土曜日は現地で日曜日は配信でたぷり楽しむことが出来ました。新曲ばかりのライブも新鮮ではありましたが、やはり聞き込んだうえでのライブは格別のような気がします。発売前、発売後の両方でライブを楽しむことが出来たのも貴重な体験かなと思います。

稲葉さんの新型コロナウイルス感染で延期を余儀なくされた公演のため。、公演中稲葉さんもたびたび謝罪と感謝の言葉を述べていましたが、松本さんは「これはこれで特別感がある」とフォローしていたのが印象的。休養を経たこともあり、稲葉さんの調子は絶好調と言ってよかったと思います。日曜日は「さまよえる蒼い弾丸」あたりで少し息切れ気味だったので、どちらかというと土曜日の方が調子がよかったでしょうか。

以下は2日間の内で特に印象に残ったポイントです。

1.Thinking of you
東京公演では1番のサビ終わりを下げて歌っていましたが、横浜は原曲通りに声を張り上げてました。長いツアーを経て完成した感がありますね。
また、歌詞の一部を変更して「見送ってくれた人」が「待っててくれた人」になっていました。延期ならでは。

2.メンバー紹介
両日ともに川村さんが「やり残した課題」としてぴあアリーナMMに絡めて「ユートピア」をあげるも、稲葉さんが「それは今はいい!」と拒否。1日目は「このコーナーがプレッシャー」という言葉から、Pleasureの言葉を引き出し、稲葉さんが1番サビをアカペラで披露。その後松本さんを促すとイントロのメインリフを弾きだして、バンドが加わって締める形。稲葉さんが「練習してたんですか?」と問いかけると松本さんが笑いながら手を振る一幕も。
2日目は川村さんが各メンバーに色んな国の言葉で「喜び」は何というのかと聞いて回るコーナーに。青山さんは答えに詰まって「キヨウケン(崎陽軒)」と答えて笑いを誘ったり。松本さんは「英語で」と言われて「JOY?」と見事なボケを披露。「間違ってないけど!」という突っ込みに「ああ、Pleasure?」と松本さんが笑って答えると、1日目とは異なりしっかりとイントロを演奏。稲葉さんが機嫌よく一番を歌い始めると演奏が止まり、サビ前まで稲葉さんが一人で歌う羽目に。
ツアー中盤からすっかり名物化したコーナーで様々な楽曲が即興で歌われたのですが、是非とも他の公演も見てみたいところです。

3.裸足の女神
1日目は通常通りバックステージに潜って、「X」のオブジェに稲葉さんがサイン。2日目は稲葉さんがバックステージに戻った際にカメラマンのトラブルで映像が終始ピンボケするトラブルが発生。稲葉さんが何かしてるなーくらいしか見えなくなるというトラブル。おそらくは映像化に備えて万全を期しての公演だったけに痛恨のミス。
しかし、アンコールの「You Are My Best」後のMCで稲葉さんがトラブルについて謝罪し、もう1回「裸足の女神」を同じ演出で演奏することを宣言。思いもかけぬサプライズ。演奏し慣れた楽曲で、千秋楽でバンドの負担にならない公演だからできたことでしょうが、中々に粋なサプライズです。2回目はしっかりとカメラが「Highway X」のオブジェ等々のバックステージの様子を映し出してくれました。しかし、HINOTORIツアーもそうですが、「裸足の女神」は持ってる楽曲ですね。

4.日替わり曲
ツアー同様に1日目に「ギリギリchop」、2日目に「さまよえる蒼い弾丸」を演奏。何となくどちらも映像化はされそうな気がします。「兵、走る」からの繋ぎで結構ハードな展開なのですが、1日目は「すぐに潰れる」の高いキーも調子よく出していたのに対して、「さまよえる蒼い弾丸」はややフラットで疲れ気味の歌い方。「ギリギリchop」の方がきつそうなイメージがあるのですが、歌う側は違うのかもしれません。「ギリギリchop」は清さんのベースソロも大きな見せ場。

5.その他
配信にはしっかりとオープニング・エンディングの映像がありました。
オープニングは会場近辺の空撮、エンディングは会場で「See you in LIVE-GYM 2023」といった文言がスクリーンに流れると、現地映像を切って「Hard Rain Love」にのせて各会場近辺のファンの様子や舞台裏、ライブ映像などがダイジェストで流れるしっかりとした映像。そのまま映像作品に使えそうですね。最後は「B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 STARS」のロゴが登場。既にオフィシャルサイトにも出ていますが、車のエンブレムのようなロゴです。そして、Pleasureシリーズの中では「TIME」に並んでシンプルなタイトル「STARS」が明らかになりました。これまでのパターンで行けばそのまま曲名になりそうですが、これは来年のお楽しみでしょうか。