「B'z LIVE-GYM 2022 -Highway X-」が先日リリースとなりました。
B'zの二人からは恒例のメッセージが昨日公開、松本さんはコロナ禍で声出しが制限された特殊なライブであること、稲葉さんは延期や「裸足の女神」のハプニングについて言及したコメントとなっています。
パッケージは四方背のスリーブ付き、画像では伝わりませんがキラキラとした加工になっています。中身はシンプルなDVDサイズのパッケージ。歌詞カードもないのでディスクのみ。パッケージ内側は公式の本作のビジュアルと同じ写真。
映像はぴあアリーナMMの空撮映像に、ライブオープニングのナレーションが重なってスタート。
本編の内容は公演日に配信されている通りですが、映像のコマ割りなんかは違っているように感じました(客席は配信時はここまで映していなかったと思います)。映像ハプニングのあった「裸足の女神」は稲葉さんの映像は少なめになり、ステージで演奏しているバンドの方がメインで写っています。スクリーン上にボケた映像ははっきり写っていますし、ボケボケの映像もしっかり使ってはいます。潔いというか、完全に演出のようになってますね。
また、メンバー紹介はさすがに長すぎたのか、川村さんのMCを一部カット。「喜び」についてメンバーに聞いていく前に、「ユートピア」と発言して稲葉さんに突っ込まれるシーンがあったのですが、そのくだりはカットしています。
最後のお疲れのあとは「Hard Rain Love」に乗せて、マリンメッセ福岡の円陣風景が流れます。各地のライブ映像と会場周りの風景がエンドロールと共に流れる定番の構造。最後はぴあアリーナMMでの円陣風景が映って曲が終了。夜景をバックにPleasure 2023 -STARS-のロゴが現れて終了。パッケージでこうした予告めいた演出はちょっと珍しいかもしれません。
既に配信を行ったせいか映像作品としては非常にシンプルなパッケージと内容。ここまでシンプルなのは「B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-」以来かな。コロナ禍のLIVE-GYMということで、声出しがなく観客はマスクをしている特殊な状況ではありますが、バンドの状態は稲葉さんを筆頭に非常に良好。結果的には延期となったことで、ツアーの疲れがリフレッシュされ、全体的にエネルギッシュなライブになっているように感じます。アルバム曲以外はかなり定番によった選曲にはなっており、「B'z presents LIVE FRIENDS」とは対照的ですが、満を持して演奏された「Thinking of you」や静かな迫力を湛える「Highway X」、歓声がある中での演奏が望まれる「COMEBACK -愛しき破片-」「リヴ」、ニューアレンジが光る「イチブトゼンブ」など見どころは多いと思います。
B'zとしてはPleasure 2023 -STARS-に向けてようやく色々と発表がありました。分かりやすいところで今回のグッズが発表。久々にパンフレットが販売されます。また、Treasure Landで好評だったためか、ツアー専用のTwitterアカウントが開設。早速ライブの準備風景などがツイートされています。アリーナとスタジアムでは異なるセットリストを用意していることも明らかになっています(全く同じではないと思っていましたが、どのくらい違うのか・・・)
珍しい企画として、STARS Cafeとオープンキッチンカーがライブ会場に登場。専用カップに入れた冷たいドリンクとSCENES以来となる湖池屋とコラボしたポテチの販売が行われます。キャッシュレスとは言えキッチンカーが1台だけだと、チケットも不要なのでグッズ以上の行列になりそうです。ドリンク提供はありがたいとは思いますが。
Pleasure 2023 -STARS-はいよいよ今週末SAGAアリーナでスタートします。Highway Xツアー同様にSHOWCASEの開催はないようです。
先日日比谷音楽祭 2023に2曲だけですが出演しているのがSHOWCASE代わりかもしれません(バンドが違うのでSHOWCASEの主旨とは異なりますが)。