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いけない！ウィークリーレビューがまだ出来てない！！
大急ぎでじっくりやらねば（矛盾）

だからその手を離して

今から16年も前のシングル。僕が買ったのももう４，５年前（まだ8cmが主流だったなぁ・・・）だから本当に古い曲ですね。曲の出来自体はまだ未熟でしょうね。ポップかロックかはっきりしませんし、さりとて後のB’zのように両方の要素がうまく絡み合ってるというわけでもなく、どっちをやるのかはっきりせずに何となくTMN系の音を目指した感じ。AEROSMITHのDREAM ONみたいなデビュー曲＝名曲というタイプじゃないです。でも、1st Albumをみてみると、やっぱりこの曲がクオリティとしては一番高いし、シングル向け。当時のB’zの精一杯がこれなんだな、と分かります。曲自体は音もそんなに凝っておらず、シンプル。気になるのは稲葉さんの声。なんか、妙にハスキーで変（失礼！）何とか、声をロックっぽく太くしようという姿勢はうかがえるけど、空回ってる気がします。歌詞も抽象的で今ひとつつかみ所がないかなぁ・・・でも、「wanna be without you」の響きとギターソロ前の「whoo〜oo」っていうのは好きですね。イントロやソロのギターも妙に爽やかな感じがして悪くないです。そうそう、稲葉さんのコーラス入れまくるのは後への布石かもしれませんね。
この曲、別バージョンが２曲あるんですがオススメはMixture Style（OFF THE LOCK STYLEの方は初心者にはあまりオススメしません(笑)）アレンジから何から変えて、完全にロックな楽曲へと姿を変えただからその手を離してを拝めます（ギターは唸ってるし、稲葉さんの歌唱法もねちっこく(笑)フェイクありです。でも、サビのコーラスは原曲より多いなぁ）。でも、実はそれ以上にオススメなのはビデオ「JUST ANOTHER LIFE」に収められたバージョン。「だからその手を（パンッ）離して（パンパンッ）」って具合で、手拍子がベタに入るんですが、稲葉さんのダンスと一緒に見ると妙にはまってます。声も、アレくらいがこの曲には本当は丁度良いんだと思います、個人的に。

ハートも濡れるナンバー 〜stay tonight〜

イントロの静かなメロディは実に良い。その後は・・・う〜ん（笑）曲の艶かしさは分かるんですが、まだ、その辺が上手く表現できてない感じがしますね。目指すものは分かってるんだけど、まだそこに追いつけてない感じ。2ndのLOVING ALL NIGHTも同じ事が言えますね。これもやっぱり、リメイクの方がいい。「The 7th Blues」収録の「SLAVE TO THE NIGHT」か「LIVE RIPPER」収録の「STAY TONIGHT」。やっぱり稲葉さんの声の問題なんでしょうねぇ。デビューしたての新人にいきなり、こんな色っぽい曲を歌いこなせって言う方に無理がある気がしますね。ところで、ハートも濡れるナンバーってどういう意味なんでしょうね？

総評

デビューシングルとしてはまぁ、可も不可もなく及第点程度。分かったことは3rdまでの曲は今からもっと録り直せ、と（笑）まぁ、曲にも寄りますね。再録筆頭候補はバッコミ。頼むから、横浜ver.をCDにして下さい。1stは「Fake Lips」と「君を今抱きたい」あたりがいいかも。「it's not a dream」の冒頭の部分の今バージョンも聞きたい（笑）2ndは「OFF THE LOCK」以外全部いけるでしょう。3rdは全部いけるでしょう！「SAVE ME!?」は94年もやってるし。それ以降のアルバムはリマスタリングを是非。音小さいんです、特に「RUN」（笑）まとまりがないレビューになってしまった・・・