Daily "wow"

たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

http://music.yahoo.co.jp/rock/music_news/cdjournal/20041214/cdjent002.html
( ゜Д゜)ハァ?ハァ!?意味が分からないです。フレディ無しのQUEENというのはQUEENじゃないと思うんです。いや、ポール・ロジャースは別に嫌いじゃないんですけど、フレディに彼はなり得ませんよ。フレディのあの声と、類稀な作曲能力があってのQUEENでしょうに。QUEENが仮に新しいボーカルを迎えるならジョージ・マイケル以外はありえないと思うのですが・・・彼とならQUEEN復活という感じでライブやってもまぁ頷けます。CD発売するのは別問題ですが。しかもジョン・ディーコン参加の是非は不明。普通にQUEEN+名義でやるべきだと思うのですが・・・って思ってたら、QUEEN+*1名義じゃないか!!(英国の本サイトにとんでみた)ちゃんと報道しろー!!
QUEEN+なら今まで何度かやってきたし、別に良いかな。案外、ポール・ロジャースもはまり役かもしれないし。分からんけど。でも彼のソウルフルな歌いっぷりがQUEENにはまるのか、フレディの影を払拭できるのか、興味あります。まぁ、QUEENの曲をやるとしたら、初期じゃなくて中期から後期にかけての曲だろうから、フレディ以外は絶対に考えられん!といった感じにはならないでしょう。でも、どうせやるなら絶対ジョージの方が良いと思うよ。彼、暇そうだし。
しかし、ツアーねぇ・・・フレディもジョンもいないっていうのはジョン・レノンジョージ・ハリソンなきThe Beatlesが今からツアーやるとか、一時期のジョーとブラッド抜きのエアロ、プラント、ジョンジー抜きのZEPみたいなもんだと思うんだけどな・・・
バンドにも色々あって主要人物が完全に固定されてて、他の人をメンバーチェンジすることで、その音楽性を高めていくバンド(DEEP PURPLEとかJOURNEYは主要人物が抜けちゃったパターン)とメンバー同士のぶつかり合いを繰り返して高めていくパターンがあると思うんですが、QUEENはどう考えても後者だしなぁ・・・メンバーの上手下手とかそういう問題じゃなくて、そのメンバーで引き出せるバンドマジックが重要なバンドだから。だから、MADE IN HEAVENはやっぱりフレディの持つ陰の要素が欠けてるし、ビートルズならアンソロジーのジョンの曲は優しすぎるし、ペイジ・プラントにはボーナムの持ってた迫力が消えてる。
ちなみにB’zは後者におけるよくあるパターンのボーカル+ギターヒーローのみ抽出して、曲ごとに前者的に取り組んだのが上手くいった秘訣の一つだと思う。二人だから後者においてありがちなメンバー間の確執がないし、必要に応じて、誰に気兼ねすることなく新しい風を吹き込める。稲葉さんのボーカルと松本さんのギターだけでB’zなんだ、という風になるようにやってきてるからスタイルも色々変えられるしね。

追記:ジョージ・マイケルっていうのは皆さん、良くご存知のワム!のボーカル。フレディの追悼コンサートでSomebody To Loveを歌って大絶賛されたんですが、「カリフォルニアの公園で下半身モロ出しでウロウロしていて猥褻罪でパクられ」しかも「(その公園はゲイのたまり場で)ボクは実は歌手としてのキャリアの前半は女性に向かって曲を書いていたけれど、そのあとゲイであることに目覚めて今は男性に対して書いてます」とカミングアウトした強者。その後「ボクはもう一生食うには困らないほど稼いじゃったから、歌手は引退して、あとは曲をWebで販売してそれをチャリティーにしたいと思います」とあっさり引退表明。でも、確か、今年アルバム出してたな・・・後、ジョージじゃなくてライザ・ミネリでも納得かも。いや、これは絶対無理だろうけど。

*1:知らない人のために申し上げておきますと、QUEEN+(クイーンプラス)というのはフレディ没後のライブなんかでブライアン・ロジャーが他の人のQUEENの演奏に加わるときの名前で、QUEENの二人がQUEENでない誰かと組みます、というような意味があるんです。つまりQUEEN+である限り、QUEENは永遠にフレディ、ブライアン、ロジャー、ジョンの四人なのです。GREATEST HIT3はフレディ以外のボーカルを結構フィーチャーしてるからQUEEN+の名義で発売されてます。