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たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

LOVE IS BEAUTIFUL

LOVE IS BEAUTIFUL (初回限定盤)(DVD付)

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これは実に素晴らしい。GLAYのアルバムの中では前作のTHE FRUSTRATEDが個人的に一番好きでしたが、このアルバムはそれを上回ってるかもしれない。やはり、今のGLAYは個人的にはとても好きだ。少々既出の曲が多いのが欠点でしょうか。では、いつものように一曲目から順番にダラダラと感想を。
ROCK'N'ROLL SWINDLE。G4の一曲目を飾ったアッパーなナンバーがアルバムでも一曲目に登場。他の位置は考えられないし、アルバムに一気に引き込みますね。この曲は一応アルバムバージョンなのですが、目立った変化はないと思います。ONE LOVE以降のアルバムは割りと奇を衒った曲が一曲目ばかりだったので、その意味でのGLAY印のこの曲は安心できる。サビの酔いどれって言葉が良いですよね。
変な夢〜THOUSAND DREAMS〜のタイトルを見たときは、TAKUROに松本さんが乗り移ったのかと思いました。これまたアグレッシブなナンバーですが、ROCK'N'ROLL〜のようなやさぐれたイメージはなく、タイトル通り変な夢に迷い込んだような印象。どちらかといえばTHE FRUSTRATEDに収録されてそうなイメージに近い曲ですが、THE FRUSTRATEDに比べるとタイトな曲です。ポップなメロディーが所々見え隠れするのがTAKUROの職人芸といった感じです。
先行シングルとなった100万回のKISS。優しいギターのイントロの音が聞き心地が良い。ちょっとシャリシャリしすぎてる気もしますが。タイトルから受ける印象以上に真面目な曲でしてね。「このKISSは愛を伝えるためだけじゃなく」という言葉に全てが込められてるんだろうなぁ。
ちょっと時期が外れてしまった夏音。僕の中ではつづれ織り〜so far and yet so close〜の夏バージョンといったイメージでしょうか。僕はあんまり好きじゃなかったんですが、弟の熱烈な薦めで真面目に聞いてみた。アルバムの中では珍しい直球ラブソング。歌詞をしっかり読み込みながら聴くとこれは確かに名曲かもしれない。亡くなった恋人について歌った何とも切ない楽曲です。Bメロの時に急かされてる感じが歌詞とマッチしててとても良い。
作曲はJIROのAMREICAN INNOVATION。タイトル通りアメリカのざっくりとした感じです。変な夢と同じタイプですが、もっとオープンな印象がある。「LAZY CRAZY BABY」の連呼でエネルギーを貯めている所がとても良いのですが、TERUには是非連呼の最後で叫んでほしかった。ちょっと爆発感が足りない。途中のベースソロからTERUの英語の囁きへ移行する流れも素敵です。
ANSWERは僕もシングルを買いました。氷室さんとコラボしたモダンなロックナンバー。シングルに比べるとキーボード音が若干前に出てるでしょうか。低音を活かしきる氷室さんと、高音部をカバーして盛り上げるTERUのバランスが絶妙。本当にかっこいい曲です。初聴時、衝撃的なまでに良い曲だった。
僕達の勝敗はピアノから始まるミディアムナンバー。MARIAと語りかける歌詞から始まりますが荘厳な雰囲気はない。ミスチルのHEROやタガタメを合わせてコンパクトにした感じかしら。少々歌詞がくどい気がする。こういう歌詞が嫌いなわけじゃないんですが。曲の雰囲気とあまりあってない気がする。pure soulみたいな歌詞なら良かったんですけど。
サラギの灯!演歌!これはもう、演歌スレスレの曲です。ボーカル次第では演歌になってた気がする。コーラスが神秘的に見え隠れするイントロが実に雪降る北海道のイメージ。街頭の灯りの下ではらりと舞う雪を幻想する。ま、秋の前の夏の曲なんですけどね。GLAYらしいけど、新しい試みのバラードだと思う。TERUの声も迫力がある。サラギというのは意味はないらしい。何でしょうね。曲を聴いてると何かぼんやりとしたイメージは浮かんできそうな気がしますけど。
WORLD'S ENDはHISASHI作詞作曲。イントロがわりにサビメロに英詞を乗せた歌から始まる。ボーカルへのエフェクトのかけ方が凄く洋楽っぽい。その後はGLAYらしいロックナンバーなんですが。ROCK'N'ROLL〜とは別の意味でスピーディーなサビが真夏を駆け抜ける車のようで気持ちよい。メロディーの落とし方が絶妙なので、凄くキャッチーなサビ。電気イルカ奇妙ナ嗜好を書いた人だとは思えん!
SCREAMはEXILEとのコラボ。二年前の曲なのですが、私の記憶が確かなら大ヒット曲です。PVの炎の中を進むオッサン達がとてもかっこよかった。曲の方はEXILEメインですが、作曲したのはTAKURO。幅の広さを知った。スクラッチとギター音が交互に現れるところが異色です、と主張してる。曲自体はかっこいいし、歌詞はアルバムのテーマにあってますが、この曲だけ流れにあってないのが残念至極。
恋はG4収録で前に感想は書いたので省略。サビの破壊力がね。僕にG4を買いに走らせました。それ以上の言葉はない!
I will〜はTERU作詞作曲ですが、これまた良い曲です。ドラムのループから、ボーカルを誘導する美しいギターで幕を開けるんですが最初の「I believe」の連呼。これが全てですよね。美しい!あんまり美しいのでサビが蛇足に聞こえるくらい良いです。BLASTとはまるで違うTERU曲です。
LAYLAは今のGLAYを象徴する曲でしょうか。これはアルバムに入れざるを得ません。これもアルバムバージョンですけど、違いはあいにく分からない。GLAYのベストソングのひとつだと思います。しかし、LAYLAと聞くとやっぱりあっちのLAYLAを思い浮かべてしまう。あれには流石にかなわない・・・が名曲です。後半の盛り上がりなんか最高じゃないですか。
MIRROR。バラードかと思ったら違いました。様々なものを見て聞いて出会う歌詞。サビのほとんどがファルセットで英語というのが印象的だけど、それ以上に印象的なのがサビの最後の「Hello」の連呼。何か胸にしみるHelloです。ただの挨拶じゃない。最後四行の歌詞も、ね。
全体的にバンドとしてしっかりまとまったアルバムでした。前作まではどこが音が散乱して逃げていくイメージが、特に荒っぽいナンバーではあったのですが、今回は一枚のアルバムで、一貫したGLAY像とクオリティーの高い楽曲を提示してると思います。