何の間違いか、ただで見れるようになってるというのを色々なところで見て、「何を冗談を」と一瞬笑ってた僕は反省します。永遠の翼どころじゃありません。昨年の難波Hatchで行われたNETWORK LIVEがただですぐに見れるようになってます。そのうち、割とすぐに消されるに一票。
さっそく見てみましたので感想を言っちゃいますよ。
まずは懐かしのCIRCLE OF ROCK映像。これは涙ものですね。OPを飾ったTHE CIRCLE〜X、炎の揺らめきに彩られたBLACK AND WHITE、二人が仲良く寄り添いながら歌うlove me, I love you、高速回転するjuiceに、皆で手をたたいたBANZAI。いやはや、これだけでもとても良いものを見た気分です。
ALL-OUT ATTACK。最初に目に付くのは横に長いステージ。観客とは触れるほど近いのに、とても横に長い。結構B'z向けの会場な気がする。走れるし。観客の声がDVD以上に聞こえるので、臨場感がとてもある。二人はPVさながら。最後にぐるぐる回る松本さんと後ろ向きで手を水平にする稲葉さんがかっこいいですね。
juice。これまた、皆予想済みなので、とてもノッている。一番と二番の間の間奏と稲葉さんの仕草がとてもマッチしてる。ギターソロもちょこちょこアレンジが入ってますね。抑え気味の「はじめから分かっていた」や最後のシャウトもお見事。juiceの本領発揮。
「B'zのLIVE-GYMへようこそ」を挟んで、久々のReal Thing Shakesが登場。渚園の時と違って高音部を歌う稲葉さん。サビ前では下げてたけど、二番サビ後ではしっかりCD通り叫んでた。ギターソロを大幅に変えて演奏する松本さん。CDでもこれくらい弾いてください。Real Thing Shakesってハードなくせにとても陽気な曲ですよね。PVのせいかしら。
次も久々のナンバー、DEVIL。やや軽めのイントロから始まる。原曲より若干テンポがはやい・・・気がします。いや、早いよ、これ。緑の照明はGREENツアー時と同じ。蛇柄マイクスタンドがよく似合ってます。ラストサビ前は遅い方がよかったかも。サビなんかは機関車のような勢いですね。
Brighter Daysはライブ初披露。イントロでは稲葉さんが珍しくファルセットを披露してるんですけど、後ろの絵のミスマッチが気になって仕方がない。Aメロで見える桜はよく合ってました。二番で桜をバックに松本さんが映されてるんですが、バッキングの音といい桜といい、とても松本さんソロっぽいぞ、何故だ。
ここで、衣装変えしてMC。「おうちに思いを馳せて」と言って始まるのは無論HOMEの英語バージョンです。これまた、初披露。色々小細工が利いてた原曲よりシンプルなスタイルですが基本は変わりません。歌詞もニュアンスは変わってないですね。微妙なメロディーの変え方がツボ。やっぱり好きだなぁ、この曲。何というか安心できる。永遠の翼の2nd Beat、3rd BeatにBUDDYと一緒に入れてくれないかな。
やんわりした雰囲気から一転して物々しいイントロ。こんなイントロはMONSTER以外ありえませんね。この曲の破壊力はやはり桁が違う。空気を完全にMONSTERの空気に変えてしまう。イントロの照明がやはりDVDに比べるとしょぼいかなぁ。代わりに物凄い濃いMONSTERが会場に渦巻いてる。最後にシャウトをして、マイクスタンドを振り回しながら回る稲葉さんがかっこよすぎるよ。
MONSTERのパワーを引き継ぐのは衝動です。変わらぬスピード感で突っ走っていく。ドームの広がりのあるコーラスも良いけど、生の声が折り重なるこちらも甲乙つけがたい。イントロで一緒に手を上げる大田さんと増田さんがちょっと面白かった。
ドームと同じ「Go for it!」の掛け合いから愛のバクダンへ間髪いれずに突入。衝動の表記はShoudouなのに、こっちはLove Bombなんだ。こういうロックな雰囲気のステージで演奏される愛のバクダンも珍しい。いつもは照明とかが和気藹々な感じを出してますが。徳永さんと「大阪のVoice!アン・ドゥ・トロァ!」を叫ぶ稲葉さん。流石にちょっと声が疲れ気味。簡単そうで消費が激しい曲です。まぁ、衝動の後ですしね。
しかし、原曲のままのようで、実はイントロを結構いじくったギリギリchop。ここでは、普通に歌う稲葉さん。ギリギリchopの方が歌いやすいのか。観客もタオルを振り回すし、バンドも最高潮で二番へ突入!というところで唐突に終わる。うーん、残念ですが、タダでこれだけ見られれば十分満足。小さい会場が映像化ってないから、ありがたいですよね、本当に。