Daily "wow"

たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

再生機器として

買いました、PS3Blu-rayが大分普及してきて、DVDで頑張る時代も去ろうとしているので、Ain't No Magic発売を良い機会と思って。普通の再生機器とかBlu-rayドライブでもよかったのですが、値段や自分のPCスペックを鑑みた結果、PS3という結論に落ち着きました。Blu-rayに限らず、DVDもPCで見る必要がないので、楽。ただ、ゲームをやるかどうかは、これからのソフト次第。
B’z LIVE-GYM Pleasure 2008-GLORY DAYS- [DVD]

B’z LIVE-GYM Pleasure 2008-GLORY DAYS- [DVD]

折角なので、買ったPS3でまずDVDを見てみました。久々のGLORY DAYS。何気にこのDVDに対する感想って書いたことないんですよね。雨の日の超豪華セットリストという意味でTyphoon No.15とよく似たところもあるけれど、演出重視だったTyphoon No.15とは真逆の演奏重視のスタイル。バンドの出来や稲葉さんの喉の調子は過去最高レベルで、とても大雨の中でやってるとは思えないキレっぷり。15周年からの5年で、愛のバクダンのようなライブ定番曲、OCEANのようなヒットソングがうまれてるのは流石。
個人的に特に良いな、と思うのはまずBrotherhood。人気曲なので、Brotherhoodツアー以降も何度か演奏されてきているのだけど、どうにも個人的にしっくりこなかった。MONSTER'S GARAGEでの演奏も悪くはなかったけど、常にRUNという曲の影に霞んでいたように思える。この20周年の演奏で久々にRUNと並び立ったなぁ、と思った。セットリストの妙と、ラストのシャウトの後にスクリーン上で握手が交わされるシンプルな演出がぐっときた。
シンプルながらも20周年ならではの演出が憎いのがカラオケだからその手を離して。軽快に演奏する二人を見てるだけで面白い。二人が同じカメラに長い間映ってるのも珍しい。いつも左右に疾走しちゃうからね。ギリギリchop冒頭で短パンになるだけで、一つの懐かしい演出になるのは稲葉さんだけだよねぇ。BUZZ!!以来の短パンでした。
歓声の大きさがPleasureの本質が楽しむことにあるのを伝えてくれるのがNATIVE DANCEと愛のバクダン。前者の観客の笑顔と、後者の観客の怒声に近い歌声。
アンコール3曲は並びも何もかもずるい。グローリーデイズの朗々とした歌声から、RUNの泣かせのMC、最後の最後で燦然と登場するPleasure 2008。いや、素晴らしい。僕はRUNもPleasure 2008も好きだけど、グローリーデイズが特に好きですね。ここでしか聞けないというのもあるけど、曲自体がかなり好きなんですよね。
しかい、ライブ映像並べてみると、最近RUNはプッシュされまくりですねぇ。Typhoon No.15のサイリウム演出、MONSTER'S GARAGEでのドーム1周、そしてこれ。これもライブを丸ごとパッケージした豪華4枚組。2日に分けて、人気曲をほぼ全て網羅した昨年の生誕祭。余りに完全網羅しすぎて、今年の生誕祭でのセットリストは差異を設けるための苦労のあとがモロに見えた。
11文字の伝言〜冬の伝言〜屋根裏の少女の必殺のメドレーがまず素晴らしい。冬の伝言はRoman漫画版に触発して出来上がったサンホラ屈指の泣かせのバラード。ほとんどうライブでも演奏されることがなかったこの曲が映像になったのはうれしい限りでしたね。そこから一気に屋根裏の少女へ突き落すのがまた素晴らしい。
海を渡った征服者達は史実に則った歴史モノ。MCで語られたように聖戦のイベリアと少しだけ関わりがあり、曲調もイベリアの三曲を一つに統合したような楽曲。歌もさることながら大塚さんの語りと号令が素晴らしい。「石畳をただ紅く染めながら!」の部分はいつ聴いても鳥肌モノですね。
冥王〜冥王の壊れたマリオネットのゴス系メドレーもお見事。冥王はサンホラの中でも最もドラマチックでキャッチーな曲だと僕は思う。最後のサビの爆発力が素晴らしい。朝と夜の物語の方が無論思い入れは深いのだけど、陛下が歌う曲の中では声質もよくあってるし、一番良いと思う。陛下の声って結構良い声だし、高い音も出るんだけど、張り上げると変な風にひっくり返っちゃうのが難点ですよね。遺言とかその典型。冥王くらいに抑えてメロディー追う方が上手く聞こえる。
書き出せばきりがないので、この辺で。また見る機会があったら別の曲についても書きたいものです。
にしてもどっちも発売時期を逃し過ぎてるにもほどがあるな…。