ようやく本サイトの方の解説書き終えました・・・歌詞解釈しんどかった（読みたい方は←かもしくはこちらから）・・・よし、こっちではもっと気軽に感想を書こう。
- おかえり
- ほのぼのとした曲。doaの二人のコーラスも迫力があっていい感じです。ただ、「ほら響いてる」の所とかは別に稲葉さんが歌ってもいい気がするんですけど・・・ライブでやることを前提としてたからかな？大音量で聞くとライブで聞いた曲そのものです。（それだけライブの演奏も完璧だった！）一曲目からおかえりなさい、というあたりに優しさが感じられるなぁ。
- Wonderland
- アルバムの中で見ると、暗い感じよりドラマチックな印象ですね。ちょっと曲がやっぱり短いかな？もう少し長くしてくれても良かった。歌詞自体はまとまってるんだけど。最後の「僕がいつか捨てた〜」のくだりが好きですね。なぜかここ聞くと、憂いのGYPSYの「ゆうべの夢の中で〜」のくだりを思い出す。何ででしょう・・・
- THE RACE
- スマートな感じですよね。打ち込みの音のせいかもしれないけど。「今世紀最強の木偶の坊」って歌詞が凄い好き。そんな奴にいつか僕もなりたいものです。サビのメロディも好き。
- 正面衝突
- かっこいいですね。とにかく押し寄せてくる言葉の波に圧倒される。でも、これはライブの方がずっといい。武道館の時のこの曲のテンションの高さは半端なかったです。摩擦係数の妙！ここがツボですね。
- 水平線
- まともなバラードはこれだけかな？メロディ全部が好き。実はサビより、Ａメロ、Ｂメロのが好き。稲葉さんの地声に近い低い声が好きなんです。「夕立の甘い匂い」っていう部分は歌詞も含め最高。稲葉ソロバラードとしてはI'm on fireの次にレベルが高いと思う。波と真逆の曲ですね。
- すべての幸せをオアズケに
- 気だるいイントロが好き。歌の本体となるＡメロ、Ｂメロ、サビはいたって平凡かな・・・歌詞からして多分タイトルチューン的存在なんだろうけど。でも、こういう見方からの歌詞はいいですね。ラップ部分はいいですね。「ここは思い切って皆さん幸福を捨てて下さい」いや、そんな簡単に言われても・・・（笑）最初は共産主義とか「欲しがりません。勝つまでは」的な歌詞かと思いました。全然違うけどね。
- Tamayura
- イントロからキタキタキタキタキターッ！って感じです。このQUEEN的ノリ！B’zじゃないんですよね、こういうの。和製版DEATH ON TWO LEGSですね。（歌詞は別にファンタジーじゃないけど）玉響という言葉を持って来れる稲葉さんのセンスに脱帽。最後の怒鳴り気味のフェイクやファルセット混じりの高音シャウト（久々！）も申し分ない。小島さんに拍手。これライブで聞きたかったなぁ・・・
- ハズムセカイ
- 意外と（？）目立たない楽曲。明るくて楽しげなんだけど、これはB’z向けの楽曲かも。個人的に何か、もう一つ欲しかった。歌詞はDo meっぽい（才能つながり。わ、単純。）。太陽と雨は弾みそうだけど、雷と風は弾むのかな・・・？
- 幸福への長い坂道
- これ聞くと歌詞の通り、夏の暑い日に必死に坂道を自転車でのぼってる風景が思い浮かびます。曲自体は、アコギ二本って事以外地味なんだけど、何か好きなんですね。風船に似た魅力があるというか、なんというか。歌詞も普通なんだけどなぁ・・・
- 横恋慕
- ラテン系でしょうかね。手拍子でも打ちたくなるリズム。でも、ちょっと和っぽくありません？SHINEの冒頭と同じ感じで。スパニッシュな感じは稲葉さんの艶やかボーカルで歌われると和の要素持つのかも・・・琴の音のせいかな・・・？この曲もファルセットのきかせ方が好き。
- SAIHATE HOTEL
- これＡメロとサビ、別々に聞くと凄い好きなんだけど、通すと何となく違和感。松本さんなら絶対無いんだろうけど。でも、これが稲葉さんの醍醐味ですね。何かビルとかホテル（あ、ホテルか）夜の街を見下ろしてるイメージが自然にわきますね。
- I AM YOUR BABY
- シングルの時も良かったけどアルバムの中の方が違和感ないですね。フィドルの音がいい感じです。サビでポップっぽくなるのは前の曲と同じだけど、こっちの方は違和感なし。
- 透明人間
- 凄い歌詞です。なんか引きずり込まれそうになります。本サイトでも書いたけど冷血の人が行くトコまで行ったらこんな感じになっちゃうんじゃないかって思う。そういう意味じゃ、冷血の衝撃を超えましたね、これは。伝言は早めにってことです。イメージは灰色の街を一人（当然自分はカラー）だけで歩き回る感じ。泣いても叫んでも誰も振り返らない。WonderlandのPVの都会版みたいなのが頭に浮かぶ。
- あの命この命
- これも歌詞ですね。ちょっと鼻にかかったような稲葉さんのボーカルが印象的。この曲はサビだけで完全に曲の中身を伝えてますね。凄い考えさせられる。ライブでは聞きたくないかな・・・笑って拍手しながら聞ける曲じゃない。他人事じゃないと思わされる曲です。
- 総評
- マグマと志庵、完全に超えましたね。稲葉さんがようやく自分の出したい音を出せるようになったように感じます。歌詞も本当によいです。でも、だからって、次もこの路線で、とも思いません。たまに言われるからこういうのってハッとするから。そればっかじゃ面白くない。でも、アルバムの中に何曲かっていう形なら良いですね。本当はそういう問題のないセブンスヘブンな世の中ならいいんですけどね・・・中々そうはいかないものです。
